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2010年2月

2010年2月26日 (金)

蘭展

100221_154934_2 東京スタジアムの蘭展に女房殿と行ってきました。蘭展は、毎年順調に集客を伸ばし、今や国民的なイベントの1つとして市民権を得たように思います。

私は、蘭展には、いささか関わってきました。その初期には、会場内のフイルム販売とカメラへのフイルム装填のスタッフとして、2~3回現地に応援に行きました。私のいた会社は、蘭展のメインスポンサーだったのですが、今回はライバルのC社が写真関係の一切を取り仕切っていました。数年前には、「フォト・マイニング」という新事業のフィールド・テストのため、蘭展に、アンテナ・ショップを出店しました。

2月21日は、最終日ですごい人出でした。歩くのもままならない状態でした。不況のため、イベントがどんどんなくなっていく中、営々累々と発展し続け、隆盛を感じさせる蘭展と運営関係者に敬意を表します。継続は力なり・・・・・。

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2010年2月21日 (日)

UP研修

19日(金)、20日(土)の2日間、F社の合宿研修を湯河原で行いました。企画開始から1年が経過しており、私にとっては、実現までにもっとも長く温めてきた案件です。対象は、昨年10月に昇格したF社K工場の新任課長10名、年は40~50歳です。

私は、不要な時間をかける「だらだら研修」は好みませんので、与えられた時間に最大のパフォーマンスがでるように研修プログラムを作成する傾向があります。そしてその中にチャレンジングな新しい要素を何パーセントか入れていきます。今回は、通常40%ぐらいの新しいチャレンジング要素が70%と難易度が高いという認識をしていました。

チャレンジングな要素の中の極みが「UP一覧表」というものです。UPとは、Unit Powerの略で、ヒューマン・マネジメントの中身を100程度の能力に細分化し、各々5段階評価で内容まで示したものです。これは、F社K工場の経営幹部の意見、経営学の本、および文科省が提唱している社会人基礎力などを参考にしながら、最後は私の経験と考えを空欄に埋めました。このUPの中から、重要課題達成に必要なUPを抽出し、そのスキルの習得計画を考え抜くというのが狙いです。

2日間実働16時間、予想通り濃密でタフな研修になりました。評価は、受講者のアンケート結果を待つとして、ここでは、私の感想を3点に絞ってまとめておきます。一番感じたのは「受講者のレベルが高いといい研修ができる。」ということです。時間や変化など、求めるレベルをどんどん上げていっても全員ついてきてくれました。講師としてはすごくやりやすく「参加メンバーあってこそ」の「一体的な前向き力」を実感しました。2つ目は、オリジナルの「UP一覧表」の評判がよかったということです。3人の受講者から、それぞれ違った形で褒められ、「UP研修」が今後の私の得意技になるような自信を得ました。3つ目は、学習効果の話。どこで受講者の議論が盛りあがってくるか、どのポイントで時間が欲しいのか、今回実際にやってみて、よくわかりました。次回は、メリハリをつけた更なる効果的な進め方ができます。というわけで、オリジナル企画の初トライで失敗が許されない状況の中では、まあ合格点かな、と自分では思っています。何でもかんでも、うまくいくということは、ありえないのですから・・・・・。

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2010年2月18日 (木)

風物詩

また、雪が降りました。天気予報で、「まるで、真冬なみの寒さです。」と言っているのをみて笑ってしまいました。立春ということでこのような言い方をしたのでしょうが、この20年ぐらい「如月」がもっとも気温が低く寒く、もっとも冬らしい月。春を迎える準備月と私は思っています。

冬らしい風物詩は、雪以外もあります。

2月14日から、横浜の中華街では、春節がはじまりました。たまたま、そこに居合わせたのはラッキーでした。去年の夏の花火も確かこのパターンでした。中国の旧正月。中国人には特別な意味があるようです。中国語の勉強をすると、必ずでててくる祝日の代表が、春節です。               100214_100304                                           

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梅が満開になってきました。横須賀の梅園に行ったのは、2週間早かったようです。桜のような派手さはないのですが、寒さに耐えてきっちり自己主張している梅の姿に感動を覚える今日この頃です。

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2010年2月13日 (土)

体験記

私のブログで、アクセス数が多いのは、1にキャリアコンサルの関連、2が釣りです。HPが、JCCA(日本キャリアコンサルタント協会)とリンクしているので、その方面のアクセスが多いのはうなづけます。第3回のキャリアコンサルテイング2級技能検定の結果が出ましたので、JCCAの会員を意識して、このタイミングで、体験記を記しておきます。

第一回の技能検定は、論述の日に老眼鏡を忘れたり、面接もトラウマ的に苦手なクライエントにぶつかり、即試合放棄したものでした。結果、なんでこの人がという人が合格し、尊敬する先輩が落ちたのを見て、モチベーションが落ち、もうこの検定は受けるまい、と思っていました。

ところが、カウンセラー仲間のY氏から誘いを受け、特に受験勉強も必要ないので、じゃあ付き合いでもう1回受けてみるか、と思い直し、昨年末の第3回目を受けました。論述試験は過去問をやり、私独自のやり方を考案。自信をもって、試験に対したのですがそれが裏目。出題の設問が変わっていたのです。時間はないわ、整理しきれないわで、書くことは書いたものの、どうも設問の主旨と答えが噛み合っていない感じ。また、落ちたかな、というがっかり感一杯となりました。

次に、面接のロープレは、会場が、幕張から品川のホテルへ。出来はクライエントしだいと思いながら試験会場へ。すると、私のクライエントは、女子大生役の可愛い人で、よくしゃべってくれる。この手の試験ではじめて楽しみながらできました。すっかり気分を良くしたのですが、振り返りの口頭試問が丁寧さに欠けた。何度も同じ質問をされた感じで、「先ほど言いましたが・・・」という言ってはいけない言葉を3回使っていました。

論述、面接とも、60点以上が合格ライン。私の試験直後の自己採点は、論述も面接も60点前後。受かってもギリギリ、落ちてもギリギリ、試験官の見方しだいというものでした。となると、後は運。合格する確率は25%とみていました。ただ、落ちたら、3回目を受けようと気が変わったのは、いいクライエントに会えたからでしょうか?

結果は、運よく合格でした。論述63点、面接63点。予想通りギリギリでした。合格率は、従来よりやや高く、20%強のようです。私には、相変わらず、運がついてきています。この検定は国家試験ですので、今後益々視野が開かれるでしょう。Yさんが誘ってくれなかったら・・・と思うと、これも縁です。

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2010年2月12日 (金)

喜怒哀楽

この1週間をまとめて、「喜怒哀楽」という4通りの感情に分類してみました。

「喜」・・・・・12日に仕事の後、帰宅すると、キャリア・コンサルテイング協議会から封書が届いていました。恐る恐る開けてみると、それは、12月に受けたキャリア・コンサルタント2級技能士の合格通知でした。論述、面接ともに不十分な出来で再試験を受けると口外していましたが、やはり試験に合格するのは嬉しいものです。一方、7日には、1か月早い「還暦祝い」を、娘2人の発案で、焼き肉パーテイの形でしてくれました。6人の身内が集まってくれたこと、60歳まで生きるのを目標にしてきたことが私に至福の喜びを与えてくれました。赤のセーター&シャツに加え、任天堂DSに、ドラクエのソフトをつけてのプレゼントには、大きなサプライズと喜びがありました。

「怒」・・・・・11日には、某協会の講師登録の試験を受けてきました。テーマが提示され、それに対する提案をレジメで示し、20分のプレゼンと10分の口頭試問を受けるという内容です。勉強のつもりで受けてみましたが、手順・案内等が不親切で、当日は、保守的な「上から目線」を感じました。試験の内容も、正解を求めている感じです。私が考えていた斬新な自由提案とは全く逆。ハビー・ガーストの発達課題についての正解を求める質問がでたのも驚きでした。久しぶりに保身的体質を満喫し、怒り70%、哀しみ30%というところです。

「哀」・・・・・義父は今年90歳になりますが、認知症の症状が頻繁にでるようになってきました。昨年の8月末に高熱を出してから5カ月と10日あまり、症状は消えていたのですが、とうとう難病が再来したようです。本人の意向とは全く関係なく発病する認知症に対する義父の心中に哀しみを感じます。

「楽」・・・・・10日は、T大で、要望を受けて、先生方に、コーチングの説明会をしました。単位取得以外に、学生のモチベーションをあげる方法はないだろうかという課題に対しての解決策としてコーチングが俎板の上にのりました。コーチングとカウンセリングの違いをメインにパワーポイントを使って説明しました。私にとって、こういう仕事は楽しいものです。この手の依頼は都合の付く限り、ほとんど受けることにしています。当日は、ソフトづくりのためのカメラが入っていましたので、どっか意外な所で私が登場するかもしれませんね。

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2010年2月 7日 (日)

再就職セミナー

NPOの仕事で、再就職セミナーの講師を努めてきました。全体で4回が1セットになっていて、私がトップバッターです。4回の内容は、「自己理解」→「情報収集」→「書類対策」→「面接対策」とどこでもやっているオーソドックスな流れになっています。私は、「自己理解」のパーツを担当したのですが、いつもの通り、ひとひねりして「潜在埋蔵力の発掘」というタイトルをつけました。

「潜在埋蔵力」は、このブログでもたまに顔を出しますが、私の造語です。本人が気がつかない能力のことをいいます。このアイキャッチャーが利いたのでしょうか、申し込みは48名となりました。1つの基準として、30名超えれば成功、と聞いていたので、集客はうまくいったということでしょう。

しかし、当日の出席は、31名。4人机を12個用意したのですが、8個でOKでした。時間は3時間ですので、やることには限りがあります。私は、3時間を3つに区分し、OKメッセージを使う→客観的に自分を見つめる→コミュニケーションする、というコンセプトで、セミナーをセッション感覚で進めました。受講者は、若い女性が多かったのが今回の特徴ですが、再就職を目標に来ているので、頭でっかちな理論など不要です。ひたすら、手と頭と体を使うリフレクテイング・グループの手法を使いました。終了後のアンケートをザックリ見ると、70%の方が、「大変良い」、30%が「まあまあ良い」との回答で、通常必ずあるネガテイブな反応が1つもなかったのは、珍しい。

今回最も感じたことは、NPO仲間の温かいサポートでした。人数増による会場の変更に対応して、レジメを2日前に全面変更。それを、当日、突然、来てくれた10人のメンバーにお願いという形で役割を振りました。こんな不意打ちに対し、皆が快く引き受け、見事に役割を果たしてくれたのです。感謝!感謝!私は、概念化したり、チャンクアップするのは得意ですが、大雑把でヌケがあります。そこを、見事に全員でカバーしてくれました。久しぶりで、団体戦を味わい、満足感のある1日となりました。嬉しくなって、当日のテーマの「OKメッセージ」を、参加NPOメンバーの1人1人に御礼メールも兼ね、私の想いを伝えたものです。もう1つ、今年のテーマとしていた「タイム・マネジメント」がうまくいき、成功のコツ、を手に入れたのも大きな収穫でした。

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2010年2月 2日 (火)

暦が2月に変わった瞬間、雪が降りました。初雪です。雪というと、あまりいい経験はありませんが、想い出深いものがあります。最近では、江の島のキャリア・カウンセリングで私の担当日に大雪が降った事件。古くは、次女のエレクトーン発表会時の大雪。この時は、家族4人で1時間近く、膝まで雪につかりながら、まさに八甲田山的な行軍をしました。小さな娘2人を連れて、必死に家にたどり着いたという怖い記憶です。また、富士宮工場勤務時代徹夜麻雀の後、朝外に出たら一面の銀世界で、道路に車が乗り捨ててあり、ほうほうのていで帰宅したことなどが想い出されます。概ね、苦しい展開のケースが多い。

毎年、2月から、本格的な冬が到来するイメージです。ただ、冬将軍というのにはほど遠い。昔は、耳を切るような寒さで、路面は凍り、巷には、りんごのように赤い頬っぺの女の子がいるのが、私にとっての冬です。このような風景は最近見ません。いまどきの寒さは、序の口と言えるでしょう。

私は、2月から、冬用の新兵器を用意します。まずは、マフラーです。普段していないので、効果絶大です。コートは、カシミヤのオーバーに、ジャンパーは真冬用に変えます。昨年買っておいた「ヒートテック」も温かく有効です。そして、切り札は、昔北京で買ってきた、耳当てツキの帽子です。普段は全く必要のないアイテムですが、真冬の時期に、毎朝の温度とその日の行動に合わせて、組み合わせを考えるのも楽しいものです。

これも春を迎える準備だと思うと雪も受容できます。冬はやはり雪が降らないと調子が悪い。これも「一陽来福」の1種ではないでしょうか。そういえば、2月2日は、研修の打ち合わせの後、早稲田の「穴八幡」に立ち寄ってきました。

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