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2009年3月

2009年3月31日 (火)

執筆活動

昨年の11月からスタートした本の執筆ですが、昨日バージョン1.0を出版社の方に送付しました。長丁場でしたが、納期に遅れることなくだすことができました。今日は、会社でいえば年度末ですが、私のとっても一段落つきましたので、初めての経験として、今回の執筆活動に関することを記しておくことにします。

まずは感じたこと3つ。私は書くことは好きだ、と改めて認識しました。9万文字ぐらいのボリュームでしたが、書くのが嫌になったことは、一度もありませんでした。2つめは、編集者との2人3脚である点を痛感しました。幸い、私には、Kさんというすばらしい編集者が担当してくれたのでここまでこれたというものです。感謝!感謝!3つめは、方法ですが全体の形をつくってから、中身をブラッシュアップしていく、というやり方が私には合っている、昔の原稿用紙に積み上げて書いていくという方法は私には難しそうです。

学んだこと3つ。気にしなければいけない事が多々あるということがまずあげられます。著作権、個人を特定できる情報などがタブーなのですが、かなり気を使いました。2点目は、マイルストーンを置いて、できる時に早めにやっておくことが私にはFITしている、と思いました。3点目は、Wordの使い方がワンランクアップしたことです。これは当然の事とは思われますが、この機にもう一息Wordのスキルを上げようと思います。

今回の著書が発売されるのは、6月15日を予定しております。ここからさらにブラッシュアップを続け、5月中旬には、アマゾンに登場するようです。詳細が言えるようになりましたら、このブログで紹介します。また7月11日には横浜で出版記念パーテーも企画されております。読者の皆様よろしくお願いします。

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2009年3月28日 (土)

食の発見

「食」についての最近の発見

回転寿司・・・・・鴛鴦寿司は相変わらずGoodな状態。墓参りの時に立ち寄ったのが「銚子港」。 鴛鴦寿司やガッテン寿司のように、ネタが豊富で、価格の高低がある最近はやりのスタイルの店です。ここでは、海藻のたっぷり入った味噌汁がお勧め。ヘルシーで美味。一度お試しください。もう1店が「かっぱ寿司」。平日でも、人が溢れているので、後学のために入ってみました。オール100円の昔のスタイルを堅持していますが、客数で勝負という感じ。とにかく安く食べられるのが人気を博しているのでしょう。子供づれには最適です。

しゃぶしゃぶ・・・・・「温野菜」というチェーン店に行ってきました。前から看板が気になっていたのですが、久しぶりに、しゃぶしゃぶが食べたくなったので、入ってみました。イケメンの若者が揃っていて、店内は活気があり、メニュー豊富で、料理もGoodでした。値段もリーズナブルで家族ででかけるのにはもってこいです。看板は地味なのですが、入ってみると、想像以上のいい感じ。百聞一見にしかず、です。

わさび漬け・・・・・大学の友人と会食した際、A氏から、おみやげとしていただいたのが「手作りわさび漬」(静岡県伊豆市の塩谷氏製造)です。私は、これまで、わさび漬や奈良漬などはほとんど口にしたことはありません。子供の頃、食べておいしくなかったというのがトラウマになっていたように思います。今回、口にしてみると、ピリッと辛くて酒にピッタリ。このような酒の楽しみ方があることをはじめて知りました。A氏は、現地から、取り寄せているそうですが、それもわかるような気がしました。

口に合った「食」は期待した味にFITするという点で安心感がありますが、新しい「食」もかように楽しいものです。まだまだ、未知の味がある、と思うと、ワクワク感がでてきます。

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2009年3月24日 (火)

WBC

日本中が久しぶりにわきました。北京オリンピック以来だと思います。WBC(World Baseball Classic)です。24日は、韓国との決勝戦でした。私は、仕事のない日の特権として、朝10時半から、午後2時40分まで、リアルタイムに、野球観戦としゃれ込みました。ゲームは、日本チームが押していたのですが、決め手を欠き、9回二死から同点に持ち込まれ、延長戦となりました。よく言う「100里の道は90里を半ばとす」という中国の諺をまたしても思い出してしまいます。まさか、日本チームが気を緩めたわけではないでしょうが、韓国の執念には驚きの念を禁じえません。10回表にそれまで今一調子の出なかったイチローのセンター前ヒットが決勝打になりました。イチロー本人が、天から神が降ってきた、と形容しましたが、正にそんな感じがする歴史的なヒットだった、と思います。

ニュースというのは、事件や事故を伝えるのが使命ですので、必然的に暗いニュースが多くなるものです。特に、最近は、常識では考えられないようなバッドニュースばかりで、少々気がめいっていた矢先でしたので、WBCの決勝進出は、国民のニーズにフィットして、殊の外、盛り上がったような気がします。オリンピックの時とは、また違った、サッカーのワールドカップの時に似た雰囲気を感じました。国民の1人1人が息をのんで同時に応援する、これは素晴らしいイベントです。

スポーツというのは、このように、人に感動を与える、応援している人が一つになれる、という素晴らしい効用があります。単に、勝ち負けではない人間しか味わえないある種の感情を感じました。韓国との決勝戦が始まる前、私は、ここまで来たのだから、どっちが勝ってもいいと思っていましたが、前回、日本が負けた時、ピッチャーマウンドに韓国が旗を立てた映像を見て、「日本よ、絶対勝ってくれ。あんなシーンは2度と見たくない。」と祈る様な思いで、TVを見ていました。こんなところにも、人間としての感情の浮き沈みがあるように思います。

勝って良かった。すばらしい歴史的なビッグゲームをリアルに観戦できた私は幸せ者。原監督以下、日本チームの全メンバーに。ありがとう!!

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2009年3月20日 (金)

渋滞

我が家の恒例により、お彼岸の墓参りに行ってきました。私の場合は、概ね交通渋滞とは逆方向となるので、3連休の初日ではありましたが、通常通りAM10:30に自宅を出ました。はじめてのETC使用にささやかな喜びを感じながら、車は、横浜新道の今井から第3京浜に入り、一見順調なドライブでした。

驚いたのは、第三京浜の玉川料金所の出口を出た瞬間の視界です。環八に入る手前で、すでに渋滞が始まっていたのです。長さは、200mぐらいでしょうか?15分ほどかかって、環八に入りましたが、未曾有の大渋滞でした。この1年半本格的な渋滞は経験していなかったのですが、昔経験した環八の渋滞、即ち完全に車が止まってしまって、10K以上、ノロノロ運転が続く、あの状態が目の前にある世界でした。

逆の車線が混むのなら理解できるのですが、全くの読み違いでした。結局、目的地の所沢までは、3時間半かかりました。ちょうど、野球WBCの日本対韓国戦のブロック優勝戦の真っ最中の時間でしたが、最初から最後まで、見れてしまいました。

春風が吹いて暖かくなってきたこと(この日は、18度でした)、連休の初日であったこと、人々の行動が画一的ではないこと、などが理由として考えられますが、とにかくどこに行っても車だらけで、空いている道路は皆無でした。帰路は、2時間ぐらいを想定していたのですが、やはり3時間15分ほどかかりました。

時間はかえってこないので、腹立たしい気持ちがありますが、だれも責められるものではありません。ここでリフレイミングしてみると、たまに渋滞を経験し自分の幸せなシチュエーションを確認することも必要ということでしょう。久し振りに、運転していて、腰が痛くなり、エコノミー症候群を頭に浮かべている自分がいました。

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2009年3月16日 (月)

ソーシアル・スタンス

カウンセラーのS先生に誘われて、「ソーシアル・スタンス」のセミナーにでかけてみました。「ソーシアル・スタンス」とは、人には、4つのタイプがあり、自分がどのタイプかを知り、相手のタイプをも知り実生活に生かす、というスキルです。具体的には、言いたい事を断言するタイプと問いかけをするタイプに分ける主張性尺度(思考開放度)と感じたことを表に出すタイプと出さないタイプに分ける反応性尺度(感情開放度)の4象限に分類するものです。

実は、コーチングの中に、4つのタイプ分けというのがあります。コーチングとカウンセリングのスキルはよく似ているものが多い中、私は、タイプ分けは、コーチング独自のものと考えておりました。しかし、もしかすると、この「ソーシアル・スタンス」が源流ではないか、という思いがセミナーを聞いていてしてきました。自己主張し感情表現もする「表出型」はプロモーター、自己主張するが感情表現が少ない「主導型」はコントローラ、自己主張が弱く感情表現が強い「友好型」はサポーター、自己主張も感情表現も弱い「分析型」はアナライザー、となります。しかし、全く同一ではなく少しずれているのが面白い。実践での使用は、TPOに合わせてできそうです。

ここまで、企業研修などでは、コーチングでいう4つのタイプを実践してきましたが、、「ソーシアル・スタンス」は発祥の歴史も古く、さらに用途は広く、有効に使えそうです。英語よりも中国語、DTPソストはフォトショップではなくイラストレーターなど、使う人が少ないポピュラーではない方を選ぶ傾向のある私としては、「ソーシアル・スタンス」は今後様々な場面で使うことになりそうです。

NPOが運営しているセミナーですが、今回の出席者は8名。今建設途上で、0から立ち上げて、1にしようという意気込みを感じました。内容がいいし、スタッフは皆感じがよかったので、今後要請されれば協力は惜しまないつもりです。

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2009年3月13日 (金)

カラーの効用

私は、長年写真業界におりましたので、写真を撮るのがうまい、とか、色=カラーには詳しい、というふうに、先入観をもってみられがちです。確かに、私の仲間には、写真撮影技術に優れた人や色空間の専門家が多々います。しかし、私自身は全くそんなことはありません。仕事柄、写真の常識的な知識はもっていますが、それ以上のものはありません。このように言い続けて、今日に至っておりますが、最近興味をもっているのが、「カラーの効用」ということです。

カラーセラピーの本を読んでみました。自分が気に入った色を日常生活に多用することで運が開ける、という内容でした。確かに、様々な色を見る中で、ハッと心が魅かれる色があります。そのことに気が付いてから、私は、日用品や衣服、はては車まで、色に惚れて、衝動買いをするようになりました。自分が好んだ色を身につけたり、生活空間の周りにちりばめていると、なんだか幸せな気分になるから不思議です。赤、青、黄というくくりではなく、赤なら赤というカラーの中で、魅かれる色というのがあります。どうもこの感覚が幸運を呼ぶようです。

あの人は黒とか、緑とか、人に、カラーラベルを自分の中でつけていることはありませんか?その人のトレードドマークやブランドみたいな影響がカラーにある、とは思いませんか?カラーのイメージとその人が一致した時、この印象が残るようです。ジョンレノンの黒、プレスリーの白などが思い起こされます。早稲田の臙脂カラー、山梨学院大のスカイブルーなどはもう団体のブランドとして市民権を得ているでしょう。

私のカラーは、橙、黄、緑の順で、FITするようです。カラーの世界を周遊することで、幸運を100%掴めるとは思いませんが、30%程度の影響は与えている、そしてそれはまた楽しく生きる調味料と思っています。

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2009年3月 9日 (月)

喫煙

縁あって、コミュニケーション研修の1日講師を努めました。対象は、30代のバリバリの社会人技術者8名のナイスガイです。PM1:30から、6:30までの5時間で10名出席という事前の解釈とは異なり、現実は、PM1:10に紹介され、たっぷり6時間近く、熱の入った研修となりました。セッションは、3部に分け、演習中心に、例によって私の得意な手法の中に、必ず新しいものを入れていくというやり方をとりました。

今回の研修で、部屋に入った瞬間に嬉しく感じたことがありました。喫煙用の灰皿が、各自の机の上に、置いてあったのです。昔では、当たり前でしたが、最近では見かけない光景です。なんと、今回の受講者8人のうち、7人が喫煙者でした。これは、驚きでしたが、喫煙大好き人間の私にとっては、これほどの親近感はありません。M社のときも喫煙比率は100%に近かったのですが、喫煙室は別にありました。灰皿を確認した瞬間から、研修の成功は約束されたような不思議な感覚が湧いていました。

私は、今、4日に1日ぐらいの割合で、喫煙しています。1か月のスケジュールを決める時に、その日に会う人に合わせてタバコを吸う日と吸わない日を決めています。思うに、完全に禁煙としてしまうと、ストレスとリバウンドのほうが怖い。吸っていて問題ないなら最高です。しかし、私の場合は、嫌煙優位時代の不便さと窮屈さ、体調、ということを鑑み、喫煙デイを設けるという今の方法を編み出したのです。もう1年半近く、この方法を続けており、タバコの量は減るし、ストレスはない、調子はいい、と快適な生活を得ることに成功いたしました。もし、禁煙しようとして難しい人は、ぜひ私のこの方法を試してみてください。

研修終了後、全員で、横浜中華街で楽しい宴会となりました。半分ぐらいの人に、「今日は6時間でしたけど、長く感じました?」と聞いたら、1人は丁度よかった、残りの人は、短かかったというお話でした。時間が経つのが早い、と感じてもらえば、その研修は、成功だった、と思います。紹興酒も入り、すっかり酩酊して、めずらしくタクシーで帰宅しました。

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2009年3月 3日 (火)

認知行動療法

2月の最終28日、認知行動療法のセミナーに参加してきました。この分野では、定評のある東京家政大学大学院教授の福井先生のセミナーです。会場は、満員盛況でしたが、私がいままで出席したセミナーと雰囲気を比べると、今回の参加者は、メンタルヘルスを仕事ととされているプロの人たちが集まっているという真剣感を感じ、身の引き締まる思いがありました。

認知行動療法は、先日のNHKでも放映されたように、うつ病をはじめとする心理療法の中では、もっとも効果的とされているカウンセリング手法で、イギリスでは、政府が援助しているなど最近注目されています。また、カウンセラーの立場からみると、どうしても覚えておかなければならない必須科目と私は認識しており、昨年この講座を申し込んだときから、心待ちにしておりました。

セミナーは、丸1日でしたが、内容は、私にとっては興味深く、福井先生の講義の面白さもあって、おおいに勉強になりました。自動思考とスキーマなど、理解していたはずのところの更なる深い理解ができたのが最大の収穫でした。カウンセリングのスキルを持って、正しく手順と意味を理解していればできそうです。またカードを使ったカウンセリング手法が紹介されました。私のような雛には最適と考え、価格は高いのですが、カードは購入することにしました。

今後は実戦の中で、、認知行動療法を使っていこう、と思います。この療法はこれから益々世の中に認められ、ポピュラーになっていく、と私は断言しておきます。と同時に、認知行動療法の発展形であるアメリカで流行っているといわれている「対人関係療法」に新たな興味をいだきました。まだ、雛の私ですが、勉強することは、どんどん出てきます。終わりのない旅なのでしょう。

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