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2012年4月19日 (木)

ライブ

久しぶりに、ライブへ行ってきました。今回は、「井上陽水」です。

「井上陽水」は、私が会社員として新人の頃、後輩のレコードを初めて視聴室で聞いたのが、出会いでした。いきなり、耳に入ってきたのが、「氷の世界」でした。日本語なのですが、ロックっぽいリズム(当時、シャッフルロックと言われていた)といままでにない変な詩が新鮮でした。すぐに、発売済みの2枚のLPを購入し時々愛聴していました。「傘がない」という曲の詩は、「A DAY IN THE LIFE」に、「探し物はなんですか」は「I’VE JUST SEEN A FACE」と全く同じコード進行になっているとビートルズの曲との類似性を当時の会社の月刊新聞で論評したことを想い出します。

しかし、それ以上はまることなく、最近の曲については、全く知らないというのが正直な所です。「リバーサイドホテル」から先は、全く分かっていない。ファンとしては、初心者というところでしょう。

場所は、横浜の市民センターの3階でしたが、その1番前といういい席でした。定刻に始まり、スタート曲は、「東へ西へ」でした。いきなり好きな曲が始まったので、これはいいぞ、とワクワクしたのも束の間、そのあとは、知らない曲の連続でした。結局、23曲やって、知っている曲が4、なんとなくきいてことのあるのが3、合計7曲が馴染みで他の16曲は初めて聞くというものでした。

彼の曲はどの曲も親しみやすいので、嫌な感じはないのですが、知らない曲が続くのはちょっと辛い。おなじみのスタンデイング・オぺレーションは、後半の「氷の世界」と「探し物はなんですか」の時のみでした。帰りの雑踏では、我々と同じように、もっと古い曲を聴きたかったという声が後ろの方から聞こえてきました。

なかなか、「サイモンとガーファンクル」の時のような満足感は得られませんでした。まあ新しい曲を知らない私たちがいけないのでしょうが・・・・。一方、艶やかな声は全く衰えていないこと、2時間強1人で歌い続けてへばりをみせないこと、この2点には感動しました。バンド練習で90分ごとに休憩を欲する私とはえらい違いです。

今年は、なるべく機会を見つけて、ライブに行きたいと思っています。5月の「沢田研二」、11月の「チューリップ」が楽しみです。

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