2015年も半分を経過しましたが、私にとっては、ある意味、「転機」であったと言えます。住まいを解体・新築し、長女夫婦と同居することになりました。1月中旬から4月末までの3ヶ月半仮住まいに移り、新居に移動。この6月末になってようやく普通のリズムを取り戻した感があります。
朝起きてから夜寝るまで、人にはその人なりのリズムがあるのですが、ここまで日々ふわふわした感じで過ごしてきました。7月に入って、ようやく旧来のペースを想い出しました。早い話が、このブログひとつにしても、なかなか書けませんでした。ブログが書けるということは、私の場合、マイペースないい循環の中にいると解釈できます。


家の新築以外に、生活に余裕がなかったのには他に3つの理由が考えられます。

まずは大学の勤務が週1日増え、朝一番で都内に出勤しはじめたということがあります。自分では義理があり、いい刺激になると思いOKしたのですが、これは甘くなかった。空き日が週1日減って、稼働日が1日増えるということは並大抵ではないです。科目数も増え、2科目6クラスが4科目8クラスとなると、頭の中の整理と切り替えがなかなかできずに苦戦しました。最近ようやく慣れて楽しくやれるようになりましたが、こうなるのに時間がかかりました。

2つ目の理由は、うまくのせられると、何でも軽くひきうけてしまうという私の弱みから発生しました。具体的には、S大でのキャリア講義やY市で行ったリーダーシップの講座を簡単に引き受けたことがあげられます。まだ半年先と思っていたら、すぐに当日になり、意外と準備に時間がかかってしまいました。準備ができればどうということはないのですが、新たにレジメを用意するということになると本業があるだけに時間のやり繰りがつかず、なかなかのプレッシャーとなりました。幸いそれなりに気合を入れたおかげで、好評価を得たのは私自身の自信にはなったのですが・・・・。

3つ目はNPOの新グループの活動です。NPOの活動で、ここにきてはっきりとクローズアップされてきたのが、セミナーの「集客」というテーマでした。サラリーマン社会でもそうですが、だれもこのテーマに触ろうとしません。失敗したくない、なにも私がやらなくてもいい、やり方がわからないというところでしょう。NPOの崩壊を指でくわえて見ているのは私には耐えられませんでした。このような時に率先して難解なテーマに挑戦して結果を出すというのが私の生き方です。見て見ぬふりはできず、手を挙げて組織改訂に踏み込み、集客のための新グループを作ったのです。しかし、当初は会に休む人が多く全く機能しません。いいメンバーが集まったのに、様々なNPOとしてのハンデーをはねのけて全員でゴールを目指す求心力が私には無くなったように思え、落ち込みました。しかし、我慢すべきところは我慢したおかげで、捨てる神あれば拾う神ありで、助けてくれる心ある同士が何人も現れました。忙しいのに期待通りの動きをしてくれる同士、ありがたいです。

というわけで、七転八倒の前半6か月でしたが、すべて落ち着いてきたというわけです。「焦らず、ゆっくり、無理しない」という今年の方針をかみしめている今日です。「RESPECT理論」でいうと、遊びと運動が欠如していました。

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