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2009年12月

2009年12月31日 (木)

2009年ありがとう!

皆さまにとって、2009年はどんな年だったのでしょうか?昨年私はブログで2008年は人生最高の年と書きました。しかし、今年の満足度は昨年を上回りました。2009年前半は様々なトラブルに見舞われましたが、6月末の本の出版、そして出版記念パーテイを境に、様相は、一変しました。

順調な仕事の依頼に加えて不測のトラブルは解決済み。11月からは望んでいた大学の非常勤講師の仕事も入りました。早期退職を決行して2年4カ月。描いていた青写真どおりの展開に大いに驚くとともに、ツキはまだまだ私の周りにある感じです。

「好事魔多し」という諺があります。来年は本厄ですので、厄除けは年明け早々行ってきます。

2009年は最高でした!!  ありがとう!!

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2009年12月29日 (火)

2009年

2009年も残りわずかになりました。どんな年だったのでしょうか?世相編として、私流に3つの視点から展望してみました。

1つめは、「変化」の年であった、ということです。「変化」は米オバマ大統領で有名になった言葉ですが、特に政治の世界は国内外とも初物ずくめで大変化の年でした。政治が変われば、生活が変わってきますので影響力は大きい。。長年の閉塞感からの脱皮を日本国民は選択しましたが、思ったように事は運びません。今は、我慢の時か、はたまた爆発寸前のイライラ状態なのか、ただがっかりしているのか、そのエネルギーの大きさが今後を決めるような気がします。陪審員制度や事業しわけ、脱官僚ー政治主導も「変化」でひとくくりです。これからは、「変化を楽しむ」というのがキーワードとなるのではないでしょうか?

2つめは、100年に一度の「モチベーションダウン」の年であったということです。それは、雇用状況に現れています。失業率はついに、5.5%超となり、再就職もままならない状況が相変わらず続いています。全労働者数の1/3が非正規労働者であり、年収200万円以下の人が約1000万人と言われて良化の兆しがみえません。新卒の内定水準にしても最悪レベルに近い。老若男女を問わず就活がままならず、1人1人がどんどん自信を失っているのがキャリア・カウンセリングをやっていると現場感覚として伝わってきます。私の関係している企業でも、リストラの嵐が吹き荒れ、相当数の人が人生の岐路に立たされました。これが、100年に一度の「モチベーションダウン」と言った所以です。

3つめは、健康の視点から、私は、「鳥インフルエンザ」をあげます。空港におけるチェックが全然機能しない、11~12月の感染し放題状態、マスクとうがいしか言えない注意事項等様々な弱点を露呈しました。これが、SARSだったらと思うとぞっとします。私は、今年後半は、高校、大学をはじめ、ほとんど毎日人ごみの中にいましたが、年のせいか、いまだ感染していません。最近、マスクの人やゴホゴホやっている人の数が、携帯電話を見ている人より少なくなったと話していた矢先に、感染者ダウン傾向が昨日発表されました。

他にも、様々なニュースがありますが、本日は紙面の関係上、この程度でとめておきます。自分自身の振り返りは、恒例により、大晦日で。

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2009年12月28日 (月)

三国志11

私はKOEIのゲームソフト「三国志」シリーズの大ファンで、ここまで全シリーズをプレイしてきました。しかし、最近の作品は駄作?が多く、全く面白くないというのが正直なところです。ソフトを入手し、プレイしてみたものの、完遂など及びもつかず、途中で投げ出していたのが昨今の常でした。

ところが、PS2版の最後になるのでしょうか、「三国志11」は秀逸だと思います。入手は発売よりかなり遅れて、今年の4月ぐらいでした。この手のゲームは、慣れるのに時間がかかり、「三国志11」も例外ではなく、それとなく粘ってやってきたのですが、ここに至り、ようやくその構造とコンテンツが理解できるようになってきました。知れば知るほどよくできている、かめばかむほど味があるスルメのような感じです。

三国志マニアを自称する者として、私は賞賛の箇所を3つに絞ってあげてみます。1つ目は、戦闘場面が特別に切り替わらないでそのまま地図上で行われること、これは臨場感があります。どこまで敵が来ているか、援軍の状態、町の状況など、操作さえ覚えてしまえばマップ上で自由自在です。昔のように、間者を放って右往左往しなくてもいい。2つ目は、ここまで盛りこまれてきたあらゆるパラメーターを含んだ内容になっているので、実際にその時代に生きているようなリアル感があります。3つ目は計略や仕官の成功率が現実に近くなった感じがすることです。諸葛亮孔明がやることはすべて成功するというのでは荒唐無稽です。困難なことは成功率が低くなっており、ここにもリアル感を感じます。

というわけで、壊れていたPSのハンドルとメモリーカードを買いなおし、今は全中国制覇のため、曹操でプレイしています。劉備で5回やってみましたが、難しく消化不良。楽しめるのはこれからです。私は1局の囲碁を打つように、けっこうゆっくりやっていますので、この「三国志11」は久々の秀作として、3年ぐらいは楽しめそうです。ちょっと時間ができた合間に少しづつ進めていくのが一興であり楽しみです。個性の違う様々な登場人物を適材適所に配置し使っていくところにマネジメントに似た醍醐味があります。集中して一気に仕上げるのもいいですが、ゆっくり、じっくりという楽しみ方もある、というわけです。

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2009年12月22日 (火)

ブログのキャッシュ

キャッシュといっても、現金のことではありません。私がとりあげたのは、ヤフーの検索サービスのことです。実は、このおかげで、先週は、七転八倒しました。

ヤフーのサイトで検索すると、画面上に検索結果が現れますが、そこにキャッシュと書いてある場所があります。ここをクリックすると同じような画面が出てきます。これが問題なのです。ブログに書いて一度検索されたコンテンツは、ヤフーの場合、消すことができないということが判明したのです。一旦、ヤフーの検索に引っかかったら最後、元を変えようが、消去しようが、ヤフーのサーバに残り、検索画面に、未来永劫現れるということです。

ブログは、書いたことに訂正などが当然あるという前提で考えると、キャッシュのシステムは理不尽です。先週、あるコンテンツを消したかったのですが、元を絶っても、幽霊のようにキャッシュは現れます。一度犯したミスは一生挽回不能なのでしょうか?

こんなときに、救世主が現れました。産業カウンセラー仲間のT氏です。T氏によると、キャッシュを消す方法がある、ということです。私は言われたとおり、自分でやってみましたが、技術力がないため認証で失敗しました。そこからのT氏の対応は、神技でした。技術力、変化対応力、そしてタイムリーに連絡を入れてくれた調整力、どれも秀逸、最高です。画面に未公開の仕掛けをして、実に57時間かかって、ようやくキャッシュは消えました。

持つべきは友達、とは、正にこのことです。操作は難しいし、結果は時間が経過しないと分からないし、これでは、素人はまず対応できません。これで大きな未完了が解決したので、すっきり新年が迎えられそうです。T氏に大感謝!!真の人助けができるT氏のような人は希少価値で貴重な存在です。

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2009年12月10日 (木)

小倉昌男経営学

最近、仕事の関係で、経営学関連の本を、2冊読みました。F社Y氏のお奨めです。先に読んだ本「小倉昌男経営学」が感動物でしたので紹介します。「小倉昌男経営学」は29版を重ね、経営の名著と言われているようで、他の経営学の本によく例として出てきます。著者は、ヤマト運輸の2代目の社長ですでに故人となっています。

読み始めは、批判的な私がいました。2代目経営者で、入社後実質4年で部長、経営は論理の積み重ねなどと言っていることから、この人もまた??という感は否めませんでした。ところが、我慢して読み進めているうちに、途中から、本に引きずり込まれました。後半は、私が思っていたことをものの見事に表現してくれている。これは感動です。

宅急便の歴史、ゴルフ宅急便、クール宅急便などの商品化のプロセスの話を通じて、訴えてくるメッセージには迫力と凄みがありました。さすがたいしたものです。勇気、読み、創造性、ぶれない軸と反骨精神、そしてコミュニケーションを通じて人を大事にする、私と姓は同じでも、こんなにも違うものでしょうか?批判的な私は自然に消えてしまい、昌男大ファンの私がそこにいました。

この本の感動コメントをいれたところを少し紹介しておきます。「事業を行う以上。社員の働きをもって社会に貢献するものでなければ、企業が社会的に存在する意味がない」「企業は無用な規制に安易に屈してはならない」「経営の成功に欠かせない最大のカギは、社内のコミュニケーション」「評価は表面上の実績ではなく、人柄の善し悪しを要素に組み入れることのほうが大事」「会社員の多くがあと2年で定年だと嬉しそうに話すのを聞いたことがあるだろうか?」「社員のやる気を阻害するものが社内にいる。それは往々にして、直属の上司。」。同じ小倉でも昌男と克夫ではえらい違いです。またまた尊敬できる人に巡り会えた、という気分が正直なところです。Y氏に感謝!!

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2009年12月 7日 (月)

MBTI

新しい「自己理解」のアセスメントを、6日のCC研でやってきました。産業カウンセラーの教科書にも出てくるマイヤーズ氏とブリッグス氏の創始になる「MBTI」という心理検査ー自己理解ツールです。毎年ワールドワイドで約500万人もの人が受けているというものです。

先日記入を済ませ、フィードバックを受けるため、12人が集まり、興味津津の中、厳かな感じで始まりました。仲間のI氏が先生です。

MBTI」は4つの要素について、人格を16通りに分類します。私はいままで様々な自己理解ツールを使ってみて、4×4ぐらいに要素分類して、理論的・体系的に分ければ新しい面白い手法ができると、心の中で温めていたアイデアがあったのですが、「MBTI」は私の野望を打ち砕くのに十分なショックを与えました。

それは、内向―外向、感覚―直感、思考―感情、判断的―知覚的の4要素からなります。日本語で字面を見ると訳のわからないところがありますが、先生の説明とテキストを見れば言いたいところはよくわかりました。

それぞれの切り口で、自分と同じ感覚の人と一緒にいることがすごく居心地がいいと改めて実感しました。おかげさまで大きな副産物は、出席者全員の顔と名前がようやく一致したということです。

MBTI」は楽しめるし、企業研修では有力なツールになることは間違いありません。しかし、簡単に飛びつけないところがあります。最も厄介なのは、著作権に対する厳格さでしょう。研修をやるたびに、資料回収や報告義務にはシビアそうです。そして、費用が約20万円。これもちと高い。やるぞ、と手を挙げてはみたものの、腰が引けている私がそこにいました。

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2009年12月 3日 (木)

グループ・カウンセリング

先週、今週と2回にわたり、大学で、グループ・カウンセリングを行いました。「社会活動」という授業の一環で、中間の振り返りという位置づけで行うものです。1時間で、4~5人のカウンセリングを行い、カウンセラーが感じたことを書類に書き込み、後に本人にフィードバックするというやり方です。

進め方は、カウンセラーに任されました。私の場合は、合計9回9時間行いましたが、3つの方法を試みました。1つめは、通常のカウンセリングのように、1:1で行い、順番にこなしていく方法。これは、丁寧でいいのですが、限られた時間内では、やっていられないことがすぐ分かりました。2つめは、全員参加の討議方式。テーマは、「状況把握力」「傾聴力」「実行力」でしたので、これを具体的にブレイクダウンし、参加者の真ん中に投げてみるというやり方です。3つめは、全員参加で、1人1人のカウンセリングをするというやり方です。オートクライン、パグクラインの効果を狙ってみました。

社会人と学生では特性が異なるので、結果は私の仮説とは違っていました。前述の3つのやり方では、2番目の全員参加の討議型が一番FITすることがわかりました。3つめのやり方では、期待したGエンカウンターは働きませんでした。他人の話のときは、学生は聞いていないのです。

他には、自分に自信のない学生には履歴の中からやってきたことを読み取り認めてあげる、概念的な話よりリアルな話にする、即座に強みを発見し伝える、OKメッセージを連発するなどが機能することを確認しました。2日間やってみて、ようやく効率的・機能的な方法を掴んだ感じです。この仕事はここでひとまず終了のようですが、次回のチャンスがあればノーハウとして活きてきます。それにしても、T大の学生は、牧歌的でナイスガイが多い、と改めて感じました。私のカウンセリング実施実質人数がこれで初期目標の100人を超えました。

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