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2013年11月

2013年11月21日 (木)

ポールのライブ

ビートルズのポール・マッカートニーのライブに行ってきました。私はかって、ビートルズの外人コピーバンドのメンバーから「You're crezy for The Beatles」と言われたぐらい、ビートルズ大好き人間です。しかし、ビートルズの初来日の時は抽選に落ち、前回ポールが来日した7~8年前はライブ参加のチャンスがありながら仕事のため自ら権利放棄したという過去の「痛恨の極み」がありました。しかし、新たなリベンジの機会がやってきたのです。ポールの71歳という年齢を思うと、今回が最後の伝説のライブになる可能性が高いと思うにつけ、もやもや感が一挙に吹き飛んでしまいました。実際には、2時間半休みなく歌い続けるポールの驚異的なパフォーマンスを目の当たりにみて、これが最後ではないな、と思いながらも、その場にいる幸せをかみしめていました。

「Eight Day's A Week」ではじまったライブは、まさに「神が降りてきた」を思わせる満足のいく内容でした。数々のヒット曲を2時間半歌い続けてくれました。ウクレレを使った「Something」、ライブで初めて聴いた「Lovely Rita」、弾き語りで聴かせた「Blackbird」どれをとっても素晴らしいの一言に尽きますが、真骨頂は、ラス前の「Helter Skelter」でしょう。ビートルズの曲の中で、最もハードな曲を「どうだ。」と言わんばかりに、ラス前にもってくる。このポールの気概に脱帽です。亡くなったジョンとジョージの魂が乗り移っているような「凄み」を感じました。ラストは文字通り「The End」で締めていました。

今回のライブは改めて私に様々な影響を与えました。最も大きいのは、「モデリング」です。ポールは典型的なコーチングでいうところの「プロモーター」です。私も4つのタイプ分けではスーパーがつく同類です。年が、8歳違うのですが、ポールのような年寄 になりたい(失礼!!)と思いました。私の中では、尊敬している3M1Kの4人の先輩がいますが、なかなか彼らのような生き方は難しいと常々考えていたところです。ポールのように、自分が好きでかつできることを今全力を投球する、それが社会貢献につながる、ということを、茶目っ気たっぷりに日々やっていけたらいい、と思いました。
2つめは、音楽としての目標です。7月にバンドを解散して以来、音楽から遠ざかっていましたが、自分のやりたいことがはっきり見えてきました。ウクレレを本格的にマスターすること、「Black Bird」の弾き語りを覚えること、ベースギターを弾きながらボーカルができるようになりたいということ、ビートルズのリードギターをマスターすることの4点です。時間と優先順位を決めて、この課題に挑戦してみたい、と思います。

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2013年11月12日 (火)

近況

最近筆不精になってしまい、なかなかPCの前に座って、ブログを書くという時間が少なくなったと自覚していますが、そんな小生の近況です。

1.勉強会で、「憲法」の勉強
  チームMJの勉強会のテーマは、「憲法」です。自民党が改正しようとしている憲法とはどういうものなのか?本質は何なのか?をメンバーで検討しています。使用しているのは、伊藤真著「憲法は誰のもの?」という本で、メンバーで輪読し、感想や想いを語り合います。私は、憲法は、国民のためにあり国民が政治を律するためのものという意識はもっていましたが、この本に書いてある「立憲」という考え方は、目から鱗でした。すごく勉強になります。興味のある人には御一読を勧めます。

2.CC技能士1級受験
  今回からキャリア・コンサルタント技能士1級の受験資格ができるので、受けるつもりでいましたが、何と筆記テストは12月15日の由。時間が全くないことに気づきました。しかし有言実行を信条としている私は今更後へは引けません。ぎりぎりで気付き、受験料4万円を振りこみ、願書を送付しました。一段落して、ふと周りを振り返ってみて、唖然としました。一緒に受験しよう、と約束し頼りにしていた2人(1人はNPOの仲間、1人は大学講師の仲間)が直前で降りてしまったのです。思いもよらない肩すかしでした。しかし、まだ受験仲間はまだ2人います。この時期は、私にとって、学生のレポートの採点などと重なり多忙な時期ですが、小刻みに時間を作り、ベストを尽くしてみます。全国で合格者が10人あまりの超難関の試験ですが、受けてみないことには話になりません。

3.家族旅行
  一族郎党で、恒例の家族旅行に2泊3日で「那須」へ行ってきました。昨年は私の血圧が上がっていけなかったので、2年ぶりとなります。今年生まれた3人目の孫を加え、今年は大人6子供3の総勢9名の所帯です。「那須」ははじめてでしたが、車さえあれば楽しめる場所は多々あります。良かったのは、宿。初日は、多彩な岩風呂とバイキング、2日目はゆったりとしたスペースともてなし、と宿が良かったので楽しい旅になりました。気をつけるべきは、ロープウエイです。ここは、管理が杜撰で道路が大渋滞しました。平日以外は避けた方が賢明でしょう。

毎日、書きたいことは多々あるのですが、今回はこんな「近況報告」という形でまとめてみました。けっこう、最近は時間に追われている感じです。これではいけない!!
 

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2013年11月 5日 (火)

世紀の瞬間に参加する

今年のプロ野球日本シリーズは盛り上がりました。双方3勝3敗で迎えた天王山の第7戦はそんな盛り上がりの象徴のような試合でした。
 
ここまで、私の予想はことごとく外れました。第5戦を楽天がとったので、第6戦で楽天が勝って終了と思っていたら、第6戦は、あのマー君が打たれてしまいました。今年初めてのまさかの敗戦で、さすが2連覇を狙うジャイアンツというチームはさすがと見直しました。この時点で、7戦は巨人有利と予想しました。ここまでの両チームの戦いぶりを振り返ると顕著な傾向がありました。巨人は後のリリーフ陣がいいので、6回までで、リードしていれば逃げ切り、2点差ぐらいまでなら逆転可能とするパターンが見えました。一方、楽天は対照的に、先手を取って、先発投手が完投するというのが勝ちパターンでした。
 
第7戦は、6回を終わって、3-0で、楽天がリード。私の公式からすれば微妙な点差で、やや楽天有利かな、という感じで見ていましたが、7回、8回と救援の投手がジャイアンツを見事に0点に抑えました。そして、いよいよ最終の9回表にクライマックスがやってきました。まさかと思っていたマー君が登板したのです。前日165球投げていたので、常識的にはありえないのですが、今年最大のヒーローに最後の仕事場が与えられたのです。平凡に3者凡退とはいかず、2人のランナーを出しハラハラさせましたが、変化球勝負で最後の打者を三振に打ち取りゲームセットとなりました。私はTVをくいいるように見ていましたが、スタンドから伝わってくる異様な熱気、ムード、緊張感は何なんでしょう。次にどうなるか、どういう結末になるのか、ライブですから、一寸先は闇です。手に汗を握り、固唾をのんで見守る中、最後の1球の後は、鳥肌が立ち言いようのない感動が私を襲いました。私は、この時間、リアルタイムにこの場に参加できたことに、感動と喜びをおぼえました。過去の日本シリーズにおいて、手に汗握る場面は2つありました。1つは、広島カープが優勝を決めた江夏の28球。もう1つは、中日ドラゴンズの完全試合直前の9回投手交代の場面です。どちらも私はリアルに参加しましたが、今年は、最高に歴史に残るシリーズとなることでしょう。

よく人は、時間やお金をかけて、世紀の瞬間を見に行きます。イベント、スポーツの試合、ライブ、競技会、SL等の趣味の世界、美術館や博物館など、遠方でもわざわざ出かけていきます。私はその人たちの気持ちがわからず後で知っても同じなのに、思っていましたが、世紀の瞬間にその場にいる、参加するということが、感動を手に入れるためというのが、よくわかりました。

その意味では、11月中旬に来日するポールマッカートニーのライブは楽しみです。これが最後になるでしょうから・・・・。

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