ラスト・メッセージ
7月も中旬ともなると、大学の授業が終了となる季節柄になります。私は、最終講では、学生に対し、ラスト・メッセージを贈ることにしています。去年は、「I’m OK、 You’re OK」。一昨年は、「就活の3K・・・・・聴く、書く、語る」を言いました。その時、その瞬間で、もっともFITする言葉を選んで言うことにしています。
今年は「自分のリソースを受け容れよう」という言葉で締めました。
チームMJの勉強会の7月のテーマが、ニーチェの「ツアラトウストラ」の輪読で、この中に、120%アグリーのフレーズが出てきたのです。「マイナスを既定条件として考える」。自分の境遇や環境を不幸と感じ「文句を言う」という微弱な快感と引き換えに、積極的に悦びを汲み取ろうというものです。それ以外に能動的に生きていく方法はない、ブーたれて生きようが前向きに生きようが自由だがせっかく生きているのなら悦びを汲み取って生きよう、という意味です。人はみなそれぞれのしみがありデコボコなキャンバスのもとに生きていくしかない。しみだらけのキャンバスに文句をつけるのではなく、その上にどうやって自分なりの絵を描くか、それはあなた自身にゆだれられているというものです。
私なりにこれを噛み砕くと、「タラ」「レバ」やあらゆる「僻み」「妬み」「劣等感」は人間である以上皆それぞれの中に様々な形で存在すると思うのですが、それを既定条件として受け容れそこからスタートして欲しいと思うのです。氏育ちを恨んだり、人と比較してコンプレックスばかりが前に出ては、プラスのエネルギーが削がれます。
世の中で成功している人は自分のリソースはマイナスであっても受け容れて、場合によってはプラスに変えているでしょう。人よりよければありがたく頂戴すればいいし、悪ければそれが既定条件として受け入める。その結果、人生が開けると思います。
ニーチェとは全然違った言葉になってしまいましたが、こんな想いを言葉にして授業を締めたのですが、学生に伝わったでしょうか?
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コメント
私には、とても深く伝わりました。
あらためて、日々の気持ちの持ち方を振り返り、今を受け入れ、プラスへ・・・
午後から、さわやかな気持ちで仕事に向かえそうです。ありがとうございます。
ヤマザキ
投稿: | 2012年7月12日 (木) 12時41分
ヤマザキ さんへ
ありがとうございます。心強い承認のメッセージうれしいです。また、時々コメントしてくださいね。
投稿: | 2012年7月12日 (木) 21時55分