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2011年9月 2日 (金)

ドジョウ

ドジョウは金魚にはなれない。新宰相野田氏の党大会時の演説に出てきたフレーズです。ドジョウはドジョウの良いところがあり、金魚は金魚の良いところがある。華麗さ、派手さ、アピール性などの華やかな部分と、継続性、安心性、現実性という地味な部分は対極です。時と場合によって、どちらがいいかは変わるのではないでしょうか?

一人一人が自分の強みや長所を認識し、健全な自己肯定感をもつことができたら、前に進むエネルギーのパワーとスピードがつきます。そうなると、地震復興、経済の活性化などの前向きパワーに結実すると思っています。

「モデリング」という手法があります。自分がないたいと思う人を見本にする、自分の尊敬する人をみつけその人に近づくように努力する。いずれも若い頃は有効ですが、齢も50を過ぎてきますと、いつまでも迷っているわけにはいかないでしょう。自分の性格は?強みは?特徴は?何がしたいのか?何に興味があるのか?何に向いているのか?どんな形で社会に貢献することができるのか?などに、とりあえずの答を持っておくと判断の分岐点に来た時に右顧左眄しないで済みそうです。金魚になりたいけど、私はドジョウ。と自覚認識する時から、視野が開けるように思うのです。

普段お付き合いはない人達ですが、私のみたところ、自分が全くみえていない人が少数存在します。その人たちの共通の特徴は、自分が見えていない分、外界に対するエネルギーが強いという点です。故に、影響が大きく、周囲の人に、不快感や厭世感を与えたりします。影響を受けた人が私に相談することで実態が明らかになります。

0から1を作ることにかけては天才的ですが全く人の話を聞かない100%の自己中人、罵詈雑言の連発で社員の退職が相次いでいるノン・マネジメントTOP,30代の若さで講師やトレーナーとしてチヤホヤされ舞い上がり傲慢で人を上から目線でしか見れない若者(IUE=I&Ifrom Upper Eye)など、老若男女どこにもありです。自分は金魚だと思い込んでいます。

ドジョウのフレーズは、相田みつを氏の詩だそうです。恥ずかしながら、私は知りませんでした。この機会に相田みつお氏の詩にふれてみよう、と思います。こんな私がいるから、即増刷ということになるのでしょうね。

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