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2010年1月

2010年1月27日 (水)

横須賀 梅の里

久しぶりに丸1日空いたので、女房殿と梅見物のドライブと洒落こみました。ターゲットは、横須賀の「田浦梅の里」。天気は晴れでしたが、風が強い日でした。ナビを頼り、横横道路に乗り、逗子ICで一般道へ。

梅の里にアクセスする道が狭く分かりにくい。2~3K行き過ぎて、2度Uターンし、現地にたどり着きました。なんと駐車場はありません。道は2台が辛うじてすれ違いできる広さで、山の上の「梅の里」を見上げながら、途方にくれました。梅はまだ咲いていないことを確認し、「ここは電車でハイキングの気分で来るといい」などと女房殿と負け惜しみを言いながら、引きあげました。100126_130333_2

このままでは収まらないので、横須賀の「三笠公園」に立ち寄ることにしました。日露戦争のときに、活躍した「軍艦みかさ」が保存されています。すぐそばの、うみかぜ公園には、釣りでよく行くのですが、この「三笠公園」の存在は、ずーっと気になっていました。海を見ながら、コンビニ弁当をベンチで食べ、意外と狭いな、と感じるとともに、1つの未完了が完了したという1種の充実感を感じました。何かのついでに未完了を処理する、という感覚です。

考えてみると、昨年の秋は大好きな釣りに1回も行っていません。遊び好きな私ですが、昨年末は、仕事三昧だったかもしれません。やはり、今やっている仕事が好きなのでしょうね。

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2010年1月25日 (月)

通信販売

通信販売、通称「通販」は、今や我々の生活に欠かせない購買手段になりました。また販売側からみれば、有力な販売チャネルとして、企業戦略の中に、組み込まれています。私は通販を多く利用するわけではありませんが、最近、「通販は良い」と思った事例を2件紹介します。

1つめは、「多機能マルチコンポ」というオーデイオ機器です。私は、i-Podユーザーで、初期の機種に、私の持っている音源のすべてをデジタル変換して入れていました。ところが、このiーPodが壊れてしまい使えなくなりました。i-PodからiーPodへダビングできればいいのですが、それは不可ですし、音源を保存していたPCも不調になり、貴重な音源データはあきらめざるをえませんでした。今回、新聞通販で売り出された「多機能マルチコンポ」は、カセットからも、CDからも、レコードからも、USBにダビング保存できるという優れもので、価格も、19800円と安い。さっそく、購入し、メカパニックにあいながら、ようやく期待の結果が出る使い方を確認しました。

2つめは、「北海道のカニ」の購入です。実は、4年前に、妻と函館に旅行し、現地で食べたカニと同質を期待して、その店の通販を使ったのですが、送られてきたカニは明らかにグレードダウン品でした。通販とはこんなものか、とがっかりしていたのですが、今回義母が毎年購入している通販のカニを試食してみました。すると、これが求めていた美味だったのです。海産物の通販に対する私の認識は変わりました。

通常では、手に入りにくいものを通販で買える、というのは、便利なものです。ネット販売も原点は通販の考え方ですね。ちなみに、このよきカニの販売先は、北海道江別市にある「北海道カニ直送センター」というところです。

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2010年1月14日 (木)

記録と引退

元気が出るニュースがありました。大相撲の1月場所、大関魁皇が808勝という幕内在位の前人未到の記録を達成しました。そこには、千代の富士、北の海、貴乃花など、名横綱がずらり。大関は魁皇だけです。魁皇が右上手をひいたときの強さは、無類です。負けた場面はないと記憶しています。また、「気はやさしくて力持ち」を絵に描いたような風貌で人柄の良さが顔に現れている私も大好きな超人気力士です。人格的にも他の力士の尊敬を集めるとともに、多くのファンからは長く現役でいてほしいと願っていることでしょう。

魁皇の新記録達成が、12日。翌13日には、関脇千代大海が引退を発表いたしました。大関在位の最長記録を持つ名物大関ですが、たび重なる怪我には勝てなかった、まさに満身創痍の引退です。引退の引き金になったのは前日の魁皇戦。魁皇の新記録達成の相手が千代大海でした。2人は日頃励まし合う仲であったようです。これも運命のいたずらでしょう。私からみると、千代大海にとっては、魁皇に引導をわたされてよかったのではないか、ふっきれたのではないか、と思います。

千代大海の引き際は立派です。ここにも爽やか感があります。人間、どこで現役に幕を下ろすか、潔い引き際が大事と私はいつも思っています。ボロボロになりながら、「がんばったけど、もうこれ以上できない。」という千代大海にエールを送ります。2人の大関はそれぞれけがに悩まされ克服しながら相撲を取ってきましたが、今回対象的な岐路をみせたことに不思議な感動を覚えました。

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2010年1月11日 (月)

緊急と重要

課題が山積している時、人はどういう順番で処理するのでしょうか?緊急課題と重要課題という4象限の考え方があります。緊急にして重要な課題は最も先に手をつけ、緊急度も重要度も低い課題は後回しとなるのが普通です。しかし、ここで、中期的な重要課題をかたずける事が緊急課題も解決するという考え方があります。結局はすべてがつながっている、という発想です。

私の最近の例で、このパターンが出現しました。今、私は、ルーチンのカウンセリング業務以外に、4つの依頼仕事を抱えています。NPO主催のセミナー講師(A)、企業研修(B)、講演(C)、研修計画の提出(D)です。各々、対象も目的も異なり、転用はできません。Aは、引き出しから出してくればいいので問題はなさそうですが、B.C.Dは、そうはいきません。フレームを一通り作ってみましたが、なかなかしっくりしません。

私は、定石通り、納期の短い仕事からフレームを考えていったのですが、ある朝、ふと閃いて、もっとも先に予定されているCについて思いをめぐらしました。Cは、「やる気を潰すカベの攻略法」とすでに標題が決められています。昔の原稿を参考に、現在の状況に置き換えたものにブラッシュアップしてみました。すると、なんとそれはCのみならずDにもFITするではありませんか。忘れないうちに、急いでDのフレームを書き直しました。そして、これはどうもBにも使えそうなことに気付きました。

バケツの中に、大きめの石、中ぐらいの石、砂利、砂を、入れようとした場合、どういう順番で入れていったら、全部入れることができるでしょうか?砂から入れたら入らなくても、大きな石から入れていき砂を最後にしたら入るでしょう。この場合の大きな石が重要課題という認識をします。そして、その多くは、中期的な課題として、時が来ると大きな問題になるものです。重要課題の解決が緊急課題の解決にもなるというわけです。

このようなことが、いいタイムマネジメントとなります。全体がつながっているという意識で物事を捉えること、緊急課題について自分勝手に決め付けないこと、目先ばかり見つめないことが肝要と改めて感じたしだいです。

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2010年1月 9日 (土)

継続は力?

私の友人には、テニスやスキーのスポーツマンが多数いて、彼らは定年後もそれらのスポーツを楽しんでいます。彼らの共通点はダイエットとは無関係の健康な肉体をもっていることです。私は?というと、これといったものがありません。8年前に大病してからというもの、ゴルフをはじめ運動とは無縁になっていました。これではいけないと、できることからやってみよう、ということで、昨年は太極拳やヨガに参加してみました。しかし、新しい勤務が決まったり、滑った転んだしているうちに、中途半端で終わったのが通常のパターンでした。最大の問題は、ついていけず、なかなか上達しないことで、モチベーションがあがらないということでしょう。

そんな中、ヨガはもう少しやってみたいジャンルでした。昨年の後半、パワーヨガという本を買ってきて、独学でDVDをみながら見よう見まねでやってみたのですが、私には、ハードすぎました。全然ついていけません。しかし、あきらめず、今年に入って、初心者向けのヨガの本を新たに買い求めました。このDVDは、ヨガを基本スタイルから3つのパートに分けて解説していて、すごく分かりやすい。ようやく、私に合ったものを見つけた、という感覚です。5日からはじめて、まだ4日目ですが、これなら続けられそうです。なぜなら、やっている時間(1時間~1時間半)が長く感じませんし、すごく気持ちがいいのです。

私は、昔から格闘技好きで、剣道や空手に勤しんできました。基礎体力には自信がありました。しかし、現実は、身体の柔軟性、腕立て伏せの回数、腹筋等々、私もご多分にもれず、体力は驚異的に落ちているのが分かります。そのうえに、メタボがのしかかっています。病気のせいにして、運動から遠ざかっていた自分が悪いのですが、運動しようとしても継続できなかったというのが現実です。

今年は、初級ヨガを続けることで、どんな身体になるか、楽しみになってきました。まずは、1年やってみようと思います。勉強にはいい参考書が最大の武器、という受験の鉄則を想い出しました。

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2010年1月 6日 (水)

年賀状

メールが市民権を得たため、近年、年賀状の数が減っているようです。私のような団塊世代の人間は、年賀状は出して当たり前という雰囲気の中で育ってきましたが、それも「一面の価値観」とされる時代になったようです。私は、写真産業にいた関係で、もう30年余り「写真ポストカード」を作って出すことが義務感のような感覚をもってきました。

年賀状というのは、その人その人の価値観を示す場でもあるように思います。私の場合、サラリーマンの現役時代は、一種の強迫観念で年賀状を出していました。返事も必ず書いていました。しかし、今は違う感覚があります。年賀状を出すのは、1)お世話になった人への敬意を表する意味、2)昔お世話になった人への感謝の気持ちの継続、3)年賀状友達への定期便、4)仕事関係のプロモーションの4つの意味があると思っています。

いつしか、年賀状の枚数も400枚余りとなってしまいました。減らしても増える分があります。はがき代、印刷代も馬鹿になりません。また昔のように手書きでは、重労働この上もありません。故に年末は気が重くなります。しかし、重労働に関しては、ITソフトがカバーしてくれます。以前は、前年来ていた賀状から喪中の分を除いて、未整理のまま書いていましたが、ITソフトのおかげで、住所録は今では整理されたものになりました。

今年、私は、我儘させてもらいました。「去る者は追わず、来るものは場合によっては拒む」です。前述の4つのケースに該当しない場合、私のほうから遠慮させていただきました。退社後2年4カ月経過し、ここがRESETのタイミングと考え、生まれて初めてこんな生意気な行動をとりました。その結果、自ら、呪縛を解いたという妙に開放的な気分に浸っています。こちらから出しても返事をくれない人がいると、以前は嫌な気分になったものですが、それも気にならなくなりました。出せなかった理由があるでしょうし、選択の自由はだれにもあります。返事がない人には、来年は出さなければいい。いったり、きたりの人もいます。波長がそのうち合うでしょう。消息を知りたくても、不明になってしまった人もいます。これも流れでしかたないでしょう。自分の価値観に基づいて、自由裁量の余地が広いのが年賀状の世界、と今は思っています。

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2010年1月 3日 (日)

定番

「定番」という言葉をWikipediaで調べてみました。主に小売業界、ファッション業界などで使われる用語で、流行や情勢にかかわらず安定した売り上げを確保できる商品のこと。商品番号(品番)が一定であることに由来する。これが転じて一般に広まり、当たり前となっていること、決まりきっていること全般を指すようになる。→明快な答えです。

正月になると、我が家では、定番的な行動が多くなります。1つ1つの行動に意味付けしているわけではありませんが、結果を振り返ってみると、定番になっていることが多いのです。

元旦は、富岡八幡宮に。去年初詣に訪れた神社なのですが、非常によかったので、今年は同じ場所を選びました。前年の記憶はほとんど薄れていましたが、動線やお札を買った場所、おみくじをひいた場所は、無意識のうちに、去年と同じでした。驚いたのは、何気なく入った喫茶店。入ってから想い出したのですが、去年も同じ店に入っていたのです。人の行動というのは、事ほど左様に偏るものなのでしょうか?

2日の日は、午前9時半ぐらいに国道1号線へ。大学箱根駅伝を肉眼で見に行きます。そのあと親戚縁者が集まります。89歳の義父から、3歳の孫まで、総勢12人。お屠蘇を交わし夕方から食事です。刺身とスキ焼プラスおせち料理、ここまでが定番です。 私は接待役ですので、しゃきっとしていなければいけないのですが、いつも飲みすぎて、瞬間うたた寝の世界に入ってしまいます。これももう定番?

全くすべてが同じでは能がないのですが、まあ駅伝の結果と同じように中身は少しずつ変化していくものです(今年は応援旗を振って、T大も応援)。我が家の集まる人数は来年は増えそうです。「定番」とはいえ、少しずつ変化していくのが、世の常でしょう。

私の今年の新しいテーマは、「2極化ー真逆へトライ」です。左手や左足を活性化させたり、あえて反対の考えに浸ってみたりしようとしています。今まで自分が選択してこなかった方の能力確認をしようと思っています。3日は「定番」を避け、国道には出ずにTVで箱根駅伝の復路を見ました。「定番」は空手の型のようなもの、という気がします。ないと困るのですが、技化したら変化させてみるのも良い、と思います。

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