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2009年7月24日 (金)

魚がし横丁

久しぶりに朝からコーチングの勉強会に出席しました。テーマは、「直観力」。私はセールス時代に感性の研磨という言葉をよく使いましたが、実際に、ロープレなどをやってみて、左脳を使う事が多いのがよく分かりました。勉強会の後、女房殿と待ち合わせし、築地へ。まず、行ったのが、波除神社です。前日、メンタル・カウンセリングを3人実施し、大いなる厄を背負っていましたので、厄落としをしました。波除神社は、両サイドに、大獅子がいて、こじんまりで、どしっと落ち着きのあるいい神社でした。

お参り後、築地の「魚がし横丁」へ。1回行ってみたい、と眼をつけていた場所です。昔ながらの長屋が並んで、傍に市場。私の好きな港のあの雰囲気があります。さて、お目当ての寿司を食べようか、と店を物色すると、1店だけ、人が並んでいる店がありました。その名は「寿司大」。特に、事前情報のなかった我々は、これだけ人が並んでいるのだからこの店はうまいのだろう、と考え、7番目ぐらいに並びました。20~30分は待ったでしょうか、実際に入店して、寿司を味わってみて、味、雰囲気、寿司の出し方、板前の対応などは、全く文句なしです。これは、また行きたいな、と思いました。

なぜ、「寿司大」だけが繁盛しているのか、不思議です。周りの店は閑古鳥が鳴いています。狭い横丁ですから、同様のサービスは、他店も行っているはずです。実際メニューを比較してみると、全店似たようなものです。特別にうまいのでしょうか、板前の人気でしょうか、プロモーションが違うのでしょうか。そういえば、外人が来ていたので、ガイドブックのプロモーションに秀でた、ということは十分考えられます。人が並べば繁盛するのは、飲食店の常識ですから、なぜこの店だけ集客能力が高いのか、それがマーケテイング・ポイントです。

このあたりのマーケテイングの違いを掴む、という課題を持って、また行ってみたい。その際、別の店に入ってみる、客にインタビューする、ということをしてみたい、と思っています。様々な業態で応用できる現場の理があるかもしれません。ただ、築地市場は移転するという話があり、魚がし横丁はどうなってしまうのか、それが心配です。

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