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2009年10月 3日 (土)

リピート・オーダー

研修を仕事としている者にとって、リピートのオーダーはうれしいものです。自分を認めてもらえた、やり方を評価されたという感覚が、「うれしい感」に通じています。リピートをとるには管理職研修からはじめるのが成功のコツ、という大手の研修会社があります。なぜならば、管理職以上には規格外の人がほとんどいないから、研修はスムーズにいくし、終了後の意見で酷評されることも少ないというのです。私はこの考えには無縁です。仕事を選んでいるような身分ではないし、なにをやっても自分にプラスになる、と考えているからです。

090930_101909 9月30日は、A社のリピート研修の仕事をこなしました。前回は、70人の1日研修。今回は、午前中が、前回出席者を対象(今回は58名)としたフォローアップ。午後は、そのうちのリーダー層21人を対象にしたパワーアップ研修です。9時から、18時までの長丁場です。前回終了後にいただいたアンケートで最も多く指摘を受けたタイムマネジメントを気にしながら進めました。午前中は、「すぐに役立つ対人コミュニケーション」と銘打ち、対人関係療法における「感情を大事にする」「期待する役割という観点」と「確認の習慣」を3つの柱として話し合いを主体に進めました。2回目ともなると、受講者も慣れ、私も普段の調子がでてきたようで、スムーズに進行し、いい感じで終了しました。もちろん、気にしていたタイム・マネジメントも含めて、恙無くうまくいった感じです。午後は、人事部から要望されたアサーション・トレーニングです。人数は21名となりましたが、さすがリーダー層。1人1人のコミュニケーション能力が高く、私はやりやすい「幸せ感」を感じていました。内容は時間が経つごとに冴えを増し、終了間際にピークとなる理想的な展開となりました。

多人数1日研修を飽きずに楽しくやる方法、SK法やトライアッド法の人数別に効率的に進める方法、受講者に機能するレジメの作り方、効率的な研修準備など、実践ノーハウを多く得ました。新たなものにチャレンジングし突破するということ、これがオンリーワンのノーハウを得ることにもつながるし、達成感、満足感を得る最高の手段である、と再確認の1日でした。

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