学問・資格

2015年3月24日 (火)

この結末は悔しい

キャリアコンサルタント1級技能士試験の結果通知が他の人に遅れること3日で手元に着きました。仮住まいなので、転送に手間がかかったようですが、他の受験者が結果を語っているのに私だけ結果発表が出来ないのは変な気分でした。Webの発表を見ればすぐにわかるのですが、Yes Noだけでは面白みがありません。そういう意味では人より3日間余計に楽しめたということも言えます。

結果は、「×」でした。昨年筆記試験には合格しているので、今年は実技試験のみでした。実技は、論述と面接にわかれており、それぞれに60点以上取らねばなりません。私の成績は面接は63点(基本的態度67、関係構築力60、問題把握力65、具体的展開力60)でこちらはクリアしました(4つの視点で1つでも60点以下なら不合格)。しかし、しかし、思わぬ落とし穴がありました。論述が59点と1点不足で未達という結果。これは悔しい! あと1点で、1級の難関を突破し全国で100人の中に入り、新しい世界を見ることができたと思うと悔しくてなりません。この1点はなんなんでしょう?
今回の試験の合格率は、8.8%。私の仲間は、私を含めて5人受験して、全員不合格でした。皆何かが不足している。私と同じ論述で落ちた仲間もいました。
まあ、落ち込んでばかりもいられません。執行猶予はあと1年あるので、再挑戦を宣言しました。考えを切り替えます。1.落ち方としてこれ以上劇的な形はない、2.何もかもうまくいくと好事魔多し、3.次回につなげることができた、4.最近スランプ気味だったカウンセリングに自信が戻ってきた、5.あと1年やってみて私自身のサードキャリアを決める転機とする、とまあ、考えてみると、残念なこと以外はプラスばかりです。昔珠算の1級試験で1問差で落ちた後満点に近い得点で合格した中学時代と同じように、捲土重来、次はトップ合格をめざします!
3月末現在、CC1級に最も近い位置にいる男の戯言でした。

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2014年2月 7日 (金)

撃墜された

世の中が大学の受験で騒がしい頃、私は「1級CC技能士検定」という国家試験のうちの実技試験を受けてきました。場所は懐かしい渋谷の「フォーラム8」で、駅から行く途中に関西大学の入試試験会場を通りました。

結果から先に言いますと、試験は散々の出来でした。よくもこんな無様なロープレをしたもんだ、と自分自身の不甲斐なさにまいっています。実は敗因ははっきりしています。大きく2つありますが、どちらも私らしいケアレスミスです。1つめのミスは、ロールプレイの相手からカウンセリングの経過書きを見せられるのですが、それを全く無視して進めてしまったことです。折角、用意してきたのに、全く顧みられなければ、信頼関係がうまく構築できるわけがありません。この辺りは頭の片隅にはあったのですが、本番ではとんでしまいました。2つめのミスは、時間配分です。練習で時間が余ったので、じっくりやっていけば丁度いい、と思っていたのですが、時間内に締めることができませんでした。というより、完全に時計の読み違いというミスを犯していました。始めと終わりが悪いのですから、中は推して知るべしです。良い緊張感が久々に味わえると喜んでいったのですが、想い以上に緊張していたということでしょう。であればこれが実力です。

完膚無きままに撃墜されて帰ってきました。妻をはじめ応援してくれた仲間や知人に対しては期待外れで申し訳ない、の気持ちで一杯です。ただ、毎年チャンスはあるわけだし、敗因は是正できるし、だれかが迷惑するわけではないので、1年間の出直しを誓いました。幸い、筆記試験の方は、合格点に達していると思われるので、1年間かけて実技試験の課題を達成してみせます。

この程度のテストでも撃墜されると悔しいのですから、オリンピックの本番で力の出せなかった選手の心境は察してあまりあります。4年間すべてを犠牲にして、本番の短い時間にかけるのですから・・・。まして、現地で怪我などで出場できなくなった選手の胸中は筆舌に尽くしがたいものがあるでしょう。

私は実はこの手のケアレスミスを過去何回も犯してきました。今回は体調も良く万全を期したつもりでしたが、やはり悪い癖がでそうな落とし穴がありました。2級の試験では老眼鏡を忘れ字が全く見えないまま消しゴムを使い論述試験で落ちました。受かったのは2回目です。コーチングのテストでは、何回もかかせる受験番号のうちのいくつかを間違えて雑に書いて出してしまいました。受かったのは3回目です。CC講座のトレーナー試験では、持ってきたボールペンの字が太すぎて結局何を書いたかわからないものをそのまま提出してしまいました。同期の仲間は皆合格しているのに私だけが条件付き合格でした。

というわけで、今回も落ちるべくして落ちたのでしょう。しかし、私には、「楽天的な気分転換」の方法が多々あります。今回は試験終了後、お茶の水から横浜に移動し、前から欲しかったベースギターを大枚をはたいて購入しました。ビートルズのポールマッカートニーの愛用していたヘフナー製(ドイツ)のバイオリンベースーキャバーンタイプです。
さらに、応援してくれた数人の知己に結果をオープンにしました。これは私がよく使う手でカタルシス効果で結構すっきりします。
人生こんなことの繰り返しですね。

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2012年10月28日 (日)

新手法

私は新しいことにチャレンジするのが好きです。「前例にない」などと言われると、かえって反発したくなる自分がいます。研修や授業で同じことを何回もやるのが苦手で毎回どこか変えます。通勤も毎回違う道を歩くのが好きです。最近、その実例が現れました。

1回目は、9月の「チームMJ」。テーマは、「パーソナル・ファウンデーション」。このテーマを何回かに分けて全員で深堀しようという企画でしたが、1回目は初回ということもあり、議論があらぬ方向にいってしまい、発案者のモチベーションを著しく落とす結果になりました。2回目を引き受けたのが私です。基本的な考え方として、1.既成概念はRESETし実践に役立つ、2.全員参加、3.一人一人が何かを手に入れて帰る、という3点を勘案し、当日に臨みました。9人の参加者に、進行予定を配った後、本論の討議で私は、「リレー・コーチング」という手法を使いました。もともと、チームMJはコーチ出身者が母体となっているため、入りやすいということもあり、それが当たりました。終了後、メンバーからも多数のOKメッセージを頂戴しました。コーチ出身者は、「そうだ。あっこんなやり方があったんだ。」と思ったはずです。

2回目は、年に1回行われるNPOの研修会です。当日のプログラムとして、「働きたいお母さんの就業支援」と題して、パネル・デイスカッションをやろう、ということになりました。この企画が決まった時、私は代表をはずれることを発表し気分が良かったため、ファシリテーションを自らかってでてしまいました。いつもの自ら墓穴を掘るパターンです。その後、私の思惑とは逆に、話は大きくなり、外部からのお客様も見学可能ということになり、当日は50名近くの人数になっていました。なんと、かの有名なK先生も参加されました。
ここでは、クライエントの視線を大事にし、やはり全員参加でできないものか、と思案しました。パネラーが4名、評論家・コメンテータが3名、私が司会で時間は80分です。思案の挙句、「PW方式」というやり方を思いつきました。外部の人がいる前で、初めてのやり方を試みるのは、リスキーでしたが、成功のイメージばかり湧いてくるのを止められません。
パネル・デイスカッションで問題点を抽出し、テーブルに分け、「ワールド・カフェ」を行うという、2つの手法を組み合わせたものですが、結果は、「上々」でした。K先生からは、「すごい衝撃を受けた。あれだけできればもう1級技能士ですよ」と凄い賛辞をいただき、舞い上がってしまいました。また辛口の先輩や仲間からも惜しみない称賛をいただきました。

この2ケースが典型ですが、前者は対象がコーチ仲間であり、後者は対象がカウンセラー仲間であったことが幸せでした。とくに後者ではパネラーや評論家をやってくれた仲間のレベルが高かったことが最大要因です。学生や一般人ではこうはいきません。全員がこちらからの方法の説明をすぐに理解し私の思うように動いてくれました。おかげさまで、本当に楽しくできました。どんな仕事でも、工夫し楽しくやることが、うまくいく秘訣と改めて思ったしだいです。

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2009年12月 7日 (月)

MBTI

新しい「自己理解」のアセスメントを、6日のCC研でやってきました。産業カウンセラーの教科書にも出てくるマイヤーズ氏とブリッグス氏の創始になる「MBTI」という心理検査ー自己理解ツールです。毎年ワールドワイドで約500万人もの人が受けているというものです。

先日記入を済ませ、フィードバックを受けるため、12人が集まり、興味津津の中、厳かな感じで始まりました。仲間のI氏が先生です。

MBTI」は4つの要素について、人格を16通りに分類します。私はいままで様々な自己理解ツールを使ってみて、4×4ぐらいに要素分類して、理論的・体系的に分ければ新しい面白い手法ができると、心の中で温めていたアイデアがあったのですが、「MBTI」は私の野望を打ち砕くのに十分なショックを与えました。

それは、内向―外向、感覚―直感、思考―感情、判断的―知覚的の4要素からなります。日本語で字面を見ると訳のわからないところがありますが、先生の説明とテキストを見れば言いたいところはよくわかりました。

それぞれの切り口で、自分と同じ感覚の人と一緒にいることがすごく居心地がいいと改めて実感しました。おかげさまで大きな副産物は、出席者全員の顔と名前がようやく一致したということです。

MBTI」は楽しめるし、企業研修では有力なツールになることは間違いありません。しかし、簡単に飛びつけないところがあります。最も厄介なのは、著作権に対する厳格さでしょう。研修をやるたびに、資料回収や報告義務にはシビアそうです。そして、費用が約20万円。これもちと高い。やるぞ、と手を挙げてはみたものの、腰が引けている私がそこにいました。

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2009年11月10日 (火)

OKメッセージ

「チームMJ」の活動に少しづつ成果が表れてきました。立ち上げて、約1年半。スタートの1年は、「○○力について」とテーマを決めて、本を読み、座長のM氏が要点をパワーポイントで説明。内容について、全員で討議するというやり方をとりました。最近は、メンバーの1人が自由議題を発表する。それを出席メンバーで討議という運営スタイルに変わってきました。

8日は、C社のAさんが発表しました。AさんはC社人事部の優秀な女性マネジャーです。部下のTさんとともに、人材開発を担当しており、新入社員研修に、チームMJでは定番の「OKメッセージ」を取り入れました。具体的には、2か月余りの研修の中で、毎日「夕令」の担当を持ち回りで決め、自由テーマで話をしてもらう。そして、話の終了後、他のメンバーやスタッフから、OKメッセージの言葉とカードをもらう。まさに、チームMJのMo氏の十八番です。結果、所期の目的以外に、絆の構築、視点の豊かさの発見、OKメッセージの内容の濃さ、プレゼン能力アップなど、望外の効果を得た、とのことでした。

私は、企業研修時は、チームMJで学んだ「OKメッセージ」を多発します。「OKメッセージ」は、雰囲気を和らげ、I'm OK,You're OKの気持ちが相互に充満し、自信回復し気分良く次につながるという効果があります。立証済みです。ただ、カードなどの小道具を使って雰囲気を盛り上げるMo氏の真似はとてもできません。やはり、元祖や始祖はものが違うということでしょう。

私の場合だけではなく、他のメンバーの仕事に、「チームMJ」の勉強会が寄与するというのは、この上もなく喜ばしいことです。座長のM氏の温かい人柄も効果的に機能し、柔軟でなんでも言えて、ためになる勉強会になってきたな、と実感しました。もう1つ喜ばしいことは、勉強会の後の食事会の場所が定番になったことです。お茶の水駿河台下にある「海蔵」という店。魚介類の料理がとにかく美味。だから酒もうまい。勉強会の楽しみ倍増です。

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2009年2月 8日 (日)

敗軍の将、兵を語る

キャリア・コンサルタント技能士の実技試験を8日(日)受けてきました。家を、10時に出て、京浜幕張の駅に着いたのは、正午過ぎ。駅のそばで、大好きな卵&コロッケ入りかき揚そばをいただいてから、試験会場に、定刻5分前に到着。江ノ島グループではOH氏、OG氏、S氏の3人に私を加えた4名がこの日この時刻の受検生でした。

しばらくして、実技試験の部屋の外に案内され、息つく間もなくすぐにIN。試験官は、男性1名と女性1名。クライアント役の女性1名。男性より試験要領の説明があった後、クライアント2のケース(吉田さん)で、すぐに実技試験が開始されました。時計は見易い左側の位置に置いてあり、まずは、ラッキーと思いました。座り方は、話しやすいようにちょっと位置を変えてみましたが、その間、自分が浮足立っているという感じはありました。楽しむつもりで行ったのですが、やはり緊張していたようです。

私の作戦は、10分は傾聴、5分は質問タイム、最後の5分を次回につなげること。ぺイシングに心がけること。という2つの大まかな戦略をもって臨みました。クライアントは、口数少ないタイプでしたが、3年前に同じ場所で受けたキャリコンのテストで経験しているので、丹念に傾聴しました。結果、そこそこ話を引き出すことができ、クライアントに笑いが出る場面もありました。この調子ならいける、と思いながら、17分ぐらいを経過しました。ずうずうしくも、もうこの時点で合格を意識しました。

まとめの時間に入った、とフィニッシュを意識し、要約に入ったのですが、私の不用意な一言がクライアントの態度を硬化させてしまいました。一度、迷路に入ってしまうともう修正できませんでした。私が何か言うたびに泥沼に入っていってしまいました。全くコミュニケーションにならない3分間のエンデイングが現出したのです。17分までよかったのに、最後の3分ですべて水泡に帰した、というわけです。口頭試問で挽回ということもあるかもしれませんが、もうモチベーションが完全にダウンし、カーッとなっていて、何を申し上げたかも覚えていません。キャリコンから見た視点など全部飛んでしまいました。クライアントが当惑をみせた時点における緊急時咄嗟対応能力の低さと諦めの早さは、私の弱みなのですが、ここでもそれが出たようです。

「100里の道も99里をもって半ばとせよ」という諺を思い出します。私は、1回のカウンセリングは、1局の囲碁を打ち上げることと似ていると思っています。今回の実技試験を囲碁に例えると、終盤まで勝ち碁だったのをヨセの段階で自らのダメを詰めて大石を取られて逆転された一局ということになるでしょう。

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2009年2月 1日 (日)

かながわCC研

月も変わり、小忙状態も1段落したので、本日からブログを再開いたします。スタートは、「かながわCC研」のお話をいたしましょう。「かながわCC研」は、昨年11月頃、産業カウンセラーのS先生から紹介されていたコミュニテーで、昨年は出席できず、昨日初めての出席と相成りました。産業カウンセラーの資格を持った人なら、だれでも参加できる開かれた勉強会で、歴史のあるものではなく、昨日が4回目ということでした。上大岡のウイリング横浜の会議室で、出席者22名でした。

私の恩師であるW先生や、江ノ島グループのK氏、I氏も出席しており、初めての出席なのですが、違和感や居心地の悪さは全く感じません。午前中は、これからキャリアコンサルタント国家技能試験を受ける人のために、試験を想定したロープレが行われました。私は、論述試験で、老眼鏡を忘れて大失敗したので、今一盛り上がらない気分でしたが、久々のロープレをやってみて、モチベーションを持ち直した感じです。そしてメンバーをみてみると、様々な現場でインストラクターの立場にある人が、0ベースから一斉にこの試験を受けていることに、ある種の感動を覚えました。

午後は、OHBYカードなるものの説明とそれを使った2人一組によるカウンセリング演習が行われました。OHBYカードとは、職業を48種類にイラスト&写真化し、自分が選択する職業と選択しない職業に瞬時に分けて、結果から気づきを得る、というものです。ゲーム性があって、楽しくできますし、様々な気づきを得ることができます。これを作ったアイデアマンに乾杯です。キャリアカウンセリングには使えそうなので、その場でさっそく1部購入しました。OHBYカードを手に入れただけでも収穫大です。

終了後、W先生を中心に、総勢5人で、上大岡の地下で食事となりました。もともとW先生&I氏とは、食事の約束をしていたのですが、江ノ島GのKA氏と元江ノ島GのKU氏にも声をかけさせていただき、5人で、夕方からおいしいお酒をいただき、幸せ一杯の気分になりました。特に、W先生には、大変お世話になっているにもかかわらず、1年以上もご無沙汰していたので、この機会にお会いできてよかったと思っています。ひょんな形で様々な人と再開する、これも私の生活の中での楽しみの1つになっています。

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2008年12月21日 (日)

キャリア・コンサルテイング技能検定

今年から始まった「キャリア・コンサルテイング技能検定」の2級実技(論述)試験を受けてきました。場所は、渋谷の青山学院大学。キャリア・コンサルタントの資格は、10の団体が発行しており、資格はもっていても使わない人が80%以上いて、技量を揃えるのが狙いと聞いています。アンケートによると、月に1回ぐらい使う人がほとんどであったように記憶しています。今回が第1回目ということで、講習を受ければ、筆記試験が免除になると聞いて、急遽エントリーしました。各地で各団体が有志で勉強会をやっていましたが、私は予定がつまっていて全く出席できなかったので、なんの準備もせず完全なぶっつけ本番になりました。

試験の内容は、思った以上にリーズナブルな感じだった、と思いますが、私自身の出来は後から思うと酷いものでした。考えがひどく散漫でまとまりがなく、書いた字の大きさも行によってバラバラという答案でした。誤字も発見しました。終了して、仲間と軽食して、家に帰ってから、いつもの感じと違うので考えた結果、原因に思い当たりました。試験にはいつも持参する老眼鏡を不覚にも今回は忘れていったのです。普段は滅多に老眼鏡はしないのですが、老眼鏡には文字がきっちり見えるという本来の機能のほかにかけた瞬間試験モードの真剣スイッチが入るという意味もありました。試験が始まった瞬間、老眼鏡がないことに気がついたのですが、やむをえずそのまま答案を書かざるをえず、何度も消しゴムで消して、ぐちゃぐちゃの答案になっていた、と思います。

最近、外に出ると何かひとつ必ず不具合がある私なのですが、今日の老眼鏡忘れはどうだったでしょう?甘く見ていた代償でしょうか?次の実技テストは、来年2月です。なんとかモチベーションをあげて臨みたいものです。私は過去痛い目に逢って初めて学習するということがよくありましたが、相変わらずのようです。

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2008年10月21日 (火)

国家試験

キャリア・コンサルタントが国家試験になる。今年から始まる。10ぐらいの団体が養成講座と試験を実施しキャリアコンサルタントの資格を発行している。、能力にバラツキがある、というのがそもそもの発想で、資格をとっただけで、技能レベルの低い者、ペーパードライバーが多い、というのが検討の発端になったやに聞いている。実務経験年数が3年以上という受検資格がある。私は今回は受験資格がないと思っていたが、企業の人事部で相談業務をやっていればOKということ。さればM社時代の社長業務による全般的な人事労務管理は充分該当すると専門家から聞いた。さらに、特別講習を受けると、学科試験は免除されるという情報をキャッチ。ということで、実技試験だけならやれそうなので今回受検することにした。20日は、その学科免除の特別講習の最終日で私がすべりこみエントリーした日であった。大門の退職金機構ビルの8Fに、AM9:45に訪れると、約150名ほどの受講者がいた。江ノ島の仲間も3人来ていた。教科書を渡され、10の項目について講義形式で進めていく。PM3:30で講義終了し、筆記試験となった。内容は話を聞いていればできる問題で、ラインは70点以上。予想通り、全員合格となった。我々受検生にとっては、これでいいかもしれないが、なにか心の中を寒風が吹きすさぶ。その1:国家試験にする意味がFITしない。こんな事に時間と金を使う以前に、厚労省はもっとすべきことが多々あるだろう。その2:形式だけの学科試験免除はビジネスの臭いがする。私は学科免除の権利を金で買った、という気がする。その3:経験年数云々を言っているが、ハローワークなどに勤めている人ばかりが対象ではないはずだ。もっと一般に門戸を開き、人事経験者だけではなく、広くあまねく人材を集めるべきだ。それが優秀なカウンセラーを育てるもっとも有効な手段と思う。最近は秋晴れの晴天が続き、すがすがしい気候を満喫しているが、このキャリア・コンサルタントの国家試験には、バタバタ感と不納得感、そして非優先感を感じる。しかし、そうは言いながら職業上受検しようとしている私がいる。

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2008年8月 3日 (日)

カウンセラーの集い

昨日、今日とたまたま産業カウンセラー絡みで行動した。昨日は、夕刻より、「産業カウンセラー養成講座2007」(以下、SC7という)の卒業メンバーの暑気払いを行った。メンバーは、15名で、1人も脱落者無しというある意味、珍しい、ある意味メンバーに恵まれたコミュニテーである。私はこのSC7の飲み会幹事である。4月始めに続いて、涼しくバーベキューを、という希望を受け、場所は、「そごう」の傍にある海沿いの「YOKOHAMA BBQ」という所でビール飲み放題という趣向で行った。出席は、9名であったが、みな楽しそうである。SC7は、ただ集まって飲んでいるだけだが、かえってこういうほうが、維持していくには、いいかもしれない。何の屈託もない。飲んでしゃべって、帰ればいい。次回は、9月はじめ、先生の還暦祝をしようということが満場一致で決まった。今日は、JICA(日本産業カウンセラー協会)神奈川支部主催の朝からのセミナーに参加した。この団体のイベントには初参加であったが、席が隣になった初対面の2人も今日が初めてと言っていた。それだけ、今日のセミナーは人気がある、ということか?表題は「カウンセリングマインドを仕事に生かすコツ」。講師は堀美樹子氏であった。素直に私の感想を言うと、セミナーの中身より、講師の人となりと履歴に興味をもった。過去、心身症を患って、見事に方向変換し、若いのに、JICAの講師をつとめるまでに至ったプロセスには、充分惹き付けられた。実は、M社社長時代におきた心身症の秘書のいやな事件を想いだしていた。堀氏の話は、様々な人に、元気を与えるであろうことは容易に想像できる。話のスピードや声のトーンも私には快いものであった。これからも、JICA神奈川支部のイベントには、時間の許す限り出席してみよう。コーチ21のイベントに比べると、余程有効性が高いように思う。

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