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2009年5月 2日 (土)

作曲

江口洋介氏主演の「木枯らし紋次郎」をTVで観ました。昔、中村敦夫氏が扮していたあの「木枯らし紋次郎」のリバイバルです。連続ものではなく、2時間1回ものでしたが、私の興味をひいたのは、バックに流れてくる音楽でした。

上条恒彦氏ボーカルの昔の音楽がそのまま使われていました。この曲が出たとき、単調な音調をボーカル力で凹凸をつけ、盛り上がり部分とのアンバランスと詩の内容が気に入って、ギターの弾き語りを必死に覚えたものでした。確か、作曲は、小室等氏で、演奏は「六文銭」というグループではなかったでしょうか?第一作が、なにか賞をとった「出発の歌」で、2作目が今回の主題歌である「だれかが風の中で」であった、と記憶しています。

今回、懐かしいメロデーがそのまま、現代の放映の中で流れました。そこで改めて感じたことは、作った曲が、世に残るということはなんと素晴らしいこと、かと思いました。芸術というものはそういうところに価値があるのでしょうか?私自身の自作曲が、約30曲ほどあることも思い出しました。だれにも相手にされない曲ばかりですが、全部自演すると、1時間半ぐらいになるでしょう。

こう見てくると、私の中には、自分の生きた証を、なにかこの世に残しておきたい、という欲求があるように思います。24年前の自費出版本、今回の執筆、過去の作曲、パフォーマンスの数々がそれを証明している気がします。このブログの更新もこのような心理が働いているのでしょう。いい曲を創って、後世世の中の人が口ずさむというイメージは、最高のワクワクイメージです。

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