敬老の日の奇跡
敬老の日を迎えて、ここでどうしても記録に残しておきたいことがあります。同居している義父(89歳)の話です。以前のブログで申し上げたように、8月に肺炎で緊急入院しました。その時は、40℃を越す高熱で、医師からは、何が起きてもおかしくない、と言われ、身内は覚悟を決めたものです。しかしそこから持ち直し、10日間ほどの入院で、自宅に戻ることができました。ただし、食事は全くできず点滴で生きている状態でした。
義父は、認知症があり、病院内でも、看護士の手を煩わしていました。3日に一度の頻度で認知症がでて、看護士さんから家によく呼び出しがありました。家族にとっては、これが厳しい現実でした。傍にいるのが誰だか分からなくなり子供の時代に戻ってしまう、正気に戻った時にはその部分の一切の記憶が欠落している、という看病者泣かせの病気です。
義父の認知症には手を焼いていましたが、なんと退院してから1か月、認知症の発作が全くでないのです。高熱のおかげで、認知症の脳の部分が焼き切れてしまったのでしょうか?正常な状態が続いており、家族にとっては毎日の平和を満喫している感じです。普通の食事を毎日とり、顔に表情が出てきました。こんな奇跡があるのでしょうか?私の弟は、脳の専門家なので、今度会ったときに、こんな症例があるのか、聞いてみようと思っていますが、素晴らしい結果オウライです。人間はもろいと思う反面、なかなか土俵を割らないしぶとさと強さがあること、身をもって体験中です。
| 固定リンク
「心と体」カテゴリの記事
- 災い転じて福となす(2016.01.04)
- 貴方の中にあるNewリーダーシップを使いこなそう!(2015.05.19)
- 思い込みに気づく(2014.10.13)
- 我病了!(2014.03.19)
- Gloomy(2013.12.07)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント