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2010年7月

2010年7月30日 (金)

競馬の「オグリキャップ」が亡くなりました。北海道のお別れ会には730人のファンが弔問に訪れたそうです。実は、私もオグリにはひとかたならぬ「縁」を感じていました。彼の生まれた3月27日が、私の母親の命日と同じというのがその理由です。年度も、彼の誕生日と私の母の命日が、同年か1年違いと記憶しています。そして、2つ目の理由が、オグラとオグリというオグの発音が一緒という語呂合わせです。私にとっては母の死が大ショックでしたので、その分、オグリに想い入れが強かった、と思います。というわけで、オグリは私にとっては特別の想いがある馬ですが、残念。冥福を祈ります。

めずらしい三角関係の「縁」というのがあります。昨日サラリーマン時代の仲間3人で新宿で飲みました。ISさんは、F社にいた時の私の上司で、退職後関係会社で働き、この春69歳でリタイアされました。新規事業開発の職場で、私の動きを常に温かくみつめ、いいアドバイスやサジェスションをいただいた大先輩の恩人です。プロジェクト。チームとして行動を共にしていた時代は私の中でも特に感慨深いものがあります。一方、IAさんは、退職後のISさんが努めた会社の上司でした。ISさんには、その後、私の経営していたITのベンチャー会社に転職し、番頭役として私をサポートしていただきました。すなわち、その時のIA氏の上司は私ということになります。会社がピンチに立った時、私個人が落ち込んでいた時に、どれだけIA氏に助けられたか、私が今日あるのもIA氏のおかげと心から感謝しています。

退職後、上司と部下の3通りの三角関係が出現するとは思いませんでしたが、これも「縁」であり、人生の常でしょう。私の持論に「人はいつも50-50(ピフテー・ピフテー)」というのがあります。どんな立場にあろうが人間は対等である、という考えです。「傲慢な上から目線」や「位負けの卑屈」になることはない、という考えです。会社の上下関係を人間としての上下関係にあてはめてはいけない、という見本が今回の飲み会でした。

様々な「縁」があります。そんな「縁」を1つ1つ大事にしていこう、そんなことを感じる真夏の1涼日でした。

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2010年7月28日 (水)

プリンター

デジタルプリンターを買い換えました。これまで使っていたキャノンのデジタルプリンター(560i)はなかなか良かったのですが、5年も使うと老朽化してしまうのか、色が出なくなり苦慮していました。仕事上プレゼンの資料を作る時が特に不便です。そのため、クライアントには随分甘えてしまいました。「パワーポイント」を使いたいのですが色が出ないので、敢えて「ワード」で資料を作ったりしていました。

今時のデジタルプリンターは、多機能&高性能です。コピーとスキャナー機能がついていて、安価なのには驚きです。私は、デジタルの草分け時代に、滋賀県のラボで、入出力センターの仕事をしていた関係で、この手のマシーンは業務用として位置付けていました。したがって、スキャナーやコピー機が一般家庭に入るなどとは考えられませんでした。カメラや携帯だけでなく、ここにも技術進歩による生活様式の変化を感じます。

私のプリンター暦は、かれこれ15年になります。最初が、HP製。デジタルプリンター自体を自宅で持っている人がほとんどいない時代。音も動作も大きく、色もかろうじてついている感じで当時は色が出るだけで感動でした。2代目は、エプソン製。キャノンとエプソンのトップ争いの時代です。エプソンのこの機械は壊れやすくトラブル続きでしたが、まあこんなものだろうと我慢していました。3台目がキャノン製です。これは重宝しました。品質が良くて、廉価、トラブルなしなのが特に感動的でした。

3台目もここにきて使えなくなり、今回買い換え。新機種のメーカーは、またキャノンにしました。私はF社出身で、キャノンはライバル会社だったのですが、なんとなく一番相性がよさそうです。ドライバーソフトをインストールし、各機能を確認。動作OK、いい感じです。ちょっとした不便さをこれで解消したわけですが、こんなところにも十分な幸せ感がありました。私はメカに弱く、これまでメカトラブルに悩まされてきたので、購入メカと相性がいいことに人一倍の喜びを感じるようです。

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2010年7月20日 (火)

繋がらない

7月20日(火)は、今年一の猛暑で、群馬では38℃を記録したという。よりによって、こんな日に私は歩きまくってしまいました。しかし、結果は出せませんでした。この日は、1年に1度ぐらい表れる「繋がらない」日でした。

午前中は、J社のメンタル・カウンセリングです。3連休明けの初日ということで、クライエントとの連絡がうまくとれないまま当日になりました。朝一番のクライエントがキャンセルなのは承知していたのですが、次をどうするかという電話連絡が全く繋がらない。メンタル系はこういうところに気を使います。

午後からは、NPOの広報・PRの一環として、7月のテーマである大学訪問を実施いたしました。まず訪問したのが、我母校の「W大学」。O会館に初めて入りました。しかし、私の目的とするターゲットは、文学部の上にあるG会館と判明。それでは、と、O講堂の裏にある「Wエクステンション・センター」に顔を出してみました。しかし、先方の担当の方は休暇中の由。チラシとNPOの名刺を置いて、次回の訪問を約しておきました。

そして、、「G会館」を目標に、文学部方面に向かって、坂を登って行きました。ここもはじめてで、途中道を間違えてしまい、着いたときは、汗が噴き出して、収拾がつかない状態でした。水を飲んで態勢を整え、現場を訪問したのですが、残念ながら、ここも空振りでした。所長、課長、主任3人とも不在でした。無い袖は振れません。名刺とチラシを置き、担当の方の名前を確認して、第3の目的地に向かいました。

3校目は、新宿にあるT大学。T大学の事務課長は、F社同期のI氏。I氏から、担当の先生を紹介してもらおうと目論んだのですが、また空振り。担当の先生は、たまたま休暇とのこと。挙句の果てに、I氏は、ダブルブッキングの由。私と食事に行く予定もドタキャンとなりました。

何ひとつ繋がらないという日があります。この日がそうでした。結果は出せませんでしたが、出さずともよい根性を出してしまいました。万歩計は、12000歩を示していました。と言ったら女房殿に「いい年をして・・・・」と諭されてしまいました。こういうときは、泰然自若、動かざること山のごとし、という態勢が好ましいようです。

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2010年7月18日 (日)

飲み会

九日間で、七日間が飲み会となりました。ほとんど、毎日飲んでいるという勘定になります。勉強会Aの仲間、勉強会Bの仲間、身内、大学の友人、カウンセラー仲間、クライアント会社社長、大学のゼミ同窓会、と相手は錚々千差万別です。

今回の「飲み」で気付いたこと、感じたことを、プラス、マイナスで分析してみましょう。まずは、プラス面。もっとも刺激を受けたのは、大学のゼミのM先生。90歳になられたとのことですが、頭脳明晰、かくしゃくとした態度は、昔のままでした。私は、71歳になられた2人のM氏やK氏を尊敬していますが、M先生の前では、その人たちも「ひよこ」でしょう。また、義父が同じ年ですが、ヨレヨレになっているのを毎日見ているので、M先生はまぶしくもありました。

焼酎のロックというのをはじめて口にしました。これまでは、ツーンとした鼻につく臭いがいやで、お湯に梅干しを入れて焼酎を飲んでいたのですが、ロックに初挑戦。これがうまい。癖になりそうです。

毎日相手が変わり、杯を重ねますと、ストレスを感じている余裕はありません。今のところたいしたストレスはないのですが、様々なインプットがあることにより、都合の悪いことは忘れてしまうようです。楽観的な私の資質に酒は拍車をかけるようです。

マイナス点がひとつ。「前日どうやって帰ってきたか、記憶が欠落している」ことが起きるようになってきました。終電に間に合わず、横浜からタクシーで帰ってくる回数が増えてきました。しかし、忘れ物もしないで、帰ってくるのですから、その瞬間瞬間はそれなりの判断をしている、とは思います。まあいいか、です。

私は酒が強い方ではないのですが、酒席は好きです。誘われたらまず断らない。というわけで、飲む機会は多いのですが、これからは一席一席大切にしながら、「黄金の中庸」を心がけていきたいものです。

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2010年7月17日 (土)

就職支援セミナー

女性の就職支援セミナーの講師を努めてきました。今年の2月以来です。クライアントはC市で、時間は午前10時から午後12時半までの2時間半。内容は、江の島版をそのまま移植。2月の江の島「4つの力セミナー」見学にいらしていたC市の職員さんのオファーがきっかけです。2月と同じものを希望され、4回のうちの1回目を前回同様私が担当したというわけです。

4つの力とは、自己理解→情報収集→書類作成→面接突破の4つであり、私の担当は、得意の「自己理解」です。受講者に、心理を画に描いてもらい、4人1組で自己紹介。次に、4人のメンバーをシャッフルして、用意したアセスメントを記入後、2回目の自己紹介をしてもらいました。そして、エンデイングは、自分の長所や特長を一言メッセージにする「セルフ・ブランデイング」のコーナーです。持ち時間の2時間半は瞬く間です。

今回は、仲間のM女史に助けてもらいました。彼女には、途中のタイム・マネジメントとセッション3の「セルフ・ブランデイング」を担当してもらいました。ここまで、M女史とは1回30分ほど打ち合わせただけで、本番突入となりました。説明不足でラフな私の弱点をよくフォローしてくれました。用意周到な準備、緻密で分かりやすいしゃべり、マンネリになりかけていた私には大きな刺激になりました。また、O女史とT女史も駆けつけてくれたので、二人のドタキャンにもかかわらず、様々な局面で、苦労することなく気持ちよくセミナーが進行しました。ナイスサポート、仲間に感謝!感謝!です。

スタッフも含めて受講生は16人。男は私ひとりです。グループワークが進むと、いつもと同じように、各グループで明るい笑い声が見られるようになりました。これは、得意の「OKフィードバック」の効果と思われます。互いにうちとけ盛り上がったところがゴールです。

主催者側の職員さんも感じのいい人ばかりで、おかげさまで、快くセミナーをすすめることができました。そして「受講者たちのこんなに輝いた楽しそうな顔を見て、ゾクゾクしました。」という感想は我々のモチベーションを上げるのに十分な言葉でした。

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2010年7月 8日 (木)

ゲシュタルト・セラピー

カウンセリングを生業としているからには、自己研鑽怠りなく、現存するあらゆる手法や最新のトレンドを知っておかねばなりません。この視点から振り返ってみると、私はできるできないは別として、この3年間で、大概の手法は学習してきたつもりです。日本産業カウンセラー協会の資格更新ポイントは、規程ラインの倍以上に達しており、金と時間が許す限り、セミナー等にいきまくってきました。かような状況の中で、やり残していたのが、「ゲシュタルト・セラピー」という手法です。ゴツゴツ感溢れるこのネーミングの迫力に押され、ついつい後回しになってしまいました。今回、日本産業カウンセラー協会横浜支部のセミナー開催の機会に恵まれ、「ゲシュタルト・セラピー」に参加しました。

全8回で、開催は月1回。来年の2月が終着です。1回目の今回、所定の時間に所定の場所に行ってみて、サプライズを経験しました。その1)部屋に入ると白の布でしきりがされていて、机はなく、椅子が円形に並んでいる。各自の自己紹介で、受講生が受講の不安を訴える。渡された資料を見ると「ゲシュタルトの祈り」という言葉が目に入った。「うん、なんだ、これは?」というサプライズ。その2)受講生でワークを希望という人がいて、公開でゲシュタルト・セラピーを受ける。まるで催眠術。人が鳥になったり、カベになったりする。これは、ビッグ・サプライズ。その3)ならば、と午後は、私自らワークを経験してみた。やってみて、実に不思議な初めての感覚を得た。何事もやってみるもの。体験した人間しかわからない摩訶不思議な感覚でした。

私にとっての予想外のサプライズは、良い加減でした。残りの7回が楽しみになってきました。来年の2月は、どんな自分がいるのでしょうか?

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2010年7月 4日 (日)

奥様に感謝するかい(会)?

「伝説のバンド」が復活して、約2年。月に1回集まり、スタジオで練習。レパートリーも2ケタになってきました。そんな折、ドラムスT氏の発案で、メンバーの奥様に声をかけ、皆で一杯飲もうということになり、まずは5月に新宿で飲み会を行いました。そこで大いに盛り上がり、ひと月後の6月には六本木のキャバーン・クラブでライブを楽しむ、という趣向になりました。

大学の同級生ですから、年がほぼ同じということもあり、奥様の年も似通っています。最も若いA氏の奥様以外は、皆いわゆる団塊の世代。ということは、あの多感な1960年代に青春を過ごし、ビートルズ・エージ&GS時代に育ったということです。キャバーン・クラブに集合というのは望むところでした。そして、コミュニケーション能力の高い奥様方は、すぐに打ち解けて盛り上がっていました。

大学時代のバンドメンバーが一人も欠けることなく、還暦を過ぎて、バンドを再結成する。私は会社の親友を50代でなくしていますので、これは素晴らしいことです。それに伴侶が一人も欠けていない。これはラッキーです。サポートする奥様方の理解がなければ、いい年して「バンド遊び」はできません。メンバーはそれぞれのシチュエーションで遊ばせてくれている奥様に感謝している。その表れが、「奥様に感謝するかい(会)?」になったというわけです。こんなメンバーで皆で盛り上がる、これは幸せだな、と感じました。この日、我々夫婦は、久々のビートルズ・ライブに酔い、最終ステージまで聞いたおかげで、横浜駅からタクシーの帰宅になりました。

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