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2012年2月 3日 (金)

ひとこと多い

鳥も泣かずば撃たれまいに。TPOをわきまえずに一言多い私の性格、なんとかならないものか?私の性格には悪いところは多々ありますが、特にこの部分は始末が悪い。最近の例。

その1:バンマスから、年末に読んでおくようにとボーカルの本を渡されました。返す時、「つまらない本だった。あまりためにならなかった。」とひとこと余計な本音を言ってしまいました。彼は好意で貸してくれているのに、そんな言い方はない。ボーカルの裏ワザという本のタイトルに対して中身がスカスカに思えたので、ついつい本音を語ってしまう私。

その2:M社長が産業カウンセラーの試験を受けるという。M社長に「カウンセラーは人の話を聞く仕事。M社長は傾聴で苦労されることでしょう。」と言ってしまった。結局、M氏は合格をしたのですが、私に言われたこのひとことに反発し「負けるものか」と頑張ったそうです。私のひとことが、グサっときたらしい。とうの私は、そんなひとことをすぐに忘れているのですからノー天気もいいところです。

その3:目上の先生との打ち合わせで、「こんなやり方はまずい。前例がない。」と言われ、反射的に私から出た言葉が「前例がないからやるんじゃないですか?」でした。「そんな考え方では話にならない。」と場が険悪になり、その後言葉も交わしてもらえません。私は在職時の後半、新規事業の探索、市場開拓をやってきた関係で、「前例がない」と「時期尚早」という言葉には常に社内で戦ってきました。その癖がひとこと多い形で出てしまいました。

黙っていて全くOKなのに、わざわざ本音を言ってしまって、物議を醸す。自分自身では戒めているつもりなのに、現場では口から出てしまう。政治家でしたら、失言大臣としてすぐに更迭でしょう。本日は節分。「嫌な性格、鬼は外。」という意味をこめての自己開示でした。

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