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2009年2月15日 (日)

変化

最近、自分の中で、意識しているテーマは?と自問自答してみる。春一番が前日吹いたこともあり、最も考えている時間が多いのは、「変化」ということではないか、と答えが返ってくる。なにも、オバマ氏が、Changeと言ったからではないのですが、いつも「変化」を気にしている自分がいます。

人は、変化に対して、どう考え、どう対処するかで、快ー不快が決まるように思います。概ね、いい状態にある時は変化は好まないし、好ましくない状態にいる時は変化を求めるでしょう。しかし、本人の思惑とは違った次元でやってくる変化が多い。2月中旬の20℃の気候、近親者の急な不調、、重度の腰痛にかかり動けなくなった仲間、愛犬の突然の事故などなど、私の周りでも、変化は常に発生しています。

今あるもの(X)と今ないもの(Y)をおき、各々プラスの効果とマイナスの効果の4通りを考えてみました。Xプラスは、収入の増加とか昇進、Xマイナスは、退職とか近親者の死などであり、Yプラスは、新知識や新技術の獲得や新しい人との出会い、Yマイナスは、地震などの災害やインフルエンザ感染などと分類します。最近のコーチングなどの会合では、人生の中でどれだけ変化をつくりだしたか、という視点がよくでてきますが、問題は、自分が思ってもいない事態の変化が起きた時、それをどう受け止めるかにかかっているように思います。

クレームは提案に、反省は勉強に、失敗は成功のもと、ピンチはチャンス、停滞は飛躍への充電などと思えれば、負のストレスを正に変えられると思うのですが・・・・・。私は、サラリーマン時代に、大病を患い、3度の手術で、会社を半年間と4ヶ月間、2度にわたって、休業いたしました。今、完治して、常々思っていることは、生きていられること自体がこの上なくありがたい、なんの制限もなく普通にいられるのがありがたい、そして愛すべき家族がいて好きな仕事がやれる、という幸せな気持ちです。もし病気をしていなければ、当たり前の生活と思っていることでしょう。

目標を持って生きることも大事ですが、水の流れるごとく生きるという老子の考えにも魅力を感じます。この2つの考えが自分の中で交差します。どちらにしても、変化をプラスに受け止める、変化を楽しめればいい。変化を感じながらも10年1日のごとく「1日1生」を相変わらずの座右の銘にして生きている私がいます。

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