通信販売
最近は通信販売をよく利用します。デジタル化の黎明期は、インターネットによるネット販売は、「怖い」というイメージがありました。買う方も売る方も「怖い」という意識がありました。個人情報の悪用とネット詐欺の心配です。しかし、時が経ち、大手のJ社をはじめとして、今や通販は完全に市民権を得ました。
例えば、A社。書籍のみの販売に留まらず、今や大抵のものは手に入るサイトに成長しています。納期は早いし、梱包はしっかりしているし、送料もかからないケースが多い。非常に便利であり、こちらにシフトしたユーザーも多いのではないか、と容易に想像されます。
家電製品では、数々のサイトがあり、ネットから2~3社使ってみました。値段は安いし、使い勝手がいい。全国チェーンYの地元店に買うつもりで行っても、最近は買わないで帰ってくることが多い。店員の接客が悪く、買う気になれないからです。この調子ですと、「小売店の店頭には調査や勉強を目的に訪れ、購入はネットで」という小売店としての最悪の展開が待っているような気がします。小売店はもっと基礎的な社員教育を腰を入れてすべきでしょう。その点、地元のNは私の好きな店の1つです。どうも、大きくなることと店員の接客力は反比例するようです。
通販で失敗した私の実例が今日の本題です。品物は、3つの車輪で動く運搬カート。階段でも問題なく引っ張れる、折りたたみの椅子がついている、といううたい文句にのせられて、2台購入しました。大学の授業用と釣り用です。大学では、2回使ったらすぐにチャックが壊れました。やむ負えず、販売元に連絡したら、すぐにチャック部だけの代替品を送ってきました。サービスはまあまあだと思ったものです。それから約半年後、別の1台を釣行に使いました。様々な道具や仕掛けを一緒にいれていけば便利だからです。しかし・・・・。1回でチャックが壊れました。2台買って、2台とも同じ場所がすぐに壊れたのです。クレームの対応がスムーズだったのはこのクレームが頻発していたと解釈できます。しかし、買ってから半年ということと、空いた口が塞がらない、この瞬間ですべてを断ち切ってしまいたい、という想いが強く今回はきっぱりあきらめることにしました。
通販は問題ない商品がほとんどですが、TVなどでやっていても私がひっかかったように劣悪品もあるということです。これからの消費者は、不良品を見極める眼を自ら養っていかないと、トラブルが発生するたびにストレスが増えます。私は、単純でどこで買っても同じものなら伝統があるサイトを使う、部品が多々ある商品で特別なものは調査・確認してから判断するのがいい、と今のところ、考えています。
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