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2012年6月

2012年6月28日 (木)

がっかり

授業終了後、そそくさと車に乗り、相模大野のグリーンホールに向かいました。途中、相模原と厚木で渋滞にあったものの、PM6:30の開演には5分遅れで到着。そこでは沢田研二のライブが始まっていました。

スタートは知らない曲でしたが、50代以上の旧ヤングの女性がスタンデイングで盛り上がっていました。2曲目、3曲目も知らない曲。どうも、私が期待していたライブとは違う趣であることがこの時点でわかりました。

私は、タイガーズ時代の曲は無理としても、「勝手にしやがれ」とか「危険な2人」などが聞けると思っていたのですが、思い違いだったようです。結局20曲ほどやったのでしょうが、知っている曲は「時のすぎゆくままに」の1曲だけでした。知らない曲を聞くのはある意味、苦痛です。私がジャズを苦手に思っているのは、知らないフェーズを20分以上聞くと疲れるという理由です。

廻りを見渡してみて、皆満足したのでしょうか?95%は女性で、バリバリの沢田ファンなら新曲が聞けるのは満足でしょうが、私の受けた会場の雰囲気は、微妙です。拍手の裏に「欲求不満」が蔓延していたのではないでしょうか?1つだけ救いは、彼のトークです。飾らず素朴で自分を表現する姿には、なかなかいい男なんだ、と好感を持ちました。

先日の井上陽水もそうでしたが、2回続くと私も考えざるをえません。昔の曲を聞きたいと思ったら口コミやネットでよくプログラムを確認していくべきです。残念ですが、私は基本的には、もうこのようなライブにいくのはやめることにします。主催者側には、ファンや来客のマーケテイングをもう少しやって欲しいと思います。あと5年もしたら、観客がいなくなってしまいますよ。

この後、8月にビーチ・ボーイズ、秋にチューリップのチケットをすでに確保しています。夏のベンチャーズを加えて、ライブに行こうと思っていますが、その他の国内アーチストは中止としました。

がっかりして帰宅しTVをつけていたら、ザ・ピーナッツのIさん逝去のニュースが流れていました。

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2012年6月16日 (土)

叱れる人

大学で授業をしていて、向かいの教室で見た光景は異様で信じがたいものでした。終了5分ほど前に数人の生徒が後ろからコソコソと教室に入ってくる。この授業の聴講生は後ろの席に固まって、ほとんどが寝ています。教師は?とそちらに目を向けてみると、下を向いて教科書をひたすら読んでいる。明らかに、見て見ないふりです。奇妙で嫌な光景です。

なぜ、教師は学生を叱らないのでしょう?

こんな例は他にもあります。

その1)私が行った学生のカウンセリングで、「授業をとったけど1回出てやめた。不真面目な学生に注意もしない先生の授業などやってられない。」とコメントされたことがありました。不真面目な学生は真面目な学生の妨げになりますから、教師は叱る、注意すべきなのですが、それをやらない。叱れないのです。

その2)6月初めの私の授業で、5人グループワークと私が言っているのに、6人でワークしているグループがいました。当然、私は叱りました。その叱られた生徒のリアクション・ペーパーには、「先生に叱られました。でもこんなに親身になって叱ってくれる先生はいません。気分は爽やかでした。」。

今年の授業では、意識して怒ったのはここまで4回。内訳は、男2人、女2人です。普段叱られていないのでしょう。もっとも身体の大きなスポーツ系の学生は叱られた直後から授業に来なくなりました。しかし、残りの3人は戻ってきました。ひとことフォローすると「雨降って地固まる」といういい教師と学生の関係になります。

どんな事情があろうと、叱るべきときに毅然と叱ることこそ、教育者、先輩、上司、親として、人として、今必要なことではないでしょうか?

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2012年6月10日 (日)

悩ましい時期

毎年、この時期(6月)の風物詩ですが、この時期は「梅雨」の到来とともに、私にとっては悩ましい季節です。大学のキャリア教育の春学期、授業で課している社会人訪問がはじまり、学生が外部に出る分、トラブルが発生するからです。

アポをとる時、稚拙な質問、服装、礼状の有無、とあらゆる角度からトラブルが生じます。私も今年で3年目、ここまで起きたトラブルやクレームをまとめて、来年の授業で使おうと考えています。センターに企業から連絡がひとたび入れば、連絡メールが飛び交い、瞬間パニック状態になります。授業をやるからには、ある程度のトラブルは想定しているのですが、実際に起きてみるとそうはいきません。トラブルを起こす学生は、ほんの一握りなのですが、礼を失せずまじめにやっている学生が可愛そうです。10の善行も1の悪行で帳消しからマイナスになるのですから・・・・・。

一方、就職の内定の報せが多いのもこの時期です。一昨日、授業の終了間際に前年の受講生Mさん(文系女子)が内定の報告をしにわざわざ来てくれました。彼女は私の授業の中では最もポジテイブな優等生でしたが、まだ内定がでていないと風の便りで聞いており心配していました。「就職は恋愛と同じ。第一志望の会社を待った甲斐があった。」というのが彼女の第一声でした。自分の安売りをせず初志貫徹の就活を全うしたようです。頭が下がります。他には、4社内定が出ている体育学部の男子もいれば、最終面接で落ち悲嘆にくれた女子学生もいます。正に、悲喜こもごも、人生色々です。

時間が経てばすべて過去になります。しかし、現在は過去の試練を乗り越えた結果、あるいは乗り越えなかった結果です。どう転んでも「一局の人生」ですが、うまくいかない時は、試練を与えられていると受け止め、1つ1つ乗り越えていきたいものです。

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2012年6月 4日 (月)

音楽一家?

偶然ではありますが、この1~2か月は、家族のライブが相次いで予定されています。6月2日(土)はその第一弾として、長女がチェロの演奏で出演する音楽会が横浜で行われました。家族総出で応援に駆けつけました。私と女房殿、長女の婿殿、次女の総勢4人です。

PM5:30開演で、予定を30分強オーバーし、終了は、8時を過ぎていました。第一部が「吹奏楽」、第二部が「弦楽合奏」、第三部が「オーケストラ」で、娘の出番は第三部でした。

事の良否は私にはよく判りませんが、感じたことを3つあげてみます。1つめは、自分もオーケストラに入ってやれたらいいな、と思ったこと。そういえば、高校生の時の文化祭で、器楽同好会のメンバーとして、演奏に参加したことがありました。その時は、エレキギターのベースを弾きました。2つ目は、出演している娘がよくがんばるな、という認識です。ピアノから始まって、トランペットなどの管楽器、そしてチェロと、まあ様々な楽器をよくこなす、たいしたものです。第3は、我が家は「音楽一家」と言えるのではないか?ということです。全員がなんらかの形で音楽と関係していることに気がつきました。

6月末には、次女が打楽器を担当する音楽会があります。7月には、女房殿のコーラスの発表会があります。恒例になったのでしょうか、いずれも家族全員が集まり現地に応援に行くというスタイルです。終了後の全員での会食も楽しみです。

一番早くスタートした私のバンド活動のみが、ライブの予定がありません。この年内にレパートリー16曲をCD録音しようと計画していますが、メンバーの高年齢化とライブ・チャンスは反比例するので、こちらは日々ノーチャンスに近づいています。

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