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2010年11月 5日 (金)

再就職という新しい世界

2010年も11月に入って、少なくとも私の周りで3人の人が新しい世界に入りました。再就職という新しい世界です。

1人目は、F社時代の元同僚。身内の交通事故の責任を一身に背負うも、良心的に被害者と接触。多額の保証金を払って和解となった。退職金確保のため会社を退職。その後、就活を行うも、年が55歳となると再就職の道は厳しい。苦難を重ねた結果、この11月から新たな会社への再就職が決まりました。もともと技術があって人柄がいいので、申し分ないのですが、年が最大のネックになっていたようです。

2人目は、私のメンタル・カウンセリングのクライエントです。昨年、うつ病を発症し、11月にリストラ勧告を受けて退職。徐々に、うつ病の方は快方に向かったのですが、再就職がままならない。8月に決まった会社があったのですが、どこかの寿司チェーンのように、入社後すぐに解雇という不運が付きまといました。もともと実力があり、10月のカウンセリングでは、明るくいいオーラが出ていたので、そろそろ吉報が届くのでは、と思っていました。案の定、地元のファミリー的な企業に決まったという嬉しい報せを受けました。

3人目は、ひとり親支援事業のクライエント。カウンセリングの翌日が、書類審査と面接ということでした。履歴書をさっさと書き、時間をかけたのは、クライエントの強み探し。そして自己PRと志望動機を組立て、口に出す練習。来談当初は不安一杯の顔をしていたクライエントの顔がどんどん自信ありげに変わっていくのがわかりました。時間がないので、当日のピークに至ったところで、送り出しました。20社以上落ちたということで、クライエントは自信をなくしていたようですが、なんと見事に合格。某センターン内のレストランの店長というから、たいしたものです。

管内閣は、「雇用、雇用、雇用」と言っている割には、現場は全然活性化されていません。相変わらず競争率は2ケタを示し、ちょっとやそっとでは、就職の内定がとれないという状況が続いています。ハローワークは相変わらず満員御礼のようです。こんなご時世に再就職を決めた上述の三人には心から敬意を表します。よくがんばりました。心から祝福させていただきます。

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