坂東33所観音巡礼
朝のTVを見ていたら、免疫を高めるのに「森林浴」が非常に効果があるという放送をしていました。確かに、その現場に行ってみると、心が洗われ、浄化作用が働いているのが分かります。風水上、山や海が尊ばれるのも一理あるわけです。かような観点から考えた時にもっと自浄作用が強いのはお寺や神社ではないでしょうか?
7月に四国旅行に行き、88所巡礼の実態を垣間見ました。刺激を受け身近に同じような世界はないものか、と調べてみつけたのが、「坂東33所」です。これは、関東地方の観音様を祭ってあるお寺を33か所まわるというもので、鎌倉時代にはすでに定着していたという伝統のある巡礼です。
この夏休みから一念発起して、T大の近くにある第7番金目山光明寺を皮切りに、時間を見つけては女房殿とともに観音巡礼を実行しています。9月11日に至り、神奈川県の全寺を制覇いたしました。今まで訪れたことがある浅草の浅草寺と鎌倉の長谷寺、さらに弘明寺を加えて、全部で11か所となります。全体の1/3を達成したということになります。ただし、車ですが・・・。
各お寺は共通の特長があります。1つはめだたない所にある、2つめは渋い存在感がある、3つめが魅力なのですが、「こんな場所があるんだ。来てよかった。」と思わせてくれる穴場感があることです。釣りキチが自分独自の穴場を発見して悦に入る、正にそんな感覚を味わっています。
山の上や町の真ん中に位置し、その存在は様々ですが、どのお寺もなかなか魅力的です。ここまででは、駐車場がなく路傍にある階段をあがる杉本寺(第一番)、山の高いところから一望できる岩殿寺(第2番)、7つの不思議があるという星谷寺(第8番)、浄化作用満点の飯上山長谷寺(第6番)などが特に印象に残ってますし、お薦めです。
これから先は、遠方になります。年内に1泊旅行で、埼玉県と群馬県に行ってみようと思っています。興味のある方は、トライしてみては如何?
| 固定リンク
「趣味」カテゴリの記事
この記事へのコメントは終了しました。
コメント