キャリア形成セミナー3連発
NPOの仕事で、「キャリア形成支援セミナー」の企画を創り、8月4日をもって、3回分を終了しました。1~2回目は、縁あっての職業訓練校からの要請で、対象は、PCと経理関係の計35名でした。3回目は、NPO主催のセミナーです。
職業訓練校の仕事は初めてで、一度やりたいと思っていたので、話があったときは、すぐにOKしてしまいました。初回は7月中旬で、人数は15名。節目ごとに、起立→礼 ではじまるのが新鮮で、学生時代を懐かしく想い出しました。そしてノリがいい。所定の3時間は瞬く間でした。
2回目は7月末で、人数は20名。さらにレベルが高く、講師としては全く苦労もなく、楽しくやらせていただきました。こんなチャンスをくれたNPOのKさん、採用してくれたI社のFさんに感謝です。
8月4日は、戸塚区のDセンターで、時間は4時間。訓練校の内容よりも幅を広げたバージョンを用意しました。すでに経験済みということもあり、ルンルン気分で現地入りしたのですが、現実は思惑と大違いでした。
まず、受講者が全然集まらない。参加14名と聞いていたのですが、集まったのは6名でした。訓練校では全員がビシッと集まっていたことからして違っていることに気付きました。14人前提でセミナー展開を考えていたので、大幅な手直しが必要です。また、それに輪をかけて苦しかったのが、見学者の数です。なんと14名の見学者がいました。受講者が6名で見学者が14名とは異常な光景でしょう。「キャリア形成セミナー」と銘打ってのセミナーは初の試みでしたので、県の担当の方をはじめ、多くの方が見に来た結果でした。
3人掛けで5つテーブルを用意したのですが、2つで済んでしまいました。私のモチベーションはみるみる落ちるかな、と思ったその時、10秒ぐらいの落ち込みのみで持ち直しました。それは、3年前のTA大学の講座で少人数でやったことを想い出したのです。6人なら6人のやり方でいけばそれはそれで楽しい、という想いです。この部分は私の進歩でしょう。そこで考え付いた手が、仲間のキャリアカウンセラーを受講生に入れ、3人増やし9名体制で行うというやり方です。このように臨機応変に対応した結果、違和感は消え、訓練校の時に近い感覚で進めることができました。この時、もっとも頼りになって助けられたのは、キャリアカウンセラーの若き仲間でした。感謝!感謝!です。
セミナーや研修はうまくいくときはいいのですが、問題が起きた時に講師の力量が問われます。今回はそのいい例ではないでしょうか。
この後、同様のセミナーが2回予定されていますが、責任が果たせたので、私は奥に引っ込むことができます。今回のセミナー3連発はそれなりの達成感がありました。
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