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2014年9月

2014年9月21日 (日)

爆破予告

怖い事件が起こりました。

9月19日は、秋授業の私の始動日です。長い夏休みが終わり、仕事モードに頭を切り替えて大学に向かいました。午前中の2限が予定通り終わり、午後の3限が始まる直前の1時24分にそれは突然やってきました。
「爆破予告がありました。先生方は、速やかに、校舎から離れてください。授業はすべて休講とします。」というアナウンスでした。私は教室にいき、待っている生徒にその由を伝え、自らもほうほうのていで退出しました。校舎の外に出るまでが、すごい人でやっと歩けるいう状態でした。そりゃそうですよね。教室に入っていた学生が一斉に帰るのですから。
ひと騒がせな事件でした。これは夜の全国ネットで放送されるかな、と思いましたが、大したニュースにはなりませんでしたが、FACE BOOKにのせると、なかなかの反響でした。
この時、思ったこと。
1.大学の処置は適切かつ迅速
  昨年の台風の時もいちはやく全休講の指示を大学はしましたが、その決断のスピードは 
  いいと思った。
2.休講のあとの手続きや調整をしなければならない
  これがあるから私は自分の都合で休講にしたことはありませんでした。今年から、休講は  必ず補講するというルールを事前に強調されています。
  補講の日の設定、教室の確保をしなければなりません。
3.履修制限の選考日程の変更を申し入れなくてはならない。
  初回のガイダンスができなかったので、希望者が規定人員より多い場合の履修制限の発  表は当然のことながら、事務的には関係者に言っておかないと大変なことになります。
4.瞬間、嬉しいという感情があった。これは休講で喜ぶ学生と同じ感覚です。
5.滅多にない事件に遭遇し五体満足であったのは、ラッキー。その空間に自分がいて実体
  験できる機会はそうあるものではないので、この状況はプラスに受け止めることができる。
というわけで、これから少し修復に時間がかかりますが、まあいいか、ということです。

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2014年9月12日 (金)

記者会見

A新聞が揺れています。昨日、前代未聞の社長の記者会見がありました。内容は、「原発Y調書」についてということでしたが、話は予想通り他にも及びました。

実は、11日のPM5:00に、A新聞K社長のPM7:30からの話の内容について、Aさんがラジオで語っていました。1に原発Y調書、2にIさんの原稿掲載中止に関する謝罪、3に従軍慰安婦問題に言及するというものでした。結果はズバリ当たり。今後木曜日夕方のラジオは欠かせませんね。
K社長の会見は、TV朝日のニュースステーションで見ましたが、様々な想いが去来しました。
まず、残念なのは、なぜこの歴史的緊急会見をメデイアが生中継しないのか?ということです。NHKかテレ朝でやってもいいのではないか?単なる1放送局の謝罪会見という位置づけで、自社の電波は使えないということなのでしょうか?従来の考え方や慣習やマスメデイアのあり方そのものを見直す歴史的な瞬間かもしれないのです。扱いが軽すぎる気がしました。
私は、毎月コラムを執筆している「月刊新松戸」の中で、昨年8月と今年6月にマスメデイアをとりあげました。前者は国力を削ぐ報道とその在り方、後者は各新聞の論調の違いについて述べました。今回のA新聞の記者会見は私のこの主張の正しさを認知、証明した出来事となりました。
A新聞の主張が世界に流れ、日本という国の国力を貶める結果になっていることの責任は重大です。それがここにきて、「あれは間違いでした。」ではすまないでしょう。
ただ、間違っていたとわかっていても認めず逆キレするよりも、是は是、非は非と認めた点はまだ救われ感はあります。私はA新聞は好きな新聞なので、いままでの立ち位置は崩さずに正しい報道に心がけて欲しい。
そして今回不祥事の社会的な責任を納得のいく形できっちりと果たしてほしい、と思います。
今回の一連の不祥事はマスメデイアの存立さえも危ぶむものではないでしょうか?

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