オールデイズ
横浜駅西口に、「ケントス」ができました(9月末開店の由)。駅近くの県民センターで、NPOの会合をよくやるのですが、前から気になっていました。10歳年上で腐れ縁のライブ仲間T氏から、六本木のケントスへと誘われたのですが、今回は市場調査も兼ねて、横浜ケントスに場所を変更しました。
入ってすぐに、店のレイアウトが今までの店と違うことに気がつきました。最後部のテーブル席を除いて、どの角度からも、前面でライブが見れるカウンター形式になっているレイアウトに目を見張りました。これはいいですね。後ろ向きから一々向きを変える必要がないのですから・・・・・。次に感じたのは、従業員の1人1人がきびきびと働いているということです。皆で店をよくしよう、という高いモチベーションが伝わってきました。店が繁盛し始めると店員が天狗になりサービスが落ちるという現象を多々経験していますので、初々しい店員が一生懸命に仕事をしている姿には好感を持ちました。
演奏曲は、T氏の予想通り。私の好きな60年代ポップスは皆無でした。12人編成で、ボーカルが男女2人づつ、ドラムスが2人、ギター1、ベース1、管楽器4本(トランペット2、サックス1、トロンボーン1)という構成。確かに音は厚く、生ですので、迫力は十分です。、しかし、知らない曲ばかりで、疲れました。2ステージ聞きましたが、知っていた曲は、「ビーナス」と「ダンシング・クイーン」の2曲だけ。私たちの期待は空振りでした。私とT氏はこれまで、札幌、六本木、名古屋、金沢、大阪梅田&心斎橋、京都、沖縄など、日本中のケントスに行っていますが、横浜ケントスの感覚は、異質でした。もしかするとソール系やデイスコ系の曲が今はいわゆる「オールデイズ」であり、我々のイメージする60年代ポップスは「戦争を知らない子供たちにとっての軍歌のような存在」ではなかったか、と隔世を思わせるに十分なものでした。
なんでもそうですが、よく知っているものは、受容できます。異質の音楽を受け容れるかという度量は今の私にはないようです。最近、少しクラシックを聴くことが愉快になってきましたが、ジャズは昔と同様厳しいです。次回、横浜ケントスに行ったら、唯一の接点「ABBA」の曲をリクエストしましょう。さらに私のようなおじさんが楽しめるもっといい方法がありました。それは、六本木で出演している「The Flames」が出演する日を狙って行くこと、これなら間違いなしです。
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