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2012年12月

2012年12月31日 (月)

2012総括

毎年やっているように今年も大晦日の総括をします。
2012年は、心身を休め、好々爺になる土台づくりの年と位置付けましたが、この部分では合格点と思っています。逆に言うと、今年はこれをやった、ここまで進んだという目に見える実績は何もありません。私をよく知る人には、もの足りない気分を抱かせるかもしれませんが、昨年休みなしで働きづくめであったことのリターンもあります。(o^-^o)

今年の実績
1.T大の教科書を作った(春期、秋期)
2.Y100計画(ヨガを年100回行う)の達成・・・・・大晦日に達成しました。

今年計画して未達のもの
1.T大のキャリア授業を人気の名物授業に押し上げる
  →春はまあまあでしたが、秋は自信がない。ちょっとマンネリ感がでてきたかも。
2.新たな目標の探索
  →これはみつかりました。
3.タウン誌の連載の出版化
 
 
  →来年へ繰りこし。理解ある眼利きの出版社が現れることを期待しています。

ここまで、「人の心との関わり」というライフテーマで様々なことをやってきましたが、どうも、大学の講師が本業になってきた感じがします。各々の活動が今分岐点に来ています。さあ、来年はどうなりますやら。

本年もご愛読ありがとうございました。  

皆さま、よいお年を。              2012年12月31日 PM3:05

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2012年12月30日 (日)

小学生のサッカー

政権交代後の動向を見るにつけ、日本の将来に対して「憂い」を覚えます。原発政策の怪しい挙動が日本国の重大な禍根につながるような気がしてなりません。
こんなときに、
ブレーキ役の期待ができるのは、マスメデイアなのですが、それが最近変わってきているような気がします。

特にTVが問題です。報道の自由を標榜して久しいのですが、1年に1人、首相が変わったことに関して一役買ったと私は思っています。PM10時以降、各社ニュース番組を報道していますが、取り上げる題材は各局同じです。イントロのナレーションをよく聞いてみてください。ことさら、国民の不安をかきたてるネガテイブな言葉が事実の報道の中にさりげなく挟まれています。昼、国会中継を見てから、夜のニュース報道を見ると、議員のコメントの端々の言葉のみを刺激的に編集していて、実態と全く違った印象を受けることがよくありました。ことさらマイナスの方向にもっていく傾向があるように思います。これの方が視聴率がいいということでしょうか?これではみている方は正確な判断はできません。
重大な問題が起きても、いつしか風化させてしまいます。社会保険庁の使い込みや福島第一原発のその後はどうなっていいるのでしょうか?

年度ごとに、政治に関する各局のテーマを決める。例えば、A社は外交、B社は経済、C社は原発、D社は福祉・厚生などに分けて、もっと深い考察を行うというのはどうでしょう?それならば、報道しっぱなしということもないし、同じ場所に記者が溢れ似たような報道ばかりということもなくなるでしょう。アスリートのメダリストを各局たらい回しにして類似質問を繰り返すということも避けられます。
もうひとつは、選挙になったら、各局ごとに、担当政党を決めるというのはどうでしょう?各党首が、各局をまわって同じことを言わなければならないということもなくなるし、開票速報も担当政党を中心に展開すれば、局ごとの特徴がでるというものです。
要は、日本のメデイアは、「小学生のサッカー」のように、球のある方にワーッと全員が行くというのが実態ではないでしょうか?ゾーンデフェンスや組織的なサッカーを考えてみてはどうでしょう?もちろん、定期的なローテーションは必須ですが・・・・。

その他のメデイアとして、私が最近見直しているのが、ラジオ。このニュース報道は面白い。新聞もそれなりに役割を果たしています。それらの詳細は、いずれこのプログで紹介させていただきます。

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2012年12月29日 (土)

無知がドジを生む

サラリーマンをやめて、6年目に入りましたが、順風満帆の前5年に比べて、今年は「小さい谷」を経験しています。すべて、私の無知から生じた金銭上のドジです。ここに書くことで、RESETとしたい。

1つめは、大学の教科書作成に関わる話です。春と秋で、50時間ほどかかった案件ですが、初期の話と異なって、著作権による印税は入ってこないことになりました。仕事に取り掛かるときに、管掌の先生をはじめとして、きっちりとマネジメントができていないことに私のケアが至りませんでした。もともと、大した金額にはならないのですが、話が突然180度変わったのには愕然としました。

2つめは、外資系某銀行への預金に関する話です。口座維持費として、毎月2000円づつ引かれていることに半年以上気が付きませんでした。預金が50万以下になると口座維持費を取られると確か最初に言われていましたが、日本の銀行でもそうなのでしょうか。ドルを引きだすのにも金をとられます。私はそれを忘れてしまい、この銀行から徐々に金を引き上げていたのでした。

3つめは、オフィスインマイライフの経営に関する話です。私の無知が出さなくてもいいマイナスを出してしまいました。外ばかり向いていて、中の地固めに集中力を欠いていたのが原因です。ちょっとした注意力か調査力があれば問題はおきないのですが、私はそのような事前の準備に気付きませんでした。好事魔多しでした。

基本的には、まだまだツキのある状態にいるはずですが、今年は、私の活動範囲のそれぞれが、過度期、分岐点にきている気がします。大学の授業、企業のメンタルカウンセリング、企業研修、NPO活動、各種勉強会、バンド活動などが今後どうやっていこうか、と思案している時期に来ています。そんな中、今年の私のドジは、無知で突っ走ってきた私への天の警告と捉えています。マネジメント、専門家への相談、調査など、今後は事前の準備を怠りなくやっていこう、と胸に刻んでいます。

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2012年12月24日 (月)

添削作業

年内の大学の授業は先週で終了しました。12月1日から、就活解禁となっていますので、3年生にとっては、のんびりもしていられない正月となるでしょう。そんな中、教師としての私ができることは、授業の提出課題の添削を年内に学生に返すことです。

全部で約300枚。1枚5分かかるとして、1500分=25時間かかる計算になります。最初は1枚20分ほどかかっていましたが、慣れてくると、数分でできるようになりました。丸4日ほどかかって、300枚を仕上げ点数をつけて学生に返却しました。なんとか、年内間に合ってホットしています。

就活時、企業に提出するシートを想定して、200字制限の文章を課していますが、今回気がついた主な点は下記の通りです。
1.文章力に学生間に大きな差がある。なかには、小学生程度の日本語力と言われてもおかしくないひどい文章もある。分布は、概ね262。
2.不要な文の横行。意味のない苦労話や長い横文字を使うため、中身のない文章になっている。200字で書かなければならないということは、余計な文はカットするという意味であるがそこがわかっていない。
3.すぐに「コミュニケーション能力」というワードが出てくるが、人としゃべることがコミュニケーションと思っている節がある。ほとんどの学生がコミュニケーションあり、と書いてくるが、見た目と一致しないことも多い。どうも、就活本にそう書いてあるらしい。
4.「学士時代に力をいれたことは、アルバイト」と堂々と書いてくる学生がいるのにはまいりました。私は確かに、アルバイトのことは書いてもいい、と言っているが、大学はバイトをやりに行くところではありません。バイトをして何を学んだか、それを書かないと本末転倒というものです。
5.自分を下げるネガテイブな言葉が常用されている。言い換えればいいのだが、ネガテイブになっているのに気が付いていない節がある。

これらはまとめて、年明けの授業で指摘しようと考えているが、この現象はT大だけなのであろうか?大学生の学力がダウン傾向にあるとよく言われますが、「なるほど」と言わざるを得ないのが実情です。ただし、空きマスをなくす、文を短くきるなど、去年気付いた点の修正はできているので、そこはアップしたと思っていいのでしょうか?

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2012年12月18日 (火)

呟き

16日は、父の命日でありかつ名宰相T氏の命日だそうですが、今年は衆院選挙が行われ、再び政権交代となることがはっきりしてきました。新内閣の初仕事は、補正予算の編成ということだそうですが、予算との関連で、「こうすれば日本は良くなる」と私が日頃思っていることを呟いてみます。

今日は2つあります。1つめは、「予算を残すと翌年減額されるという慣習的システム」の改変です。前年の使用実績に応じて、翌年の予算が配分されるというのが当たり前のこととされています。私がいた民間会社でさえ、「君は予算を使っていない。だから仕事をしていない。」と上司から、ダメだしを喰らったことがありました。3月の駆け込み購入、無駄使い、拡大解釈が横行し、一生懸命コストダウンした人ほど評価されません。予算を使うのではなく、課題を達成するという本来の目的および財政再建ということを考えると、このシステムを変えない限り、毎年予算が膨れ上がるという現状からは脱却できないでしょう。予算を余した時の結果確認と逆報償制度等、前例主義を撤廃し検討してほしいものです。

2つめは、現状維持のための施策を重視し、「問題なし」を続けた場合に、それを評価し報償する制度をつくる、ということです。今回の予算は、笹子トンネルの事故もあり、防災・減災の部分にはじめてスポットが当てられているようですが、今後の日本に必要なことは、老朽化対策や現場の防災対策です。一般企業においても、開発部門は結果が出れば即好評価につながりますが、同じ技術部門でも品質保証部門は、現状維持が当たり前として、無事故・無クレームなどは評価されない傾向があります。外部のクレームに対応する品質保証という仕事が評価がされず、一心不乱に研究だけしていればいい部門が高く評価されるという体質は改めるべきではないでしょうか?

この2つをいくら述べても選挙で票はとれません。しかし、これからの日本は、上記のような「歪み」を見直し・是正していかないと、どんな経済政策をうっても現場まで行きとどかず、なにをしても響かない硬直した世界になってしまうのではないでしょうか?予算のプラニングから使用現場までの「風通し」が悪いのです。東北大震災の復興予算が流用されているという問題は最たるものでしょう。企画と現場の「蝶つがい」となるシステムや評価方法の改善にきっちり取り組むべき時期にきていると私は思います。概念的な施策を成功させるためには、現場感覚を尊重し、今こそ前例主義をリセットすることが必要ではないでしょうか?ただ、日本の将来のあるべき姿である「グランド・デザイン」もいまだ示されてはいませんが・・・。

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2012年12月 6日 (木)

紅葉と観音巡礼

11月に体調をくずした関係で、12月に繰り延べしたイベントの1つに群馬行があります。40年ぶりで伊香保に行ってきました。大学を卒業し、友達とはじめて旅行した先が伊香保温泉ということで思い出深い場所です。
坂東33霊場のテーマも絡めて、車で関越自動車道に乗って、まずは東松山ICで途中下車。埼玉県の安楽寺、正方寺、慈光寺の順で「車巡礼」を試みました。伊香保・渋川ICで降り、現地について驚いたのは、紅葉がまだ残っており、その色合いの美しさは筆舌に尽くしがたいものでした。毎年紅葉とは縁が薄く今年も紅葉はみられないであろうと思っていたので、このサプライズは得した気分でした。また、正方寺のイチョウは樹齢1000年と言っていましたが、これまた見事なものでした。


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伊香保についてみると、私のもっていたイメージとは全く違っており、まさに初めて訪れたような世界がありました。記憶は本当に当てにならない。宿泊した「T」は、風呂が最高に素晴らしく、配慮が行き届いており、いい気分で過ごすことができました。

翌日、群馬県の水澤寺、水澤うどんを食べ、長谷寺を廻って、帰ってきました。どの寺も非常にいい趣をもっています。これで、33のうち、15を制覇したことになります。

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今私が行っているのは、鎌倉時代に形となった観音信仰というものです。観音様というと色々あるのですが、坂東33霊場は3つに分類できそうです。1つめは、十一面観音。頭に11面の身体をもっています。2つめは、千手観音。千の手に様々な持ち物を持っているのが特徴です。最後は、聖観音。もっともシンプルな観音様です。
こんなことも知らないで、33か所めぐりをやっているのですからいい気なものです。それでも、行くところ行くところ違った顔を見せてくれて、飽きません。浄化作用があるし、お金はかからないし、勉強になるし、なかなかのものです。
残すは、千葉県、栃木県、茨城県の18か所です。あと2年ぐらいかかるかもしれません。

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