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2012年7月21日 (土)

大学教師という職業

7月20日(金)をもって、大学の授業が実質終了となりました。ここから約2カ月の夏休みが待っています。長期休暇があるのは、講師にとってはありがたいのですが、今年もなかなかのんびりもしていられません。昨年は、秋期のテキストづくりに、50時間以上費やし、企業の研修が毎週入り、全く遊べませんでした。今年もやらねばならない仕事がいろいろあります。

まずは、学生の提出物の評価。約300人のレポート(約1200文字)を読んで評価し、成績をつけることをしなければなりません。他の講師はここで苦労するようですが、私の場合は、成績のINPUTは速い。私は暗算が得意な算盤の達人なので、計算は苦にはなりません。多分他の講師の10倍のスピードでできるでしょう。

そして、秋期の「ワークブック」づくりが次の仕事。春期につくったワークブックと違って、秋期のそれは昨年私が艱難辛苦の末つくったものが土台になります。監修のN教授がオーストラリアに行って9月末にならないと帰国しないため、メール連絡をとりながら進めています。ただ、この仕事は、著作としての実績になるので、特にやりがいがあります。

この他に、春期授業のまとめの作成と発信、その振り返りの打ち合わせ、秋期授業のタイムラインの作成などを、粛々とこなしていかねがなりません。というわけで、休みが長い割には今ひとつ開放感がないというのが実感ですが、これは性格ですかね?

大学の教師もそう楽ではないというつもりでここまで書いてきましたが、そうはいっても企業人とは質が違います。ストレスの度合いで測ってみると、企業人の時は今の10倍以上のストレスをもっていた感じです。小中高の教師が直面するいじめの対応などもありません。好きな仕事を自由にやっているのはストレスにならないということでしょう。8月は遊ぶぞ!!まずは明日から、四国旅行へ行ってきます。

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