« 2009年10月 | トップページ | 2009年12月 »

2009年11月

2009年11月27日 (金)

鎌倉七福神

久しぶりに終日フリーとなり、天気がよさそうだったので、以前からやってみたかった「鎌倉七福神巡り」に女房殿と挑戦してみました。目的は、七福神を訪問し御朱印をもらうことと紅葉を味わうことです。午前中、車を車検に出した後、1号線からバスに乗り、戸塚駅から横須賀線というルートをとりました。

091127_120236 北鎌倉駅で下車。まず向かったのは、「淨智寺」です。車ではよく通る道ですが、歩くのは初めてで、あの有名な円覚寺の先に、「淨智寺」はありました。階段を上る奥行きがあり、拝観料までとられる本格的な寺であったのは予想外でした。こんないいお寺をいままで見過ごしていたということを知りました。、「淨智寺」の神様は、「布袋尊」で知恵と福徳の神とされています。その後、30分ほど歩いて、先日経験済みのルートをたどりました。すなわち、「旗上弁財天」「宝戒寺の毘沙門天」「妙隆寺の寿老人」「本覚寺の夷尊神」に行き、鎌倉駅前で、昔風のラーメンで昼食をとりました。

091127_142814 鎌倉駅から江ノ電にのって、長谷駅へ。大好きな長谷寺の大黒天、さらに御霊神社の福禄寿をもって、フィナーレとしました。時刻は、PM4:00前ぐらいでしたが、長谷寺の紅葉はちょうど見頃で。色鮮やかな大パノラマは感激でした。

春はよく花見にいくのですが、秋の紅葉には最近縁遠いものがありました。今回、改めて秋の紅葉もいいものだなあ、と思いました。そして七福神巡りは小さな達成感が得られます。季節柄、方角柄、時間柄、興味、達成感、浄化作用など動機はなんでもOK。気が向いたら、読者の皆さまもチャレンジしてみてください。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年11月24日 (火)

達成感

いまだにバンド名も決まらない伝説のバンドの活動も実質1年になりました。レパートリーは、ビートルズの曲ばかりで、9曲。記念の10曲目に決まったのが、「All My Loving」でした。ビートルズ初期の作品です。イントロなしの出だし、ハーモニー、魅力的なメロデイライン等々、ケチのつけようのない名曲です。圧巻は、バンマスが指摘していましたが、F#mで始まって、エンデイングはEで終わるという天才的なコード進行です。

いままで、社会人になってからの私のバンド生活の中では、この曲は意識的に避けてきました。その理由は、サイドギターの三連符を弾く技術が私にないからです。大学時代は、三連符を無視してやっていました。しかし、今回私以外の四人の意見がまとまり、「All My Loving」にチャレンジすることになりました。正式にはどうやって弾くのか私にはわからないのですが、ベンチャーズの「アパッチ」で使うトレモロ奏法が似ている気がして、その練習をして当日に臨みました。1つの曲を選ぶと、どこかのパートにチャレンジングな部分があり、次の練習までに、そのパートの該当者がしっかり自主トレーニングすることになります。今回は、私にその役がまわってきたということです。

スタジオに集まるやいきなり「All My Loving」をやるという。いやな予感と緊張が走る。自分の音は人にどう聞こえるかよくわからないが、やってきた練習以上でも以下でもない。一回通しでやってみた。おそるおそる反応をメンバーに聞いてみる。OKのサインだ。よかった。ここにおいて、なかなかの達成感があるのを感じました。

事の大小にかかわりなく、チャレンジして、新しいものを手に入れる、というのは、私の場合、達成感につながるようです。釣りを始めた翌年に、いろいろな釣り方を試してみて、かご釣りに開眼したと思った時にも同じ気分を感じました。いままでできないと思っていたことができるようになった、避けていたことができるようになった、このようなことが気分のいい達成感につながっているようです。レパートリーが10曲になって他の曲も演奏する中で、「All My Loving」の演奏が終わったときだけ、1曲やり終えたという特別で格別な幸せの感覚がありました。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年11月20日 (金)

新局面

今週の出来事を、1つの言葉で表すと「新局面」という言葉がピタリな感じがします。通常は、4月や新年などが、節目となりますが、最近はどうもそんなことはお構いなしのご時世のようです。

J社で、大変お世話になったA氏が希望退職に応じました。19日、2人でささやかな送別会をしました。A氏はサバサバしたもので、私だったらとてもこうはなれない、と感心することのみ多かりきです。A氏は自分がやりたいことをみつけたことが、爽快感をだしている原因のようです。新しい目標に向かうA氏の新局面です。

同じく、B氏も希望退職に応じたようです。彼の場合は、やめないというのが初期の考えでしたが、自分の健康や家庭、将来のことを考えて、退職を決断したようです。迷っているときは辛そうな顔をしていましたが、決めてしまうと、やはりサバサバ感がでます。B氏は、今ひとつ体調が良くないので、健康を取り戻すという新局面が待っています。

私のパーソナル・コーチングのクライアント。F社のC氏。彼は、何があってもやめない、という方針のもと、退職勧告をはねのけ、見事に会社生活を続けています。構造改革の嵐の後の職場間の異動がC氏の新局面。いまは物事をプラスのメガネで見ており、なかなかいい感じです。

私は、18日(水)に、T大へ初出勤しました。PM12:30~18:30までが勤務時間で、退職後では最も長い拘束です。建物の中の配置や掲載物の説明、勤怠の処理などを教わっている最中にも、カウンセリングが2件入りました。基本は同じですが、中身がいままでとは違うので新鮮な感じです。一緒に仕事する仲間とも挨拶ができました。I氏、O氏、T氏そしてN教授、みな魅力的で好人物なので、好感を持ちました。いい仕事ができそうです。これが私の新局面です。

人生いろいろ、新局面もいろいろです。過去をRESETして再起を図るもよし、チャレンジもよし、りニューアルもよし、とにかく、変化に対応し、したたかにしなやかに・・・・・。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2009年11月13日 (金)

横浜酉の市

11月は「酉の市」というイベントがあります。私はこれまで、「酉の市」というと浅草の専売特許のように思っていましたが、全国さまざまな場所で、「酉の市」が行われていることを今頃知りました。今年は、1の酉が11/12(木)、2の酉が11/24(火)となっていて、今の私のスケジュールでは到底今年は浅草は無理です。しかし、インターネットを調べてみると、なんと横浜にも立派な「酉の市」が存在することがわかりました。阪東橋の大鷲神社です。

12日は、高校の仕事を終え、女房殿と横浜091112_181738駅で待ち合わせ。そこから、地下鉄で阪東橋へ。時間は夕方の6時ですが、もうあたりは暗く、曇空の肌寒い日でしたので、はじめてコートを着用しました。阪東橋についてから、大鷲神社まで、商店街を抜けて、約10分ぐらいでしょうか?浅草のように、長々と列をなすこともなく、ストレスなしで、お参りができました。縁起熊手は、お参りの直後、神社の社務所で買い求めましたが、威勢のいいキンキラキンの熊手の販売が見当たりません。調子が狂った感じで、女房殿とぶらぶら勝手に歩いていると、目の前に、あのキンキラキンの熊手販売店が現れたのです。約30の軒数で、浅草のような派手さはないものの、かえってすっきりしています。やはりこれがないと酉の市に来たという感じはしません。そして、料金も浅草よりは安いように見えました。

091112_183801 浅草で味わうようなストレスがないので、ほんわかとした幸せな気分になりました。賑やかな人ごみとスムーズな流れを兼ね備えたストレスのないいい「酉の市」が、自宅から40分のところにあったというわけです。市の喧騒から抜け出て、女房殿と伊勢佐木町の居酒屋「庄や」で、T大○の祝杯をあげ気分良くタクシーで帰宅しました。来年からは、「酉の市は横浜」が我が家の恒例となりそうです。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年11月12日 (木)

念願叶う

念願のT大学非常勤講師になることが決まりました。先週5日(木)TELがあり、翌日面接。10日(火)に採用連絡という展開でした。仕事の内容は、単位とされている(大学生対象の)キャリア・カウンセリングの実践と講師で、月曜日と水曜日の週2日の勤務となります。9月からは、I高校のキャリア・カウンセラーをしているので、これで来年3月までは月曜日から木曜日まで午後はベタで学生相手の勤務ということになります。

大学で教壇に立つこと、実はこれが私の考えていた目標でした。退職時は、大雑把な感覚で、5年ぐらいで、大学の先生になれたらいいな、と考えていました。それがなんと2年3か月で現実のものになりました。ツキまくっている自分を感じます。昨年は大きな企業研修の仕事を目標以上にいただき、今年は自著を出版しパーテイまで開くことができました。もうこれでいい、として、ダルマに両目をいれたのですが、11月になって、天からの最高のプレゼントが待っていました。ここまで、企業研修の仕事も好きなので、週2~3日の勤務にこだわり、いい話も随分とお断りしてきたのですが、初心を貫いてよかったです。

私は、これで目標を達成できました。これからは、細かい目標を1つ1つこなしていくことが真の社会貢献につながっていく、と考えています。本日、T大に行き、授業を見学しました。私の学生時代ではありえない、キャリア・カウンセリングをベースとした人間学の授業をやっていました。「学校でデータや数字や論理の教育ばかりでなく、ヒューマン系の教育をすべき」が私の持論ですので、それをやっている現場は、刺激的でかつ感動的でした。

こういう現場で、働けるのは、本当に嬉しいし光栄です。このプロジェクトの一員として参加できると思うと、はちきれそうなワクワク感に包まれます。どんどんモチベーションがあがります。なんといっても、念願が叶ったのですから・・・・・。これもサポートしてくれた皆さまのおかげです。ありがとうございました。感謝!感謝!

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年11月10日 (火)

OKメッセージ

「チームMJ」の活動に少しづつ成果が表れてきました。立ち上げて、約1年半。スタートの1年は、「○○力について」とテーマを決めて、本を読み、座長のM氏が要点をパワーポイントで説明。内容について、全員で討議するというやり方をとりました。最近は、メンバーの1人が自由議題を発表する。それを出席メンバーで討議という運営スタイルに変わってきました。

8日は、C社のAさんが発表しました。AさんはC社人事部の優秀な女性マネジャーです。部下のTさんとともに、人材開発を担当しており、新入社員研修に、チームMJでは定番の「OKメッセージ」を取り入れました。具体的には、2か月余りの研修の中で、毎日「夕令」の担当を持ち回りで決め、自由テーマで話をしてもらう。そして、話の終了後、他のメンバーやスタッフから、OKメッセージの言葉とカードをもらう。まさに、チームMJのMo氏の十八番です。結果、所期の目的以外に、絆の構築、視点の豊かさの発見、OKメッセージの内容の濃さ、プレゼン能力アップなど、望外の効果を得た、とのことでした。

私は、企業研修時は、チームMJで学んだ「OKメッセージ」を多発します。「OKメッセージ」は、雰囲気を和らげ、I'm OK,You're OKの気持ちが相互に充満し、自信回復し気分良く次につながるという効果があります。立証済みです。ただ、カードなどの小道具を使って雰囲気を盛り上げるMo氏の真似はとてもできません。やはり、元祖や始祖はものが違うということでしょう。

私の場合だけではなく、他のメンバーの仕事に、「チームMJ」の勉強会が寄与するというのは、この上もなく喜ばしいことです。座長のM氏の温かい人柄も効果的に機能し、柔軟でなんでも言えて、ためになる勉強会になってきたな、と実感しました。もう1つ喜ばしいことは、勉強会の後の食事会の場所が定番になったことです。お茶の水駿河台下にある「海蔵」という店。魚介類の料理がとにかく美味。だから酒もうまい。勉強会の楽しみ倍増です。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年11月 7日 (土)

オールデイズ

横浜駅西口に、「ケントス」ができました(9月末開店の由)。駅近くの県民センターで、NPOの会合をよくやるのですが、前から気になっていました。10歳年上で腐れ縁のライブ仲間T氏から、六本木のケントスへと誘われたのですが、今回は市場調査も兼ねて、横浜ケントスに場所を変更しました。

091106_205935 入ってすぐに、店のレイアウトが今までの店と違うことに気がつきました。最後部のテーブル席を除いて、どの角度からも、前面でライブが見れるカウンター形式になっているレイアウトに目を見張りました。これはいいですね。後ろ向きから一々向きを変える必要がないのですから・・・・・。次に感じたのは、従業員の1人1人がきびきびと働いているということです。皆で店をよくしよう、という高いモチベーションが伝わってきました。店が繁盛し始めると店員が天狗になりサービスが落ちるという現象を多々経験していますので、初々しい店員が一生懸命に仕事をしている姿には好感を持ちました。

演奏曲は、T氏の予想通り。私の好きな60年代ポップスは皆無でした。12人編成で、ボーカルが男女2人づつ、ドラムスが2人、ギター1、ベース1、管楽器4本(トランペット2、サックス1、トロンボーン1)という構成。確かに音は厚く、生ですので、迫力は十分です。、しかし、知らない曲ばかりで、疲れました。2ステージ聞きましたが、知っていた曲は、「ビーナス」と「ダンシング・クイーン」の2曲だけ。私たちの期待は空振りでした。私とT氏はこれまで、札幌、六本木、名古屋、金沢、大阪梅田&心斎橋、京都、沖縄など、日本中のケントスに行っていますが、横浜ケントスの感覚は、異質でした。もしかするとソール系やデイスコ系の曲が今はいわゆる「オールデイズ」であり、我々のイメージする60年代ポップスは「戦争を知らない子供たちにとっての軍歌のような存在」ではなかったか、と隔世を思わせるに十分なものでした。

なんでもそうですが、よく知っているものは、受容できます。異質の音楽を受け容れるかという度量は今の私にはないようです。最近、少しクラシックを聴くことが愉快になってきましたが、ジャズは昔と同様厳しいです。次回、横浜ケントスに行ったら、唯一の接点「ABBA」の曲をリクエストしましょう。さらに私のようなおじさんが楽しめるもっといい方法がありました。それは、六本木で出演している「The Flames」が出演する日を狙って行くこと、これなら間違いなしです。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2009年10月 | トップページ | 2009年12月 »