高校1年生向けの講演
高校1年生240名を対象に、「マイナビ@右脳を最大限に活用しよう!」という演題で講演を行いました。昨年の11月に依頼があった案件で、気楽に引き受けたのですが、それが苦労のはじまりでした。対象が高校1年生で話す時間が90分。これは講演というイベントにとっては厳しい条件です。1年生は私語が多く話を聞かない、という観念が私にはありました。それが90分です。これは本格的なセミナーや大学の授業と同じです。それ相応の準備が必要です。そんなわけで、思いのほか、この件には時間を使いました。昨年末の多忙パニックを引き起こしたストレッサーの1つになっていたかもしれません。
校舎に入って、まず驚いたのは、生徒が礼儀正しい、ということです。すれ違う時に、皆が「こんにちわ」と挨拶をします。学校側のしつけが行き届いていて、外来者にとっては気持ちがいいものです。モチベーションが一気に上がりました。
私の話は、強みを見つける→楽しいコミュニケーション→目標をマイナビにインプットする、という骨子で、これから日本を担う若者に私が今何をもっとも言いたいか、という観点で選びました。一生懸命メモをとっている子もいれば寝ている子もいましたが、やりやすかったです。1年生は、私語が多く、ザワザワ感が付きまとうとイメージしていたのですが、周囲の先生方のフォローよろしく、それは杞憂でした。
90分の講演の後、校長室で校長と話す機会を与えられました。私を紹介したM氏、セミナー担当のE先生が同席されました。校長は、女優の田中美佐子似のチャーミングな女性です。話題が豊富で、ポジテイブで、教育に対する熱意に並々ならぬものを感じ、私は一目でファンになってしまいました。きっちりメモをとられ、「今日はよかったです。人生の指針に今日の話は参考にします。」と言われた時には、モチベーションが上がり、ここまでの苦労はすべて吹っ飛びました。
時間がかかりましたが、この話は受けて良かった。「振り子の原理」が働き、今回の講演は私の引き出しを増やしたという快い実感があります。「ポジテイブが運を引き寄せる」というものです。
| 固定リンク
「仕事スキル」カテゴリの記事
- 「RESPECT」の法則を使う(2014.05.19)
- 春学期スタート(2014.04.24)
- 「ReSPECT」の法則(2014.04.07)
- OKセッション(2014.01.30)
- 技能検定(2013.12.17)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント