年度末
3月27日は母の命日ですが、仕事環境の変わる時期にも当たります。官公庁の予算の執行最終月でもあり、4月からの新予算の執行準備に入る月でもあるからです。
私事ですが、私も環境が変わります。27日が、大学におけるキャリア・カウンセリングの最終日となりました。2012年度は、授業が5~6コマに増えたため、授業が2日となり、カウンセリングの仕事ができなくなったためです。ここまでの2年半で約300名の学生のカウンセリング(他大学も含む)を行ってきました。大学に残るとはいうもののカウンセリングが生業である私にとっては感慨深いものがあります。
最後のクライエントとなったのが、体育学部のS君。毎週私の担当の火曜日に予約を入れ、真摯な就活を行っている元気で明るい学生です。先週は休日でしたので、2週間ぶりとなりましたが、なんとこの2週間の就活で、結果は11勝1敗ということでした。主に、エントリーシートの添削をしたのですが、1社以外の11社がOK通過となり、次のステップに進んだということでした。これは、期待が持てますし、私にとってもこの上もない朗報でした。最後を飾るにふさわしいメモリアルな幕引きに感謝です。
いままで授業のサポートでお世話になったOさんがこの3月で退職という厳しい現実もありました。しかし、Oさんの次の就職が決まったという話を聞き、ホッとしました。早速、Tさんと3人で送別会をさせていただき、今までの感謝の意を表しました。ただ、新学期からは、代わりも決まらず、今の時点では苦しい展開が予想されます。
民間会社ではあまり感じなかったのですが、このように3月末の前後はシビアです。NPO事業の入札も3月。この書類作成にも整理がつかず悩みましたがメンバーの協力のおかげで、なんとか目標は達成できました。思ったほど、暇になりません。「明日やることがあるから生きていける。」という地震被災地の会社社長の言葉を今味わっています。
| 固定リンク
| コメント (0)
| トラックバック (0)