解散
どんなことにも、「出会い」と「別れ」があります。また、自分の思い通りにならないものです。退職して、今年で丸6年になろうとしていますが、様々な活動がちょうど岐路にさしかかり、それぞれの方向に向かい始めました。そのうちの1つ、「伝説のバンド」の活動がこのたび終焉をむかえることになりました。
丸5年、通算32回の練習だったそうです。早いものです。最近は停滞気味で、いつかこの日が来るであろう、とは思っていましたが、メンバーから「脱退する」と言われた時には、凍ってしまい、なにも反応できませんでした。しかし、冷静に考えれば、さもありなんです。強い個性が集まると共通の目標がないとまとまりきりません。プロのバンドの解散理由はほとんどこれです。我々は、バンド名すら決まっていなかった。
踊り場で停滞している感があったのも否めません。この部分では、私の責任は重かったと思います。ギター演奏に関して、スキルのINPUTをせず、ほとんど持っていた貯金で対応していたため、全くうまくならない。ボーカルにしても、ようやく前回の4月あたりから声が出るようになったのですが、時すでに遅しでした。
曲としては、ビートルズ中心に20曲ほどのレパートリーでした。ライブは全くやれませんでした。私自身は、他のことを忘れて音楽に勤しんでいる時間があることが貴重と考え、進歩なくてもそんなグループであってもいい、と思っていました。しかし、それも限界があったということです。
他の勉強会もそれぞれ岐路をむかえましたが、今のところ「Sの応援団」も「チームMJ」も存続することができています。NPOは逆にメンバーのモチベーションが下がっており危険な状態でしたが、峠は越えたように思います。団体や組織を気持ちよく維持・運営していくことは見た目以上に難しい。特に「アート系」ではそれが際立つと思います。
私の理想は、「老人ホームへの慰問バンド」となることでしたが、それは叶わぬ夢でした。この流れは天命であり、静かに受け止めています。ここまで付き合ってくれたバンマスをはじめとするメンバーひとりひとりに感謝の気持ちで一杯です。また。声援を送ってくれた関係者にも感謝申し上げます。ありがとうございました。楽しかった!!
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