連鎖
大学の授業がはじめて休講になりました。台風26号の影響です。
10月15日は、めまぐるしく変化し、ひとつひとつの行動が連鎖を生む典型的な展開の1日となりました。
15日朝、メールを確認すると、NPOの16日担当から、台風のため、16日のカウンセリングは中止としたい。その旨責任者の私から現場の長へ午前中に連絡をとってほしいとの連絡が入っていました。私はこの日、職業訓練校で、朝9時から12時すぎまで、講座の講師を務めることになっていました。この間、外部とは連絡がとれない環境になります。そこでNPOの代表に連絡し、代行してもらいました。普通の日でしたらどうこういう話ではないのですが、動けない日にかような連絡が入るのは皮肉な感じでした。そしてこの日はそれは単なるプロローグでした。
夜PM7:00から、弟夫婦と六本木のライブハウスに行く約束をしていました。風も雨もたいしたことはなく、なんとか電車も動くだろう、と気楽に考えていました。さあ、行こうか、と腰をあげかけた時に、弟から電話。こんな日にやるの?という問いに、とりあえず決行するとは伝えたものの、どうもしっくりこない。考え直して、ようやくキャンセルの結論を出しました。ドタキャンという概念が私には薄いので、当日のキャンセルは余程のことがない限りNOという思いこみがあったようです。
時間ができたので、今後の行動を考えてみると、翌16日の大学の授業が気になってきました。小田急線が動いていれば、講義は実施というのが、あの東北大震災の時の大学の基本スタンスだったので、要は鉄道しだいと理解していました。しかし、一応確認してみようと思いなおし、PM6:00すぎに大学の交換台にTELしました。すると、うまく電話がつながり、明日は湘南校舎はすべて休講という情報を得ました。さらに、教務課とも連絡をとり、休講を確認しました。
かって、自然現象で休講になったことがなかったので、瞬間呆気にとられましたが、考えてみると、大学の判断は至極妥当です。
ライブハウスを強行していたら、夜酔っぱらって帰宅し、翌16日は朝8時半には大学に向かっていたことでしょう。時間に余裕があったからこそ、大事な確認ができました。「連鎖」とはまさしくこんなことなのでしょう。ちなみに、大学からは、関係の教授から、PM9:00にお知らせメールがが入ったのみでした。共通のHPを常に注意して見ておく、というのが大学のスタンスなのでしょう。
思いがけない休みは、ウキウキ気分を齎します。
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