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2009年5月25日 (月)

インフルエンザ

インフルエンザの報道がやや少なくなった気がします。鎮静化したんでしょうか?私が香港から帰ってきて、10日目の5月2日から、インフルエンザ騒ぎが始まったと記憶しています。豚インフルエンザということで当初は緊張したものの死亡率が限りなく0に近いということが分かった時点で、大きな恐怖はなくなったというのが一般的に妥当なところでしょう。

この問題について、3つの視点から考えてみます。一つめは、私個人の感覚という視点。インフルエンザに対する恐怖心は命まで取られるわけではないので薄いのですが、横浜市におけるインフルエンザ1号にはなりたくない、と正直思っていました。私は、冬の予防注射もしたことがないし、自分自身は運がいい、と思っているので、政府とマスコミが騒ぎすぎていながら、今になって国民に冷静さを求めているのには笑わざるを得ませんでした。

二つめは、今回は、SARSなどの超一級の疫病が入ってきたときの予行演習に見えるという視点です。ここまでの政府等の対応結果は×です。熱が出ていても、陰性となる空港での簡易検査、。その後の対応も、マスクや手洗い&うがいを奨励するだけで、国内感染は止められなかった。これでは、超一流の疫病が入って来たら、国中に蔓延し、助かるかどうかは運次第というお寒いかぎりなのが実体です。

三つめは、経済的な打撃が思った以上に深刻そうだという視点。神戸三宮は、昔私が営業を担当していた懐かしい想い出深いエリアです。その大好きな商店街が死んでいる。観光客が来ない、店や施設でキャンセルが相次ぎ、消費機能がストップしているようです。失った日々は帰ってこないから、日銭産業は大打撃となるでしょう。こういう所に国は税金を使って特別対策をしてほしい、ものです。

木、金、土と、3日間続けて、人混みの中に入ってきて、マスクをしている人が20%ぐらいという異様さを見ながら、「1つの出来事について最低3つの視点から見る。」という習慣を技化したい、と考えている私がいました。

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