体育館講演会
私はブログに自分が経験したことのある出来事は二番煎じとして、まず書きません。状況は全く同じわけでもないし、湧いてくる感情も変わってくるわけですから、書いてもいいのですが、どうも気が乗りません。逆に新しい体験をするとブログを書きたくなります。
高校で、20分の講演をしました。初体験です。場面は全く想像できませんでしたし、段取りも分かりません。私が非常勤で勤めている県立高校は、総合学習の一環として、文科省の指定校として、キャリア・カウンセリングをとりいれています。キャリア・カウンセリングの立場から、なにかを話してほしいという要請でした。1年生が300人弱、体育館に全員集合していました。話を聞こうとする態度、人の話を聞くなどのコミュニケーションがとれない生徒が結構数いて、先生方は手を焼いている、と聞いていました。体育館に入ってみると、皆座り込んだ形で、わいわいがやがややっていました。
先生方が苦労して整列させている光景が、私には斬新に見えました。私の高校時代はもっとおとなしかった気がします。しかし、先生方の努力の甲斐あって、思ったよりも話しやすかったというのが正直なところです。内容は、「自分の強味を発見する」です。自分の体験談や言いたいところは言ったので、気分的には「快」でした。しかし、よくよく考えてみると、キャリアカウンセリングと強みの関係、強みを発見すると人生にどんな影響があるのか、という肝心な部分が抜けていました。考えていたのですが言うのを忘れました。聞いていた先生方や生徒には未完了感が残る講演だったのではないでしょうか?典型的な「自己中講演」かもしれません。
最近の傾向ですが、私の場合、どうも初回は勉強部分が多く、2回目に修正していい結果を出す、というパターンが通常になっているように思います。挽回するステージがあるのでそれができます。私の人生訓に「ミスは2度までは許す」というのがありますが、自分に対しては「初回のミスがあるからこそ成功がある」と言いかえてもいいように思います。
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