大学春季授業
2011年の大学の春季授業が4講目を終了いたしました。大学の授業は夏休みをはさんで春季と秋季に分けられます。全14講あり、ようやく1/3が終わったタイミングですが、前半の山場をなんとか乗り越えた感じです。
私は、毎週水曜日の2限、3限、4限と3コマキャリア教育を担当しています。2限と3限は、3年生以上を対象とした「キャリア形成」、4限は1,2年生対象の{キャリア設計」という授業です。1コマ90分ですから、昼休みをはさんで、270分立ちっぱなしということになります。
「キャリア形成」は、昨年までは、講師6人で1コマづつ担当した単位の付かない全学部対象の講座でした。今年は、単位がつく授業に昇格?となり、4コマを2人で担当することになり、それが水曜日に集中します。2限と3限は同じ内容の授業なのですが、大きく雰囲気が違います。2限は、グループワークはわいわいがやがやと盛り上がりをみせ、講義になると聞く態勢にきちっとスイッチが入れ換わります。やっていて楽しい私にとって本来あるべき模範授業です。一方、3限の方は、私語が多く、ザワザワ感が否めません。1か月経過してようやくその原因が掴めました。工学部のある学科の生徒が18人エントリーしてきており、授業がはじまっても友達同士でザワザワしていることがわかりました。抽選も無く全員履修可としたのですがこのように全体の1/4~1/3が同じ学部で占められるという事があるのですね。原因が判明したので、今後は意識してテコ入れしていきます。
4限は、1、2年生対象の「キャリア設計」で、こちらは抽選で80名ほどのエントリーです。当初落ち着きがなくザワザワ感一杯でしたが、ビシッと注意したり、手を変え品を変え様々なトライを繰り返した結果、4講にしてようやく授業らしくなってきました。最もうまくいったのは、騒ぎの主体となる1年生のパワーが雰囲気を盛り上げる方向に作用してきたことです。彼らがいる故に、しらけるということはありません。これはこれで楽しい世界になりました。1つだけ残念なことは、「抽選で決めるのはおかしい」と言っていた抽選に当たった学生が2回続けて欠席しているということですが、まあ仕方がないですね。
地震の影響で、引継を受けたのが3月30日で、暗中を模索しながらようやくここまで来ました。本来でしたら、もう少し気を利かせて、周囲に対して様々な気配りをしなくてはならない立場であると自覚しているのですが、毎回毎回の授業の進行に精一杯で、そこまでできていないのが歯がゆい限りです。相変わらず周囲に対する配慮を欠き、アバウトすぎる自分を感じます。ようやく1段落ついたので、これから気配りをしマイナスを埋めていきたいと考えています。
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