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2013年8月23日 (金)

少年H

1か月に1回の頻度ですが、退職以来、Mコーチについています。朝30分間、電話でコーチングを受けています。初期は、課題解決の相談相手になってもらっていましたが、最近は屈託のない雑談で終わることがままあります。8月は、戦争と映画の話になりました。

Mコーチから得た情報をもとに、映画「少年H」を見に行ってきました。私も妻も還暦を過ぎましたので、映画館は1000円で入れます。自宅から40分。いざ、桜木町駅前のシアターへ。

緊張の連続で、寝ている暇はありませんでした。太平洋戦争を背景に、一般の家庭で何が起きていたかを、家庭人の目線でリアル感たっぷりに描いています。話には聞いていましたが、国家権力の横暴、空襲や火事の恐ろしさや凄惨さなど、自分がその場にいる感を画面を通して味わうことができました。知っている、考えているというレベル以上の感覚を味わいました。国を支える若い人にも是非見てほしい映画です。

良かった点を3つ。1つ目は、音の迫力。ステレオで聞こえてくる音で、B29が迫ってくる場面は鬼気としたものを感じました。音の効用がかようにすごいものである、ということがよくわかりました。2つ目は、画面から伝わるリアル感。NOといえない戦争中の状況、殺伐とした終戦後の状況はあのとおりだったのでしょう。3つ目は、配役。主役の男の子の演技は秀逸。しかし、感心したのは、父親役の俳優M。Mは刑事ものの主役としてよくでてくる人気者ですが、今回の役の方が数段いい。ファンになってしまいました。本当の夫婦が、映画の中でも夫婦になっているのも面白い。

いい映画を見ると満たされた気分になります。そのあと入った傍のトンカツ屋のロースかつ定食(@1000円)がいい。映画の券を持っていれば、ビール1杯サービスです。
この夏休みは、このあと毎週1回ぐらい、映画に行きたいと思っています。癖になりそう!!

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