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2009年8月19日 (水)

貢献と負担

NPOの活動というものがだいぶ見えてきたことで、戸惑いと疑問、さらには感情の錯綜を感じはじめています。NPOの副代表として活動しはじめたのが7月。まだ、2か月ほどしか経っていないのですが、様々なことを丸投げされ、受けてしまっている自分がいます。これでいいのだろうか、とまず自分に問いかけています。私が受けることで皆が救われるのなら、とつい考えてしまい否定的な言葉が影を潜めます。結果として、なんでもかんでも課題を丸投げされている感じです。

以前活躍されていたW氏、M氏、K氏が突然休会されましたが、同じような事が起きていたのでは?と推測しています。理由がいま一つしっくりこなかったのですが、なんとなく彼らの気持ちがわかったような気がします。貢献と負担、という秤にかけて、本人ががんばればがんばるほど、周りはそれが当然と思いこんで甘えてしまう。本人としては、その蟻地獄から抜け出す一番ベストの方法は、退会か休会ということになったのではないでしょうか?

この状況は会社にいた時と同質のものです。まだ余力はある、とみて仕事が集まってくるのですが、さほど評価はされない。しかし、会社とNPOは本質的に違います。このような現実と感情の錯綜がまさしく現場感覚です。いい勉強をしている、とは思っていますが、私がやればやるほど、他のメンバーの達成感は落ちます。この観点からのチーム・ビルデイングが必要と改めて感じています。荷台の前は引きますが、横や後ろから押してくれる人がいなければ、NPO活動としての意味はありません。

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