感慨と達成
おかげさまで、私も人並みに齢を重ね、2010年3月4日をもって、満60歳に達しました。52歳のときに大病を患い、60歳を生きる目標としていたので、還暦まで生きてこれたことに感慨と達成感を感じます。
仕事仲間で大変親しくしていただいたA商会のN氏。42歳?で、焼身自殺をしてしまいました。入社同期のA氏。海外旅行を共にし、私が入院しているときに、毎日大阪から電話で激励してくれた親友。A氏は、56歳?で急逝してしまいました。もっと近いところでは、私の母親。私が35歳のときに、癌で亡くなりました。56歳でした。このような経験からでしょうか?私は早く還暦にならないかな、と思っていました。事実、還暦を迎えてみて、先に亡くなった人達が私を活かしてくれている、と感じています。
還暦になった月の終わりが定年という決まりでしたから、普通に働いていたら、今頃は、定年の挨拶を考えていることでしょう。「おかげさまで、38年の間、大過なく過ごさせていただきました。」という定年の挨拶がよくありますが、私は、その言葉に抵抗して早期退職した感があります。大過なく・・・・・でいいのか、と天邪鬼に考えます。今や、企業は、勤労実直な指示待ち人間ではなく、提案・自立実行型の人間を必要としています。
先日、コーチングの授業料を会社が出し、会社の勤務時間内である午前中に、コーチングのクラスセッションに参加している人がいる、と聞きました。自分のための勉強には、自分のお金と自分の時間を使って参加してほしい。こんな人達にコーチを名乗って欲しくない!一方で、日々苦しんでいる人がいて、一方でお金をもらいながら資格取得の勉強をしている人がいる。このような理不尽さや矛盾は気がついた時に、このブログでも書いていきたいと思います。
還暦になったからといって、特別なことはありませんが、いままで座右の銘としてきた「一日一生」と「感謝!感動!謙虚!健全!」を、日々励行して生きていこう、と考えております。
次の目標は、65歳です。
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