モチベーションが上がる
5月15日にスタートした企業研修が終了となりました。D社の「変化対応力養成講座ー基礎コース」です。期間は約6カ月。受講者は、12回で288人。時間は延べ162時間。1週目土曜日丸1日、2週目金曜日午後半日というスケジュールを半年続けました。長丁場は慣れているのですが、同じ内容を12回繰り返したのは初体験です。
最終日の終了10分前に社長が現場に来られました。そこで、最後に締めの言葉をいただくことになりました。社長曰く「今回の研修は明日からすぐに使える実践研修です。研修専門機関に頼むと高邁な理論をふりかざし、その時は分かったような気分になるが実際は役に立たないのがほとんど。今回の講師は民間会社のF社を50代でわざわざ退職し、「社内突破力」を出版しました。この本を読んでみて、著者は会社員時代に相当な経験と辛酸をなめた人間というのがよくわかる。幹部に20冊ほど読むように贈ったが、そこに我々が求めている実践的なヒントがあります。アンケートの結果などを見てこの研修は評判fが良く、狙い通りの効果がありました。」。私が日頃から言っていること、心のうちを社長が鏡の反射のように言ってくれたのです。その言葉が私のモチベーションを著しくあげたのは言うまでもありません。受講生の一人が以前感想として「全く新しい実践形式の研修」という表現をしてくれたことがあります。私自身様々な研修を受けてみて、実践的でない研修ほど高いコストで効果が出ないことが分かっています。故に企業研修の私のやり方には自信をもっています。そこをズバリ認めてもらえたのは最高の喜びです。
翌日は、研修の青果物である新ビジネスモデルの内容のいいものを選考した発表会が行われました。D社の経営陣がほとんど出席される中で、プレゼン内容はブラッシュアップされ、提案の相をなしていました。受講者の真摯さと努力には敬意を表します。経営陣と提案サイドとの議論も活発に行われ、有意義な会ではなかったか、と思います。このようなイベントを線香花火で終わらせることなく継続することが、イノベーションにつながるはずです。半年の長期研修でしたが、私にとっても、よき勉強、よき経験となり、ナイス達成感を得た仕事でした。今後は、年内休みをいただき、来年早々からM社、2月にはF社の研修が控えています。
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