MBTI
新しい「自己理解」のアセスメントを、6日のCC研でやってきました。産業カウンセラーの教科書にも出てくるマイヤーズ氏とブリッグス氏の創始になる「MBTI」という心理検査ー自己理解ツールです。毎年ワールドワイドで約500万人もの人が受けているというものです。
先日記入を済ませ、フィードバックを受けるため、12人が集まり、興味津津の中、厳かな感じで始まりました。仲間のI氏が先生です。
「MBTI」は4つの要素について、人格を16通りに分類します。私はいままで様々な自己理解ツールを使ってみて、4×4ぐらいに要素分類して、理論的・体系的に分ければ新しい面白い手法ができると、心の中で温めていたアイデアがあったのですが、「MBTI」は私の野望を打ち砕くのに十分なショックを与えました。
それは、内向―外向、感覚―直感、思考―感情、判断的―知覚的の4要素からなります。日本語で字面を見ると訳のわからないところがありますが、先生の説明とテキストを見れば言いたいところはよくわかりました。
それぞれの切り口で、自分と同じ感覚の人と一緒にいることがすごく居心地がいいと改めて実感しました。おかげさまで大きな副産物は、出席者全員の顔と名前がようやく一致したということです。
「MBTI」は楽しめるし、企業研修では有力なツールになることは間違いありません。しかし、簡単に飛びつけないところがあります。最も厄介なのは、著作権に対する厳格さでしょう。研修をやるたびに、資料回収や報告義務にはシビアそうです。そして、費用が約20万円。これもちと高い。やるぞ、と手を挙げてはみたものの、腰が引けている私がそこにいました。
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