カラーの効用
私は、長年写真業界におりましたので、写真を撮るのがうまい、とか、色=カラーには詳しい、というふうに、先入観をもってみられがちです。確かに、私の仲間には、写真撮影技術に優れた人や色空間の専門家が多々います。しかし、私自身は全くそんなことはありません。仕事柄、写真の常識的な知識はもっていますが、それ以上のものはありません。このように言い続けて、今日に至っておりますが、最近興味をもっているのが、「カラーの効用」ということです。
カラーセラピーの本を読んでみました。自分が気に入った色を日常生活に多用することで運が開ける、という内容でした。確かに、様々な色を見る中で、ハッと心が魅かれる色があります。そのことに気が付いてから、私は、日用品や衣服、はては車まで、色に惚れて、衝動買いをするようになりました。自分が好んだ色を身につけたり、生活空間の周りにちりばめていると、なんだか幸せな気分になるから不思議です。赤、青、黄というくくりではなく、赤なら赤というカラーの中で、魅かれる色というのがあります。どうもこの感覚が幸運を呼ぶようです。
あの人は黒とか、緑とか、人に、カラーラベルを自分の中でつけていることはありませんか?その人のトレードドマークやブランドみたいな影響がカラーにある、とは思いませんか?カラーのイメージとその人が一致した時、この印象が残るようです。ジョンレノンの黒、プレスリーの白などが思い起こされます。早稲田の臙脂カラー、山梨学院大のスカイブルーなどはもう団体のブランドとして市民権を得ているでしょう。
私のカラーは、橙、黄、緑の順で、FITするようです。カラーの世界を周遊することで、幸運を100%掴めるとは思いませんが、30%程度の影響は与えている、そしてそれはまた楽しく生きる調味料と思っています。
| 固定リンク
« 喫煙 | トップページ | ソーシアル・スタンス »
「生活」カテゴリの記事
- 代理人を全うしました。(2017.03.10)
- キャリア形成(2015.10.04)
- 恩師の訃報(2015.09.09)
- 後発スーパー(2015.02.21)
- 爆破予告(2014.09.21)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント