ドジ夫くん
5月に入り今年の1/3が過ぎました。仕事の面では頗る順調です。今年の前半は、1月から7月まで、計75回の授業や研修を行う予定で、とにかくこのスケジュールをきっちりこなすことを目標としてきました。地震の影響で、押せ押せの順延になり、4月は苦しい展開でしたが、なんとか38回までをこなすことができました。丁度半分、まずは順調ということです。
しかし、すべてがうまくいっているか、というとそうでもないのです。人が考えられないような状況を自分のドジで作ってしまう、ドジ夫くんが私の中にいます。今、ストレスになっている恥ずかしい話をします。私は、今年からCC講座のトレーナーとして颯爽とデビューする予定でしたがそうはいきませんでした。神奈川県からは、8人新人トレーナーが誕生したのですが条件付合格は私だけでした。5月1日に、講座の第1回目がスタートしたのですが、同期の仲間は溌剌とトレーナーの役割を果たしていました。私は「陪席」を義務付けられ、見学者という身分です。その時の私の感情を占めていたものは「恥ずかしい」という感覚でした。うらやましいとか、悔しいとかの感情はほとんど無かったように思います。
T試験の時に、筆記用具の確認もせず、極太のボールペンで、「まあいいや」と小さな評価用紙に書いた文字が全く読めるようなものではなかった。トレーナーとしてのコメントを発する時に「悪いところはありません。完璧です。」などと言ってしまった。等々、不真面目だと思われたことは想像に難くありません。私が試験官の立場だったら落とします。このようにふと気を抜いた瞬間に大きなミスを犯すドジ夫くんが私の中にいるのです。この数年でも、受験番号の記入ミスによるコーチングの筆記テストのダウン、CC技能士1回目試験で老眼鏡を忘れ消しゴムを使って答案用紙がぐちゃぐちゃになってダウン、産業Cの逐語の記録を1人だけ誤解し落第しかけたことなど、けっこう大事な所で凡ミスを犯しているのです。
トレーナーの方は、3人に1人ぐらいは知っている人がいて、温かい声をかけてくれました。お陰様で、この際ベテランのやり方を勉強してやろう、という気持ちにすぐ切り替わりました。「陪席」はあと2日間義務付けられており、スケジュールは厳しい限りですが、なんとかクリアします。「課題があることはいいこと。成長の糊代がある証拠。」「全て思い通りいったら、恐い。後はダウンしかなくなる。」「玉に傷があるのが人間。」など、新しい自分の造語が浮かんできました。こうなったからには、今後神奈川県でトップのトレーナーを目指してがんばっていきたい、と思っています。
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