コメンテーター
7月10日(金)朝、TVを見ていて驚きました。なにげなく見ていたら聞いたような声、見たような後姿の映像。「みのもんた」の朝ズバという番組に、知人のH氏がコメンテーターとして出演していたのです。あまり正面からのカメラに映らなかったのですが、間違いなく知人のH氏と確認しました。H氏には、明日のパーテイで、スピーチの部のラストスピーカーを頼んでいます。自分といい形で親交のあった人が有名人になるのは、嬉しいものです。H氏は、新聞社の政治記者出身で、政界に顔が広く、私の人脈の中でもユニークで貴重な人物です。中小企業の経営の先輩としてもいろいろ教えを受けた恩人でもあります。明日会えるのが楽しみです。
TVコメンテーターに、森永卓郎さんという方がいます。8日は、女房殿と桜木町へ森永氏の講演を聞きに行ってきました。私は、「コメンテーターのレベルが低い。」とTVに向かってよく文句を言っています。自己防御機能が働くのでしょうか?当たり障りのないことをいう人が多い。ニュース番組など見ていると、「この問題に対して、その程度のコメントしかできないのですか?」とコメンテーターを批判的にみている時があります。特に、経済学者という肩書をもつ人には、反感すら感じることがあります。しかし、それは、TVの上だけであり、その人となりを知った時、見方を上書きーバージョンアップすることもよくあります。
森永さんは、TVの印象とは異なり、メリハリがきいた声で絶妙のアイスブレイクからスタートし、飽きの来ない90分でした。やはり、実物に、長時間ふれると親近感が湧くものです。これからは、TVの彼を好意的にみている私がいることでしょう。。不思議なもので、名刺交換をさせてもらった寺島実郎氏に対しても、同質の好感をもっていることに気が付きました。
コメンテーターというのは、いいたいことを言う気楽でいい加減で面白そうな稼業かな、と思っていましたが、今回のH氏のTV出演や森永氏への親近感には、私のコメンテーターのラべリングを変えるに十分な効果があったようです。ただ、TVに慣れたH氏から、「コメンテーターは楽勝。楽しいよ。」という声が聞こえてくるような気がします。
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