緩める
知人のFACE BOOKへの投稿に影響されて、おもいきり心身ともに緩めてみました。考えてみたら、私の一生でこんなことは初めてかもしれません。全く負担になることは何もしないで、ボケーと1日過ごすのです。企業在職中は長期休みはあったとはいうものの日々何らかのスケジュールや目標を入れていたものです。仕事、遊び、人と会う、家族サービス、自己研鑽、勉強会等々、なにかこの日にやらねばならぬ、ということを自分に課していました。「1日1生」という座右の銘を掲げて。
盆の火曜日から土曜日までの4日間、全く何もしませんでした。外は酷暑が続き、毎日ひっきりなしに熱中症の報道をしています。そんな時は、クーラーの効く部屋にいるのが最高の幸せと決め込みました。
病院でベッドに寝ている時を想い出しました。しかし、その時とは、明らかに違う。周囲の環境も何もかも明らかに違う。一番大きな違いは、病院にいるときは、「病気が治るといいな。」。今回は「病気になったら嫌だな。」です。
座禅や瞑想ができたらいいのですが、結局まねごとに終わってしまいます。ずーっと寝ているのにはまだ身体が反発します。私は4日間何をしていたのでしょうか?
3日間は、三国志三昧でした。録画しておいたCSの三国志73話をHDからDVDにダビングしながら観賞しました。CMの間は、高校野球にスイッチの切り替えです。こうしていると、1日が瞬く間に過ぎてしまいます。1日あれば大概の事はできる、というのが私の自論ですが、世の中でよく言われる「1年は早い」ということが理解できました。
4日目は、CSで映画を2本みました。日本の「四谷怪談」と海外の「ロシアン・ルーレット」です。どちらも、品のいい映画ではありませんね。なかなか強烈で、記憶に残りそうです。
映画もいい。見るビデオも多数ある。本を読むのもいい。今は山崎豊子の「不毛地帯」を読んでいます。産業カウンセラーの新しい教科書に目を通す。今年は1級の技能士を受けるつもり。高校野球も面白い。今年は関東勢が強いので力が入る。ギターのスキル強化。PCの整備=メールや画像の整理。思い浮かんでやりたいことを次から次へやってみました。
完全に仕事をやめると私の場合はこういう生活になるのでしょう。これはこれで楽しいじゃないですか。外に出るときは、私がメモっている「いきたい所」から選んでいけばいい。
「これでいいのか?」という発想が自分を責めた時に「これでいいのだ」と言えればいい。これが言えない人は、力の続く限り、世間が必要とする限り働くということになるのでしょう。それはそれで敬愛しますが、私は違う道を進むような気がします。
秋学期が始まる9月末に、スイッチが切り替われるかがやや心配です。
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