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2013年3月 3日 (日)

知己の相談

今年に入って、昔の知己から連絡が入り、「相談に乗ってほしい。」というオファーが3件ありました。その人の役に立つかどうかは、その人が判断する問題ですが、「この問題について小倉ならどう考えるのだろう?」と想い出してくれるのは有難いものです。

一人目は、F社の元開発部長O氏です。F社に残って後輩の指導育成に尽力されていたのですが、このたび退職され、この先どうしようかな、というわけです。O氏とは年1~2回会合で会う機会があり、私の中ではO氏の基本的な想いは受け入れているつもりです。出てきたのは「技術を生かした組織を創り、世の中に貢献したい。」というアイデアでした。このアイデアに対し私の意見を聞きたいというのが主旨でした。前向きな話であり、実力のある人ですからやってほしい。成功の確率は高いと思った通りのことを言わせてもらいました。

二人目は、P社のI氏です。私の現役時代のアライアンス先のパートナーです。ナイスガイの彼とはよく飲みに行きました。私より年下なのですが、いよいよこの3月で退職。その後どうしようかな、という話です。ある会社のビジネスに関わっているので、それを続けるのか、リセットするのか、というのが本旨でした。税金と保険等の話がメインであり、再就職の具体的な相談にはなりませんでした。彼は、自立心が高くなかなかの「やり手」なので、自分の好きな人生を自身で切り拓いていくでしょう。

二人とも、還暦を過ぎ、セカンドライフをどうしようか、という岐路に立たされているのですが、前向きでまだギラギラしています。会ってみて瞬間昔に帰っている私がいました。お二人には「さすが」という敬服の念を覚えずにはいられません。

三人目は2月に入ってからですが、昔の部下で40代のU氏からのオファーです。出向先の子会社で見込まれ移籍を迫られているという話でした。F社は2月より、構造改革に入っており、リストラ系の話なら重いと思っていたのですが、そんなシビアな話ではなく、移籍にOKすべきか否か、という話でした。いつもどおり傾聴し、今回はコーチングを使いました。様々な視点や方法を提供したので、後は彼自身が自然に結論を出せばいいでしょう。

オファーを受けると、職業柄、私は緊張して会いに行くのですが、聴いてみると命まで取られる話ではないので、3回ともホットとしています。みなさん、私の知己といえる人たちで、さすが答えを自分で持っていて、整理と確認のために私を使っています。賢いですね。私の廻りには、素晴らしい知己が多数いるということですね。

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