厄除大祭
故あって鎌倉へ行ったので、ついでに、鶴岡八幡宮に立ち寄ってみました。日曜日なのですごい人だかりでした。その中で、ひときわ目を引く一群があったので、興味本位で確認してみると、2月1日は、鶴岡厄除大祭3日イベントの最終日とのことでした。今年は、私にとっては、前厄、女房殿にとっても、神奈川式では前厄なので、当然有資格者であるのですが、祈祷費用が1万円とちと高い。そう思って様子を見ていると、人混みの列はきれることがない。聞くところによると、延べ7000人が参加しているということらしい。
不景気なのに関係ない人たちが集まっているのか、不景気だからこそ人が集まっているのか、私の現在の社会感からすると違和感がありましたが、こういうイベントには、人が集まるものだと思いました。興味深くみていると、境内の真ん中のセットされた場所で、名前を呼ばれ、もらった札の半分を、その場で焼却するという儀式でした。こうこうと燃え盛る火を見ていると、たしかに厄払いになっている、と思うから不思議なものです。
神社を、経営という観点でみたとき、このようなイベントは大変有効ではないか、と思いました。神社に対して、人はなにを求めているのだろう、と考えた時に、お互いWIN-WINになるのが、イベントだと思います。最近、寂れた神社をよく見かけますが、携わる人はこのような観点でいろいろ試行錯誤する価値はあるのでしょう。
政治も同様、との思いを持ちながら、帰ってきました。「前例がないからやらない」という言葉には強い反発を感じる私ですが、政官財民新しいアイデアの創出と具現化が益々必要な世の中になったのではないでしょうか?
私と女房殿の前厄除は、日を改めて、通常の祈祷をお願いする予定です。
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