終了=スタート・ライン
3月は年度末です。高校のカウンセリング業務がこの18日で、めでたく終了となりました。全35回の契約で、1回2時間、通うのに、1時間15分かかり、火曜と木曜の週2日勤務。ほとんどボランテイアなのですが、キャリア形成にもいい経験にもなると思い、引き受けました。しかし、7か月弱は長かった。この半年間のタイム・マネジメントには苦戦しました。今は契約を全うしてホットした感じです。クライアントが少なく苦戦しながらも、とりあえず、文科省へのレポート制作まではこぎつけました。高校のキャリア・カウンセリングの実態を経験したことは、今後の私の活動に新たな視野を与えてくれました。
吉川英治の「私本太平記」全8巻を読み終えました。読み始めたのは、高校のカウンセリングを始めたのと同様昨年の9月頃でした。足利尊氏の南北朝時代の抗争を描いたものです。最初は貴族言葉など読みづらかったものですが、途中からスピードがアップし、後半は一気に読んでしまった、という感じです。歴史小説の長編は、読み終えた後の達成感が大好きで、次は何を読もうか、とすぐ考えます。終了=スタートラインという感覚です。
15日に2人目の孫が誕生しました。元気で腕白そうな男の子です。予定日より、1週間遅れての出産でしたので心配していましたが、母子ともに無事問題なくホットしました。このような場面では、男は全くの無力。心の中は心配で一杯なのですが、なにをどうしていいかわからない。結局、何も言わずに、泰然自若の風をよそおうと無理している私がいました。18日に高校で最後の挨拶をした足で、生まれたての孫の顔を見てきました。嬉しい瞬間です。彼にとっては、無から有となり人生のスタートラインにたった、というところです。
人生は因果応報、すべて連続していると思っています。これで終了ではなく、1つの終了は、新たなスタートラインです。このような1つ1つの終了という行為=スタートラインの積み重ねこそが、「キャリア形成」と思っています。
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