チーム力
ロンドンオリンピックの日本勢は連日のメダルラッシュで応援している私たちに大きな元気を与えています。私は10回以上オリンピックをみていますが、今回のようなメダルラッシュは初めてです。9時間の時差があるので、毎日「楽しい睡眠不足」に悩まされている人も多いことでしょう。
今回の最大の特徴は、団体戦においてかってない成績がでているということです。女子のサッカー、卓球、バレー、バドミントン、アーチェリー、男女の水泳が印象的です。それぞれ見事なもので感心と感動の毎日です。そこで、「チーム力」について徒然コメントします。
チーム力が高いことを示す言葉があります。「このチームだったら目標を達成することができそう」とか「このメンバーと一緒にできて良かった」とか「4年後のオリンピックはこのチームで出たい」という選手のコメントです。なにもオリンピックだけではありません。会社におけるプロジェクトチーム、職場の仲間、NPOのメンバー、研修や勉強会の仲間、授業でやっている学生の社会人訪問チームなど、人が集まって行動する起点に欠かせない存在がチームです。
人は、1人では何もできません。人とかかわらないと生きていくことはできません。人との関わりを意識的に組織化したのがチームです。
いい仲間がいるとモチベーションがあがる。刺激を受ける、勉強になる、共感する、同じ目標に向かって一緒に努力する等々、ここにはモチベーションを上げるあらゆる要素があるように思えます。1+1が3になったり4になったりし、奇跡的な力を発揮する。これを痛感させたのが、ロンドンの日本チームでした。P.F.ドラッガーは、「
組織の目的は、人の強みを生産に結び付け、人の弱みを中和することにある。」と言っています。これまさにチーム力ではないでしょうか。そんなマネジメントの基本を改めて確認させる日本チームの大活躍です。 ”ありがとう”。
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