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2011年8月

2011年8月26日 (金)

とんかつ

「今一番たべたいものは?」と質問されたら、あなたはどう答えますか?女房殿にこの質問をしてみたところ、「渋谷の黒豚のとんかつ」という言葉が返ってきました。暑さが一段落していることもあり、昼は上野の国立博物館で前から眼をつけていた「空海」展を鑑賞し、アメ横に寄り道をして、夕方渋谷に入りました。

女房殿指定の「とんかつ」は、渋谷東急の9Fの「蓬莱亭」です。F販売のS氏によく連れて行ってもらった店です。もう数年以上のご無沙汰なのでもしかして閉店してるかもと思いながら行ってみると、しっかり営業していました。ただ、東急の建物は古いので、トイレの壁に何か所も亀裂が入っていました。想定外の大地震が来たらアウトでしょう。店内に入り、メニューを見ると、黒豚ロース定食2300円は以前のまましっかり存在していました。とろりとしたジューシーな柔らかさは圧巻。久しぶりに「とんかつ」のうま味を堪能しました。

私の周囲では、「とんかつや」がよくつぶれます。古くは、Sおばさんにご馳走になった「ひばりが丘駅」の傍にあった店。これはもう30年も前につぶれています。新座に住んでいた家の傍にあった黒豚を食べさせるとんかつ専門店は夜逃げのように店を閉めてしまいました。恵比寿の昼食をよく食べに行った安くてうまい贔屓店もつぶれました。富士の宮にあった地域の有名店もなくなっていました。そんな訳で、「とんかつや」の繁盛の維持は難しいという思い込みが私にはあります。

「とんかつ」というジャンルでいうと、私も蓬莱亭の黒豚が一番おいしいと思っています。他にもおいしい店はあります。最近では、鎌倉の「勝烈庵」のロースも悪くない。有名なのは、目黒の「トンキ」という店もあります。ここは繁盛店だけになかなかです。吉祥寺にも名前は忘れましたがうまい店がありました。私は、基本的に、「とんかつ」や「ステーキ」などの肉は好きですが、最近は海産物主体の食生活を送っています。たまに、ビールを飲みながらおもいっきり肉を貪るのは旨さ百倍です。

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2011年8月24日 (水)

あるモデルパターン

全く仕事をしなくなったら私はどんな生活をするのでしょうか?9年前に病気をし入退院を繰り返していた時に一旦この答えはでています。今夏休み、大学が休みとなり、研修が一段落し、改めてモデル・パターンを確認しています。

朝、目が覚めるのは6時。長編歴史小説を読んだり、PS2で三国志をプレイして、起床はAM7:30頃です。次は、食事とメールチェック。午前中は、TV。内容は、通常の番組、CS、ビデオオンデマーンド、収録番組。時代劇、ニュース、勉強、推理ドラマ、囲碁や将棋、釣りなどに結構幅は広い。仕事をする場合は、大体この時間を充てることが多い。

昼は、女房殿とショッピング&食事のため外出。近くのスーパーや電機量販店、専門店などへ車ででかけ、結構衝動買いをします。適当に店をみつけて食事をした後、夜用の食材を買い、それを持つのが私の役割です。PM3:00か4:00頃帰宅。PM6:00ぐらいまではTVをみながら昼寝タイム。6時からは、気が向いたら、ヨガを1時間。

PM7:00から食事。あとは、ソファーに寝そべりながら、TV漬け。「今日は何を見ようか?」と女房殿と話し合い、11時ぐらいまでの鑑賞番組を決める。10時からは、NET朝日の「ニュース・ステーション」を視るケースが多い。その間、入浴したり、間食したりして、就寝前にメールチェック。12時には、寝床に入って就寝。

まあ、このような時間割と内容がモデル・パターンとしてこの夏休みに見えてきました。気付いたことは、私はTV大好き人間であるということ。特に外が酷暑となるとわざわざ外出する気にもなれません。TVのない時代に生まれていたらどうしていたんでしょうね?このようなパターンは、一面自由で好きなことができるという反面、怠惰で1年経つのが早いという2面性があるやに思います。「バランス」が必要ということでしょうか?もっとも、大した悩みがないからこそ、こんなことが言っていられるのでしょうが・・・・。

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2011年8月14日 (日)

アンケート

8月2日締め切りで、学生の成績をインプットし、Web経由で教務課に提出しました。対象は、3クラスで総勢207名です。出し終わり、一息ついていると、大学側からのアンケート結果が届きました。これは、大学側が主導して、アンケートを受講学生に依頼。実態を把握し、結果を授業運営の改善に結び付けようというものです。我々、教師からすると、通信簿代わりということになるのでしょうか?

有効回答数164、非常に良い94(57%)、良い55(34%)。両方合わせると149(91%)という結果でした。あまり良くないという否定的な意見は、1名でした。個々の設問では、「自己の能力が向上した」「社会的視野が広がった」と答えた学生が半数以上に達していたのが特徴的でした。他の授業結果が分からないのですが、まあまあ、というところでしょうか。

夏休みを利用して、大学の秋期授業プログラムを作成していますが、春期と比べて様々な部分でパワーアップできると確信しています。その1:時間的な余裕がある。春期は研修や他大学の講座が入ってパンパン状態であり、全く時間がなかった。今回は集中できる。その2:最初からプログラムを私自身で作っている。3月31日に引きついで、他人の作ったテキストで即本番は厳しかった。毎回中身の修正に時間がかかった。その3:秋期の内容は即就活に結びつく内容であり、春期のプログラムとは根本的に異なる。外部を巻き込んでのマイナス・アクションに対するエネルギーロスが防げる。その4:私自身の慣れと余裕。春期はよちよち歩きでストレスの多い状況であったが、学生の気質や大学のシステム、そして関連スタッフの協力関係などすべからく把握して臨む秋期は一変する。この4つのポジテイブ要素があり、秋期は春期の4倍ほどのパワーアップが期待できます。

自分として春季授業は不満足でしたが、まあまあのアンケート評価を得られました。これは秋期に対するモチベーションを上げる大きな要因になりました。担当する授業が大学の看板授業となり、学生の人気度がぐんぐん上がって、受講者数が飛躍的に伸びるという伝説を作ってみたい。

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2011年8月13日 (土)

ダイエット

私は血糖値と尿酸値が高く、いわゆる「メタポ」です。肥満が最大の要因ということなので、減量に取り組むも、長い人生で、ダイエットに成功した試しがありません。TVや新聞、人の噂などから、これはいい、と思うことは大概試しているがうまくいきません。

TVで放映していた「70%カロリー制限法」というのをやってみました。食事の量を今までの70%にするだけ、というダイエット法です。聞くところによると、「サーチュイン遺伝子」というのがあって、70%に減らすことで、体内のミトコンドリアが増えて細胞が活性化するというものです。6月12日からはじめて、まずは2カ月経た8月12日に結果をみてみようと試してみました。

結果は良好。無理することなく、2~2.5Kg減量に成功しました。夜の食事の後がやや苦しいのですが、それ以外は「馬なり」でできます。80Kgに達することもあった体重が今では76Kg+を維持しています。ミトコンドリアは増えたかどうかは分かりませんが、体調もいいように感じます。過去、サプリメント(キチンキトサン、アロエベラ・・・)やジム通いや食事制限などいろいろやってみましたが、一時的に減量できてもすぐにリバウンドするのが常でした。

喫煙について、私独特の節煙法が成功しているように、「70%カロリー制限法」は私向きで長く継続できそうです。健康の課題の解決は大きい。

外見的にはあまり目につかないようなので、それがまたいい。T大の居合の名人I氏には見破られましたが、そのほかでは、やせたという声はいただいていません。当面、目標の76Kgは達成したので、まあこのままでもいいし、あと1Kgほど減ってもいいかな、と余裕で考えています。血糖値と尿酸値の次の検査を受けるのが楽しみになりました。ダイエットで悩んでいる人、2か月騙された思ってトライしてみてはどう?

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2011年8月 7日 (日)

3人の私

夏休みに入り、唯一私が稼働しているのは、T大の秋期の授業プログラムの作成です。当然私がやらなければならないのですが、1日3時間ぐらいはかかっており、相当難物です。完成までには延べ60時間程度の無料労働になりそうです。この作業の中で、「自分史」というアイテムがあります。脱線して、私自身の自己分析をしてしまいました。

今の私は3人目の私という気がしています。1人目の私は、生まれてから高校1年生の1学期まで(0歳から15歳)。特に特長も無く、不器用で運動音痴。コンプレックス十分の少年でした。走るのが遅く、運動会に両親が見に来るのが嫌でしょうがなかった頃の私です。ランドセル、グローブや自転車など、他の学友と比べると安ものを使っていたという貧乏コンプレックスもありました。若干勉強ができたのと、習っていた算盤の上達が早かったぐらいが取り柄でした。

こんな生徒が変わったのが高校1年の時でした。友達の影響で勉強に集中しだしてから、私は目覚めました。成績が勉強量に比例してぐんぐん上がりだしてから、コンプレックスが、「突っ張り」と「傲慢」に変わりました。全校に公表される学力テストは常にNO1であり、当時珍しかったエレキギターを弾いたりして、目立つことに喜びを覚え自己実現と勘違いしてしまった私がいました。この「傲慢」な私は、そのまま会社に就職し、52歳の大病を患うまで続きました。実に37年間、周りに毒を撒き散らしていたやに思います。最近、私の周囲に、才能はあるのですが、自分の能力に自信をもった挙句、「上から目線」で人を見る若者を散見します。その増長度合いと傲慢さはコンプレックスの裏返しで突っ張っていた昔の私を想い出させます。

3人目の私は、52歳から今に至る9年間です。温厚で人の話をよく聴き、昔でしたら怒ったり避けて通ったりする人間をも受け入れる自分がいます。生きていることが幸せと心から感謝の気持ちを感じている自分がいます。多少、苛立ったり、マイナスの感情が湧くことはありますが、鷹揚に構え冷静に対応できる自分がいます。

もちろん、今がもっともストレスが少なく、生きている意味を感じながら日々快適に過ごしています。そんなことにあらためて気がつきました。ひょんなところで脱線し、こんな分析をしていました。

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2011年8月 5日 (金)

夢は見るものではなく叶えるものである

今、最高に輝いている日本女子サッカーのリーダー澤選手の言葉です。あの世界一になった翌日に放送されたものと記憶しています。

「マーフィーの法則」というのがあります。心の中で、「できる」「やれる」「成功する」と念じ続けると、事が成る、思ったとおりになる、というありがたい法則です。私は退職後独立してから「マーフィーの法則」に支えられてきました。長期の研修の仕事が欲しい、メンタル・ヘルスの仕事がやりたい、本の出版をしたい、大学の教壇に立って生徒に人間学の講義をしたい、大学の教師になりたい、と目標をたてると、ことごとく願いが叶いました。まさに「マーフィーの法則」そのものです。人の頭の中には、ナビゲーションがあって、ここに目標をINPUTすると、ゴールに導いてくれます。私はこんな考えのもとに、夢→目標→実現 というサイクルを繰り返してきました。あの大リーガーのイチロウは小学校の時の作文の中ですでにプロ野球選手をめざしていました。迷い無き想いに裏打ちされた「目標」は叶うことが多い。これが「夢は叶えるものである」ではないでしょうか?

想いを露に吐くという意味で「吐露」という言葉があります。「吐く」という言葉は、口と+(プラス)-(マイナス)で構成されています。口から出るのは、プラスの良いこととマイナスの悪いことの両方があります。口から出る言葉が、プラスだけならどうでしょう?これは、「叶う」という漢字になります。自分が想った「夢」を口に出す、あるいは文字にして書いてみるなどアウトプットしてみると、考えていることが具体的になります。そこから、マイナスのイメージをはずしてみる。これ即ち、「叶う」ではありませんか?

人は、「夢」を見たとき、あくまでもこれは夢であり現実ではない、と想いこんでしまってはいないでしょうか? コーチングの世界ではミラクル・クエスチョンというのがあります。朝目覚めたらあなたの夢が全部叶っていました。あなたの周りには何が見えますか?誰がいますか?何が聞こえますか?という質問です。この質問をすると、私の予想に反して、回答者の頭に浮かんでくるのは現実の世界が多い、という結果を得ています。ということは、夢といっても決して特殊な世界ではない、ということです。いい夢を見たらナイス・チャンスと捉え、叶えるための目標作りをしてみては如何でしょう?

 

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