スポーツ

2012年8月12日 (日)

オリンピック感動ベスト5

ロンドン・オリンピックが終わりました。多々ある感動を記憶にとどめるため、「私の感動ベスト5」をまとめておきましょう。見ていて、心に「ジーンとしびれが来たかどうか」を判断の基準にしました。

1位:女子卓球団体(銀)。準決勝のシングルスで2連勝した後のダブルス戦で勝った瞬間、ウルウル来ました。歴史的に初ということもありましたが、青春を卓球に捧げている3人娘のここまでのひたむきな苦労と努力が胸を熱くしました。ここまで、TV中継は必ず見てきたし、このオリンピックでもっとも注目していたので、特に想いいれが強かったようです。

2位:女子サッカー(銀)。とにかく期待にこたえてくれて、期間中ずーっと楽しませてくれました。前回のWCのように派手な大技はみられなかったものの、絶対にあきらめない姿勢と明るさは最高に格好良かった。睡眠不足の原因となりました。

3位:女子バレーボール(銅)。予選はひやひやさせ、とてもメダルまでは無理だろう、と思っていました。ところが、中国戦が歴史に残る名試合でした。フルセットまでもつれ、最後の最後までどっちが勝ってもおかしくない展開を日本が制しました。そして、3位決定戦は宿敵韓国を圧倒しました。韓国戦でS選手を使うなど持ち駒をフルに生かしたM監督にアッパレ。

4位:男女の水泳陣。とにかくチームワークの良さを感じさせました。ほとんどの選手が持てる力をだしたのではないでしょうか?コーチ陣、スタッフのマネジメント力に乾杯!「27人のチーム」「手ぶらで帰すわけにはいかない」などの名言が生まれました。男子の400Mメドレーリレーが圧巻でした。

5位:男子レスリング66K級(金) 最終日の最終競技であったが、様々な付加価値的な意義がありました。参加して100年目のオリンピックで、400個目のメダル。そして、オリンピックの新記録である38個目のメダル。こういう瞬間を同時に演出した意義多き試合でした。

番外:フェンシングの2秒での逆転、男子体操団体戦の採点の修正、女子のバドミントン、アーチェリーなど、どの競技もドラマがあり魅力的で今回はベスト5の選定に迷いました。迷った結果、上記の順位となりました。

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2012年1月 4日 (水)

88回箱根駅伝

今年も箱根駅伝を観戦しました。第88回ということで、私的には意義ある大会です。2日、3日と、自宅より徒歩10分程度の国道1号線に出て、リアル感を楽しみました。

結果は、大方の予想通り、本命の東洋大学のぶっちぎり優勝となりました。全く付け入るすきのない完璧な勝利です。2位に対抗の駒澤大学、3位は明治大学でした。我母校は4位でしたが、よくやったと思います。監督の談話では、優勝できなかったという敗戦の弁がメインでしたが、私から見れば、胸を張っていい、と思いながら、インタビューを聞いていました。

本日のメインテーマは、「モチベーション」です。人は、モチベーションが上がった時にいかに力を出すか、というテーマに今回の駅伝は好例を示しました。まずは、優勝した東洋大学です。山の神であるスーパーリーダーが1人いるのですが、驚いたのは、他のメンバーが各区間で1~3位の上位の成績を残したことです。いままでとは全く異なる内容でした。スーパーリーダーが一人いるときに、機能する組織というのはどういうものなのか?その見本と言えるでしょう。毎回リーダーにぶら下がってはいられない、前年21秒差で逃した優勝を勝ち取るという共通の目的がきっちり共有されていた、という2点が心に火がついたのではないでしょうか?なぜか、女子サッカーの「なでしこ」とダブりました。

青山学院大にも似たことが言えます。2区で区間賞をとって9人抜きを演じたスーパーリーダーを見殺しすることなく、逆に他のメンバーが盛り上げて、見事5位に入りました。目的の共有化と心の灯がやはり発生していたように感じました。一人一人が実力を十分発揮するパターンがこれです。

もう1校。感動したのが城西大学です。恐らく初めてのシードでしょう。前回3秒差でシードを逃した大学です。往路5位に入り、このままキープできるか注目していましたが、見事6位に残りました。大拍手です。地味な大学で、めだつスーパースターがいない中で、この成績はたいしたものです。目的の共有化はきっちりできていたと思われますが、東洋大や青学大とはモチベーションのパターンが異なるように思います。

応援していた東海大学は残念でした。すんでのところで、復路では繰り上げスタートとなり、モチベーションの維持が難しかったのではないか、前述の3校とは逆のパターンが働いたように思います。逆に東京農大は、往路で約40分遅れるトラブルがあったにもかかわらず、復路は意地をみせました。神奈川大学の走者が倒れながら繰り上げ時間ギリギリで襷をつないだことも感動でした。

悲喜こもごもの88回箱根駅伝でしたが、もう少し分析していくと、モチベーションの公式がつくれるような気がします。モチベーションが上がるか、下がるかは、意外と紙一重のところに裏表があるような気がしています。

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2011年7月18日 (月)

女子サッカー ワールドカップ

18日(月・祝日)は、朝4時に起きました。女子サッカーのワールド・カップの決勝アメリカVS日本のTV観戦のためです。当日は仕事が無く休みであったのと、もしかするとこの試合はサッカー界において歴史的な試合になるのでは、という予感があって、3時間寝てすぐにTVの前へ集合となりました。

丁度娘夫婦が遊びにきており、大人が6人いました。その中で、サッカーを観に早起きしてきたのは3人でした。この3人は正解でした。期待にたがわぬ好ゲームが見れました。凄い試合でした。少なくとも私が観たサッカーの試合の仲ではベストでしった。

私は前半10分経過あたりからの観戦でしたが、とにかくアメリカに押されっなし。相手のミスに助けてもらっているというのが率直なところでした。しかし、押されながらも、前半は、0対0。後半、先制したのはやはりアメリカでした。瞬間、銀メダルでいいじゃないか、という想いが脳裏をよぎりました。ところが、信じられないことにすぐに同点となりました。難しいこぼれ球を、アウトサイドに足を使って、軌道を変えて同点とした日本女子のテクニックに感心。私は昔空手をやっていましたので、このキックの難しさはよくわかります。脱帽です。

舞台は、1:1で延長戦に。またまた延長戦の後半、決定的に見えた得点はアメリカの方に入りました。電光石火のへデイングによる得点でした。こんどこそは終わりとあきらめの早い私は思いました。ところがまたしても奇跡がおこったのです。日本は、コーナーキックのボールに飛び込みながら芸術的な軌道修正キックを放ちあっというまの同点としてしまったのです。このテクニックは更にすごい。通常の足の動きとは真逆の方向に足先をひねって、飛んでくるボールに走って合わせる。はじめてみたテクニックです。空手で言うと、横蹴りと後ろ蹴りの合わせ技のような感じです。映像を見る限りでは、よく見えません。

そしてPK戦へ。PK戦はドキドキします。そんな中、日本は1発目のPKをゴール・キーパーが足で止めたのです。信じられません。奇跡を観ました。何か得も言えぬ強い力が日本チームの背後にいるような感じがしました。アメリカは浮足立ち、PKをミスる選手も出る始末。PKが始まる前、笑顔がこぼれていた日本の監督の表情が結果を物語っていたような気がしてなりません。

日本の女子は世界一になりました。まさに歴史的な快挙です。この10年ぐらいの我人生で、スポーツ観戦というジャンルにおいて、見ていて涙が出るような感動を与えてくれたのが、このゲームでした。歴史的なイベントに遭遇する可能性がある時は、第一優先としてチャンスを求める。そんなことも、自分の人生に対するモチベーションを上げるのには有効に機能すると改めて思いました。

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2011年1月27日 (木)

日本サッカーが面白い

日本サッカーが面白い。ザッケローニ氏が監督になってからが特に面白い。アジアカップの準決勝韓国戦は、今現在の日本サッカーの面白さを十分見せてくれました。

試合開始まもなく、PKを取られ先制点を許すも、前回のカタール戦同様、きれいな横の連携により、すぐに同点に追いつきました。後半は、ラッキーなPKを得たものの、キッカーがはずしチャンスが潰えたとみえた瞬間、後ろから走りこんできた別の選手がこぼれ球をゴールへ蹴りこみました。この時点で残り時間が少なく、逃げ切れるかと思いきや、終了直前に韓国に同点ゴールを許してしまいました。まさに一喜一憂の展開です。30分の延長戦。両陣営チャンスがありながら決め手を欠き、勝負はスリル満点のPK戦へ。WCのいやな想い出を打ち消してくれたのが、ゴールキーパーの川島選手でした。なんと2本続けてとめたのです。韓国は、キーパーに圧倒されたかのように、3本目ははずしてしまい、なんと3本続けて、×となりました。かくして、大熱戦に終止符が打たれました。

点をとられても取り返す、最悪の変化に対応する、緊張の場面で最大の力を出す、これらが今の日本サッカーの魅力です。以前の日本は、ゴールが遠く、私のような中途半端なファンにとっては、サッカーは動きが少なく点が入らない観戦しがいのないスポーツでした。しかし、今は全日本の試合が楽しみになりました。点の取り方、共通目標、役割期待等、メンバーが1つになって達成に向かっているプロジェクトチームの理想の姿をそこにみています。

私が注目しているのが、ザッケローニ監督。就任当初の彼のインタビューの態度とコメントを聞いて、ヒューマン・マネジメントに優れた人で今までの外人監督にはないイノベーション的な期待を抱いていました。就任後7連勝という結果もついてきました。それはここまで日本選手のレベルを上げてきた先人の努力の結晶なのですが、Z氏にはそれを引き継いだという意味で「ツキ」の存在も感じます。「ツキ」は大事です。

聞くところによると、Z氏の契約は2012年までの由。調子が落ちた時に、不用意にマスコミがたたいて、Z氏のモチベーションが落ちて中近東の国のオファーに応じてしまうことのないようお願いしたいものです。2014年のWCは今の体制で戦ってほしい。

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2010年11月18日 (木)

栄枯盛衰

大相撲九州場所、双葉山の69連勝を破る勢いであった横綱白鵬が前頭2枚目の稀勢の里に敗れました。白鵬の連勝記録は、江戸時代の力士谷風と並ぶ62連勝という歴代2位に留まりました。白鵬が負けた瞬間、意外だったのは、観客の反応です。座布団が飛ぶわけでもなく、淡々と土俵を見上げているという感じで、日本人は喜怒哀楽がないのか、と思うほどの静けさでした。しかし、私の胸に手を当ててみると、この反応は分かるような気がします。私には次のような思考のメカニズムがありました。大相撲は日本の象徴→双葉山の記録は日本人の誇り→神格化された誰しもが認める双葉山以上の力士こそがこの記録を破るべき→白鵬は強いし人柄もいいが双葉山は超えていない、→朝青龍というライバルもいない、他の力士が弱すぎる→双葉山の記録は破られて欲しくないが、破られそう→記録は破られるためにある、破られても仕方ない⇒破られた後、相撲が廃れる? 69連勝以前に白鵬が負けることを私は期待していたのです。結果はそうなったのですが、観客の反応は、私のような感情の裏返しではなかったでしょうか?

世界バレーで、女子が銅メダルを獲得しました。32年ぶりの快挙とのことです。私はアメリカとの3位決定戦は第4セットからTV観戦しました。2セット先取された後でしたが、途中からアメリカを引き離した勝利には久々に興奮しました。真鍋監督の選手起用には特に共感しました。適材適所に12人(?)のメンバー全員が使われていました。我々素人の眼で見て、全日本に選ばれた選手11人がきっちり役割を認識し、それを使う監督が有限実行している、そんな縮図がみえてきました。これは日本シリーズを制したロッテ・マリーンズの西村監督と共通の臭いを感じました。最終セットは15点勝負ですからスリリングです。競り合っても、今回の全日本は折れません。前日のブラジル戦のジュースを35点で制した実力は本物でした。途中から弾みがつき、最後の木村選手 のスパイクがブロックアウトになった時は、女房殿と手を叩いて喜び合いました。メダルを取るのと4位では大きく違います。一番影響するのはモチベーションでしょう。今後に向けて大きな自信を得たということが最大の収穫となります。努力してきた選手個々が報われた事に大きな喜びを感じました。

未来永劫勝ち続けることはありませんし、努力を継続していけば負け続けることもありません。栄栄盛盛もなければ枯枯衰衰もない。「栄枯盛衰」実に言いえて妙、味のある言葉です。

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2010年6月16日 (水)

強さが応援力を育てる

朝日新聞の天声人語に「辛抱の果てに歓喜がある」という言葉がのっていました。サッカーワールドカップの第一戦、日本がランク上位のカメルーンに、1-0で勝つ、という予想外(?)の朗報がありました。なるほどいい言葉だ、と思いながら、私の頭には、別の言葉が浮かんできました。

「強さが応援力を育てる」というフレーズです。特定のサッカーファンを除いて、今回のワールドカップは、従来に比べて、盛り上がりに欠けたものに私にはみえました。直前に行われた練習試合で総負けとなり、弱すぎてあまり期待できない、というのが、その理由やに思います。とはいいながら、TVはちゃんと見るのがファンの心理。期待していなかったが、もしかして、と密かに期待はしている、という状態。試験の結果を知る時などの心理に似ているかも知れません。思いもよらず願いが叶えば、それは歓喜ということになるのでしょう。

私は、横浜ベイスターズを応援しています。昨シーズンは、驚異的な勝率の低さでダントツの最下位でした。ところが、今シーズンは、スタートは悪くなく、まあまあの勝敗なので、近々おいしいビールを飲みに横浜球場へ観戦に行こう、と決めていました。しかし、セパ交流戦で最下位となり、あの不調をかこったヤクルトにも抜かれ、今は定位置の最下位です。どうも、応援に行く気が萎んできています。

オリンピックでもそうでしょう?強いから応援する。弱ければ、応援する気がなくなってしまう、というのは、残念ながら、一般心理のように思うのです。例の「性弱説」の視点からもこの状態は説明できます。選手の身内や、特別な阪神ファンのように、結果に関わらず応援する、というのが美しく理想ではあります。しかし、大勢はそうはいかない、ということではないでしょうか?考えてみると、バレーボールを私は応援していましたが、オリンピックでの敗戦以来、興味が薄れてしまったことに気付きました。一般大衆とは、かようにいい加減にブレルものです。

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2010年1月14日 (木)

記録と引退

元気が出るニュースがありました。大相撲の1月場所、大関魁皇が808勝という幕内在位の前人未到の記録を達成しました。そこには、千代の富士、北の海、貴乃花など、名横綱がずらり。大関は魁皇だけです。魁皇が右上手をひいたときの強さは、無類です。負けた場面はないと記憶しています。また、「気はやさしくて力持ち」を絵に描いたような風貌で人柄の良さが顔に現れている私も大好きな超人気力士です。人格的にも他の力士の尊敬を集めるとともに、多くのファンからは長く現役でいてほしいと願っていることでしょう。

魁皇の新記録達成が、12日。翌13日には、関脇千代大海が引退を発表いたしました。大関在位の最長記録を持つ名物大関ですが、たび重なる怪我には勝てなかった、まさに満身創痍の引退です。引退の引き金になったのは前日の魁皇戦。魁皇の新記録達成の相手が千代大海でした。2人は日頃励まし合う仲であったようです。これも運命のいたずらでしょう。私からみると、千代大海にとっては、魁皇に引導をわたされてよかったのではないか、ふっきれたのではないか、と思います。

千代大海の引き際は立派です。ここにも爽やか感があります。人間、どこで現役に幕を下ろすか、潔い引き際が大事と私はいつも思っています。ボロボロになりながら、「がんばったけど、もうこれ以上できない。」という千代大海にエールを送ります。2人の大関はそれぞれけがに悩まされ克服しながら相撲を取ってきましたが、今回対象的な岐路をみせたことに不思議な感動を覚えました。

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2010年1月 9日 (土)

継続は力?

私の友人には、テニスやスキーのスポーツマンが多数いて、彼らは定年後もそれらのスポーツを楽しんでいます。彼らの共通点はダイエットとは無関係の健康な肉体をもっていることです。私は?というと、これといったものがありません。8年前に大病してからというもの、ゴルフをはじめ運動とは無縁になっていました。これではいけないと、できることからやってみよう、ということで、昨年は太極拳やヨガに参加してみました。しかし、新しい勤務が決まったり、滑った転んだしているうちに、中途半端で終わったのが通常のパターンでした。最大の問題は、ついていけず、なかなか上達しないことで、モチベーションがあがらないということでしょう。

そんな中、ヨガはもう少しやってみたいジャンルでした。昨年の後半、パワーヨガという本を買ってきて、独学でDVDをみながら見よう見まねでやってみたのですが、私には、ハードすぎました。全然ついていけません。しかし、あきらめず、今年に入って、初心者向けのヨガの本を新たに買い求めました。このDVDは、ヨガを基本スタイルから3つのパートに分けて解説していて、すごく分かりやすい。ようやく、私に合ったものを見つけた、という感覚です。5日からはじめて、まだ4日目ですが、これなら続けられそうです。なぜなら、やっている時間(1時間~1時間半)が長く感じませんし、すごく気持ちがいいのです。

私は、昔から格闘技好きで、剣道や空手に勤しんできました。基礎体力には自信がありました。しかし、現実は、身体の柔軟性、腕立て伏せの回数、腹筋等々、私もご多分にもれず、体力は驚異的に落ちているのが分かります。そのうえに、メタボがのしかかっています。病気のせいにして、運動から遠ざかっていた自分が悪いのですが、運動しようとしても継続できなかったというのが現実です。

今年は、初級ヨガを続けることで、どんな身体になるか、楽しみになってきました。まずは、1年やってみようと思います。勉強にはいい参考書が最大の武器、という受験の鉄則を想い出しました。

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2009年10月30日 (金)

ドラフト会議

野球ファンにとっての秋の注目イベントが「プロ野球・ドラフト会議」です。今年は、岩手・花巻東高校の左腕本格派投手菊池君が9球団の指名を受けるだろうと目玉的に扱われていました。

結果は、6球団の指名で、西武ライオンズが交渉権を引き当てました。野茂選手の8球団の記録は破られませんでした。最近はダルビィッシュ選手に見られるごとく、注目選手がパリーグに行くケースが多い。パリーグが、私の眼には華やかに見えています。

ドラマは必ずあります。今回、私が感心したのが、HONDAの長野選手です。ジャイアンツ入団を夢見て、過去日本ハムとロッテの入団拒否した外野手。「3度目の正直で1位指名した巨人」と「意中の球団を射止めた長野選手」に拍手。そのほか、甲子園高校野球の春と夏の優勝投手の指名権を獲得した広島カープには毎回のことながら周到な戦略を感じました。

プロ野球の選手としての入り口が「ドラフト会議」であり、選手にとってはプロ野球の登竜門であり、かつ人生の岐路です。人生がくじによって決められる。理不尽? 私は、偶然×偶然=必然と考えています。人生は、自分で切り開いていかないと花は咲きませんが、自分ではどうにもならないのがまた人生。故に3(実力)-4(運)-3(その他)の法則になる、と私はいつも思っています。

これまでの「ドラフト会議」で思い出すのが、異常を感じた時のことです。具体的には、「江川の空白の1日」と「清原をふって桑田を指名」の2つの事件です。もう時効なのでしょうが、いまだに強烈に頭に残っていて、記憶から払拭できません。正々堂々と胸を張って奇策に頼らず処することが人生の分岐点では特に必要と私はこの事件を「他山の石」としています。100の善行を積んでもたった1つの奇行が人に不快感を与え、色メガネでみられてしまうのを私自身も経験しています。このような視点でみると、最近のドラフト指名選手には清々しい秋風を感じるのです。

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2009年7月20日 (月)

シナリオなきドラマ

ゴルフ全英オープンの最終日の放送を眠い目をこすりながら最後まで見てしまいました。2002年に腰の大病を患って以来、ゴルフはしない、と心に誓い、コースには出ていませんが、TV観戦は好きな方です。今回の全英オープンは、石川遼選手が初参加し、タイガー・ウッズ選手とラウンドしたことが、ミーハーな私の興味をひいたようです。

石川選手もタイガー選手も予選落ちとなり、興味は去ったかのような感がありました。最終ラウンドは、私と同じ年のT・ワトソン選手がトップにたっており、アンダーパーが10人いて、だれでも優勝のチャンスがある、というのがスタートの状況でした。日本人では、久保谷という選手もいいところにつけていました。なにげなく見ていたのですが、目が離せなくなりました。

ドラマは、最終18番ホールでおきました。そこまで、笑顔を絶やさず、淡々とプレイするワトソン選手には、心を打たれました。さすが、メジャー8勝。冷静で楽しんでいるように見えました。18番の第2打は、奥のエッジ。ここから、2打(パー)でいければ、-3で優勝です。まずワトソン選手の優勝は間違いなし、と私は見ていました。ライがよくないのでどうか、とは思っていましたが、パターでの第3打は、強すぎて、いやな2メートルを残してしまいました。そして、返しのパットをちびってしまったのです。彼のような百戦錬磨のプロでもちびることがあるのです。そして-2のS・シンク選手とのプレイオフとなりました。

プレイオフは4つのホールの合計スコアで競うというルールでしたが、ワトソン選手の集中力は、もう終わっていました。テイショットは、フェアウェーを捉えられない、ラフからでない。モチベーションが落ちるというのはこうなるという見本のようでした。18番ホールのたった1打の打ちすぎが明暗を分けた「シナリオなきドラマ」への幕開けだったのです。100里の道、99里をもって半ばとせよ。またまたこの実例です。感動を与えてくれたワトソン選手、同年齢として残念でしたが、彼もやはり人の子、生身の人間です。

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