シャンシャンシャン
晴れ時々曇の蒸し暑い11月の二の酉の日、横浜方面に出かけました。買い物という目的もあり、まずは西口の高島屋へ。欲しかったものがなく、その後、シテーバンクに寄って現金をおろし、定番であるシェーキーズのピザ食べ放題を昼食としました。女房殿と昼間から生ビールを楽しみ、調子に乗って、私はピザを10枚食しました(女房殿は7枚)。太鼓腹を抱えて、次の行き先はドンキホーテ。ところが只今改装中の由。仕方がないので傍のビックカメラにちょいと立ち寄ってみたところ、欲しいものに近いイメージのものがみつかり、得意の衝動買いをしてしまいました。私の場合、高価なものでも、どうもこの軽く立ち寄り→衝動買いというパターンが多い。
重い体を揺すりながら、その後、阪東橋に向かいました。時間はPM1:30頃です。いつものように商店街をぬけ、神社でお参り。出店に添っての徒歩を楽しみながら、熊手が立ち並ぶ露店街に到着。酉の市は今年で5回目です。独立してから、毎年恒例にしており、浅草へ2回、横浜は3回目です。商売繁盛の祈願ですから、毎年順調にきている私にとっては欠かせないイベントとなりました。うまくいっていると、翌年もいかねばならない、熊手は前年よりも大きいものを、という心情が湧いてきます。
「いつもは、ひと廻りしてから購入する店を決め、価格交渉を楽しんだりするのですが、加齢のせいか、食べすぎのせいか、それが面倒くさくなりました。手前の店ですぐに買えればいい、という心理が働きました。見ると、前の人が買っていて、「シャンシャンシャン」が始まりました。聞いてみると予算の範囲で買える価格の由。さっそく前の人と同じ熊手を購入。すると同じようにシャンシャンシャン」をしてくれました。「シャンシャンシャン」は、そこそこの熊手を買った人に対し、店の人全員で商売繁盛の祈願の手拍子を行うというものです。いつも廉価な熊手を買っていて、「シャンシャンシャン」には縁がないと思っていましたが、思いがけず初めてやってもらって心地よい気分でした。昔、正月にダルマをもってカメラ店の店頭で手拍子をやった営業活動を想い出しました。なんか、いいことがありそうな気分になるから不思議です。あの時、カメラ店さんもそんな気分になったんでしょうね。
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